[オイル漏れ修理] その3・LHロッカーカバーガスケットの交換で漏れ完治
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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電話ではなく直接出向いた理由は、面直の方が事実を正確に伝達しやすいこと、予約無しの飛び込みですが切迫(クルマが使えずに困窮)していることが伝わりやすい…と考えたためです。
その際に、あらかじめ発生した事実や、ユーザーである当方が確認できたこと、オイルを路面に垂らさないための暫定処置を行っていること、をEXCELシートに画像付きでまとめて印刷した報告内容(文書)を持参しました。
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修理を受ける側(ディーラーさん)からすれば、「いったん現車を預かって状況確認しなければ、対応の仕方(必要な交換部品など)も分からない」…となるでしょうから、「そのための判断材料として報告文書を持参しました。参考にしてください。」という主旨で、口頭で補足しながら説明をさせていただきました。
担当セールスさんだけでなく、サービスフロントの方も立ち会いの下で聞いていただきました。
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説明文書では、
・まず結論。発生事象と希望処置を書く。
・事実と行った暫定処置を時系列で書く。
・ユーザーなりの推定原因も参考で併記
しつつ、依頼事項を再掲してまとめ。
という流れで書いています。
文中、「車両火災などを防ぐため、早急に」とか「家族が安心して乗り続けられるようにしていただきたい」という表現を使っていますが、これは「ディーラーさんは年末の忙しいときであることは重々承知していますが、それでも年内に現車確認→修理を受けていただく」ように話を持っていくための、作戦的表現です。
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当方が当初、複数考えたうちの最悪(?)のパターンは「クランクシャフトのリヤオイルシールが劣化損傷」というものです。
メカニックさんに尋ねると、その場合はトランスミッションさえ降ろしてしまえば、車上でオイルシールの打ち替えは可能…とのことでした。
そうならない(原因は違う箇所である)ことを祈りました。
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調整の結果、2023年12月18日(月)に「故障診断」という名目で現車確認いただけることになり、エクシーガを一日、ディーラーさんに預けました(※修理費ではなく、診断料が発生します)。
現車確認いただいたところ、オイル漏れの発生箇所はLHロッカーカバーガスケット(助手席側カムカバーのパッキン)であることが判明しました。
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「クランクのリヤオイルシール(→ 重整備に)ではなく、ロッカーカバーGSKTだったか(→ 水平対向E/Gの持病かな)」…と、心の中でちょっぴり安心?したのはナイショ。作業ボリュームも、1日あれば修理できますので。
ディーラーメカニックさんの詳細な現車確認により、原因と必要な交換部品が判明したので、次回の入庫日程を再調整。
修理を2023年12月25日(月)(← ディーラーさんの年内最終営業日)にねじ込んでいただけることになりました。
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ただ、ディーラーさんも年内の最終営業日の入庫では余裕がない(他車の作業も立て込んでいる)とのことで、実際には前日の12月24日(日)に、1泊2日としてエクシーガを預けてきました。
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エクシーガtSは2012年式ですから、
・この時点で経年は11年
・走行距離は12万1千km
でのLHロッカーカバーGSKTからのオイル漏れが発生…ということになります。
また、LHロッカーカバーGSKTの経年劣化でオイルが漏れる場合、「ロッカーカバー直下にオイルが垂れ落ちる」のではなく、「エンジンブロックや、車体のメンバーを伝わって最終的にオイルパンの底面から垂れる場合がある」ということが分かったことも、個人的には収穫でした(前向きな経験値のレベルアップとして)。
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今回の修理費用は左画像の通り。
ロッカーカバーGSKTの交換は、恐らく全国どこのディーラーさんでも料金は同じはず(∵修理に必要な基本工数が定められており、作業工数=請求代金…となるはずですので)。違うとすれば、部品代かな(時価のようなものなので、あとになるほど値上げされますね)。
いずれにせよ、クリスマスの日にエクシーガが戻ってきて「家族が安心して」使えるようになったことは、大きなプレゼントになったと言えるでしょう(>ディーラーさんにも感謝です)。
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修理完了から数日後、家族が実際の使用に供試したあと、改めてLHロッカーカバー周りを眺めてみました。
上から見下ろすアングルでは、ガスケットからのオイル漏れを直接的に目視確認するのは困難でした(車体や他の部品とのスキマが狭く、矢視も限られるため)。
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車両前方に回って、下からオイルパン周辺を確認してみます。
修理入庫の際に、「漏れ防止の受け皿」としてDIY設置したアルミテープは剥がした上で、洗浄までお願いしていましたので、周辺部品もキレイになっています。
もちろん、オイル漏れの再発もありません。
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SUBARU純正OP(麓技研さんのOEM)のオイルミニチェンジャーもまだまだ現役です。
今回は、駐車スペースの床面にあった液滴痕からシール不良を想定したことにより、大事に至らずに完治することができました。
今後も「普段からのクルマの様子」を把握しておくことで、何か異常が起きたときにすぐに認知→メンテ(要すれば修理)できるように留意して、末永くSUBARU最後の(?)7シーターのエクシーガtSを使い続けていこうと思います。
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