ブレーキのエア抜き

ハイ。どこのご家庭にもございます、ワンマンブリーダータンク （https://minkara.carview.co.jp/userid/135377/car/654077/11097707/parts.aspx）の出番です。
デフォルト仕様のまま使用するには、少々不安を感じたので、下記変更を行っております。

・各ジョイントのホースクリップの締め付けが頼りなく、使用中にエアが入ることがあるとのことで、ちゃんとしたホースバンドに変更。
・ブリーダープラグへの接続は、使用中の脱落防止と脱着の簡易化のため、ワンタッチノズルを装着。

フルード交換とエア抜きの手順（ワンマンブリーダータンク を使用しない前提）。

本マニュアルは左ハンドル車両を想定したエア抜き順序になっているようです。
所説ありますが、僕はマスターシリンダーから遠い場所から順に行いました（リア左→リア右→フロント左→フロント右）。

フルード交換する場合は、リザーバータンク内の古いフルードを出来るだけ抜き取り、新品のフルードを目一杯投入しておきますが、今回はブレーキホースの交換で、何度も新品フルードを継ぎ足したため、抜き取りは不要としました。

サイドブレーキはリリースしておきましょう。
リアのブリーダープラグは7mmです。先にボックスレンチを掛けておいて、ワンタッチノズルを取り付けます。
後は、プラグを緩めればスタンバイOKですが、75°オフセットのボックスレンチでは、ワンタッチノズルと干渉し、ワンタッチノズルをシッカリ押し込めません。
このままだと、エア噛みする懸念があるので、ストレートタイプの7mmボックスレンチ探したところ、

ダイソーで買った、おもちゃみたいな薄口コンビネーションレンチしかなく、まさかの100均工具に助けてもらいました♪

ホームラン賞をあげますvv

さあ、ブレーキペダルを踏んで、フルードとエアを排出しましょう。
20回ぐらいダフって、長踏みホールドを数回やりました。逆止弁の性能は優秀で、チューブ内に空気は全く残っていません。これなら、誰かにブレーキを踏み続けてもらいながら本締めする必要もないかと思います。

ダフりとフルード排出量の感覚が分からないうちは、リザーバータンク内の残量を頻繁にチェックし、リザーバータンクが空にならないよう、フルードを適宜追加します。
リザーバータンクが空になり、マスターシリンダーにエアが入ると、エア抜きが大変らしい。

フロントのブリーダープラグは11mmで、75°オフセットのボックスレンチでもワンタッチバルブを使えました。

フロントはリアよりも、1回のダフりで沢山のフルードが排出される傾向がありましたので、リアと同じく気前よくダフってリザーバータンクが空になってた・・・なんてことにならないよう注意しましょう。
また、ブレーキフルードは塗装を溶かすので、零した場所は水でしっかり洗っておきましょう。