キャンプ熱再発？

デリカD：５に乗り換える決心をしたとき、S６６０との別れの原因を作った娘に言われた言葉が、たまに耳の奥で響く。

「ふーん。結局三菱なんだ・・・。」

三菱の車は、新車で買ったカローラ全損後の肌色ランサー、妻のミニカ、夫婦になってからのパジェロ、スペースギア、レグナム、シャリオグランディス、アウトランダーって乗り継ぎ、娘たちの記憶にあるのは、すべてが三菱の車だと思う。

その後、輸入車の車づくりの思想に傾倒し、プジョー２０７、４０６クーペ、５００８と乗り継いだ。４０６クーペは本当にすごいと思った。これが自動車なんだと。

でも、プジョーさんたちでは、蝦夷地のワイルドなキャンプシーンにおいて荷が重たい感じ。

プジョーさんに別れを告げ、孫のキャンプデビューを視野に入れ、デリカにたどり着いた。５００８より広かったし、燃費もよかったし、車の顎や腹を打ちそうもない作りだったから。

で、親の転勤により孫が私たち夫婦の目の前から居なくなり、孫との今夏のキャンプだけを思い描くわけだが、その前にゴールデンウイークがある。妻はテント泊は嫌だが車中泊ならいとわないらしい。昔はキャンプ三昧で北海道中を訪ね歩いたのにね。テント泊は嫌だと・・・。ホテルの予約も今からじゃ無理だしね。

しかし、車中泊で煮炊きは無理でしょ？道の駅や道路わきのパーキングスペースで車中泊というのも、私にとってはキャンプ場より物騒な気がしないでもない。

車中泊は緊急避難的な手段だと考えるのは、私だけなのかな？

以前はキャンプ場のフリーサイトでテント泊三昧していたが、妻は車中泊希望なのでフリーサイトにスクリーンテントを設営して、寝るのは駐車場に停めた車になるのかな？基本的にカーサイトは借りないルール。私は、スクリーンテント内にコットを置いて寝ようかと考えている。

車中泊の際、フラットにしたシートの凸凹解消マットを購入するのもいいが、あくまでも宿泊の中心はテント内と考えているので、それへ投資するのに抵抗がある。暇を見てイレクターで車内のフラット化を試みようとは思っているが、あくまでも一人の時のみの車中泊と考えているので、妻の希望を満たす車中泊のためとなるとあまり気乗りしていない。イレクター代だって自分持ちだと思うし。

しかし、以前使っていたテントやスクリーンテントは加水分解が始まっていることが昨年わかり、使用することに不安が残る。加水分解でトレッキングシューズを３足ダメにした我が家では、加水分解という言葉は恐ろしい響きだから。

前置きが非常に長くなったが、コールマンの「タフスクリーンタープ/４００」なるものを購入した。

去年の夏に『Quick-Set Screen Shelter』というスクリーンテントを輸入したのだが、でかすぎて車に乗せることもできないほど。おまけに重いし。奇特な方がヤフオクで落札してくださった。これが届いたときは驚愕したね。全長２メートル、周囲８０センチ、重さ２０キロ。アメリカをなめていましたね。こんなもん運べる車は持っていないね。当時は５００８だったし。このテントは６０秒で立ち上がるというのが肝だったのだけれど、現地まで運べないのはねぇ。広げると、縦横3.75m、高さ2.39mという触れ込み。もちろん広げていないまま出品したけど。（苦笑）

ってことで、やはり安心のコールマンかな。アメリカが起源だろうけど、少しは持ち運びのことも考えてくれているから。アウトドアで快適に過ごすということに関しては、悔しいけどコールマンはよく考えていると思う。初心者向けと陰口をたたかれているが、全く悪くない製品群だと思う。広いし、安いし。おおざっぱな設計（コンセプト）や、FRPのポールだけは、いただけないけどね。

で、このたびはジュラルミンポールの製品をアマゾンの商品ページ内にある、「こちらからも購入いただけます』から購入したのだが、アマゾン本体よりちょっと安かったので、本当に届くのか心配中。今年のモデルみたいなので、意外に高いね。