【ヴィッツHV】ヘッドライトのLED化

ヴィッツハイブリッドの純正ヘッドライトはハロゲン55WのHIR2規格です。
納車当初から暗くて不満を感じLED化かHID化をしたいと思っていましたがタイミングよく日本ライティング(nlc)様からLEDバルブキットをモニター提供していただくことになり、早速取り付けを行いました。
写真はそのBefore and Afterですが色味、明るさともに非常に満足しています。nlc様のご厚意に感謝いたします。

提供して頂いたモニター品はアクア/ヴィッツHV専用設計でヘッドライトカバー一体となっていて配線が内部に隠れるため見た目もスッキリと純正風に仕上がると期待しています。
スペック(メーカーHPより)
・規格：HIR2
・消費電力：25W
・明るさ：6400lm(2本の値)
・色温度：6500K

説明書を熟読(といってもむつかしくありませんが）し注意書きにある「ヘッドライトスイッチをOFF」「光軸調整のレベライザーをゼロ」にして作業開始です。

★ハロゲンバルブの取り外し
最初にヘッドライト裏の作業スペース確認です。運転席側の方が狭いのでこちらから始めます。狭くて作業できなければバンパーを外してヘッドライトユニットを外す予定ですが何とか出来そう、やってみましょう。
①ヘッドライト後部の灰白色のヘッドライトカバーを半時計方向に回して外します
②外れました。中にバルブが潜んでます。
③ハロゲンバルブを半時計方向に回して外します
④バルブからカプラーを外します

★LEDバルブユニットの観察
⑤ドライバーユニット内蔵のヘッドライトカバーとLEDバルブです。放熱性を考慮したのかアルミダイキャストのようです。
⑥LEDバルブです。バルブはファン部と偏芯したユニークな形状です
⑦冷却ファンもついています
⑧バルブを取り付けようとしましたが硬くて回し辛かったので爪のエッジ部を面取りしました。もちろんコンタミ混入防止にマスキングをしています。

★LEDバルブユニットの取付け
⑨LEDバルブを少し硬かったですが時計方向に回して取り付けます。
⑩配線途中にある矢印のドライバー(orコントローラ？)をヘッドライトユニットの中に押し込みます。
⑪写真赤丸のカプラーに車両側のカプラーを接続します。
⑫このカプラーも同様にヘッドライトユニット内部に押し込みます。この時に2本の配線が絡まないように取り回しに注意をしました。
⑬ヘッドライトカバーをはめ込み時計方向に回し固定します。ヘッドライトカバーの4か所の爪は不等配なので角度が違えばはまりません。
それを知らずに「何で入れへんのやろ？」と暫く悩んでいました。
⑭取り付けた状態です。ラベルの方向がこの角度でしかカバーは入りません。(見たらわかりますね）
配線も外に出ず純正風。しかもカバーが銀色輝きグレードアップ感を醸し出しています。

続けて助手席側も同様に作業をして完了です。
作業スペースが狭いことからヘッドライトカバー内の配線の始末に手間取りましたが、ゆっくり作業をして約1.5時間かかりました。慣れれば30分以内で出来る工程ですね。
とにかくバンパーを外さずに作業が出来て良かったです。

★昼間の比較
フォグランプをLEDに変えたため色味を合わせるため純正ハロゲンから一旦色温度5000Kのハロゲンに交換していましたが明るさには不満でした。
今回LED化するにあたって純正のハロゲンに戻しての比較写真です。色味はフォグ、ポジションとバランスよく良い感じです。

★夜間の比較
ドライバー視線で撮影した夜間の照射比較写真です。(フォグランプは無点灯)
ロービーム・ハイビームとも圧倒的に明るく白くて綺麗です。カットラインもはっきり出ています。
なお見た目の光軸のずれも無さそうですが近々に６か月点検があるので念のため光軸もデーラーで確認してもらうつもりです。

今までのハロゲンでは夜間の山道では補助灯としてフォグランプを併用していましたがこの明るさならフォグに頼らなくても安心してドライブを楽しめそうです。