WRC2018初戦のモンテカルロはやっぱり雪で苦労、そしてトヨタが

最後のステージとなるパワーステージを、JSPORTSでばっちり見れました。
これまでの結果はWRC.COMにて確認していたのですが、昨年までと少し見方が変わってしまって、慣れないですね。

今年のモンテカルロですが、当初は比較的気温は上がったそうなのですが、結局雪はたっぷりと積もっています。
特に1日目はナイトステージであるため、各チーム結構苦労しており、滑りまくってますね。
特にヒュンダイのヌービルが、初日から遅れてしまったのが痛いですね。
M-SPORTオジェは順調にトップを維持している状況。

そのM-SPORTですが、今年からフォードの参加が復活しており、チーム名としても「M-Sport Ford World Rally Team」となってます。

そしてトヨタですが、昨日の結果、2位タナック、3位ラトバラ、4位ラッピと2位以下を締めるという状態に。
トップのオジェがどうなるかでとんでもない結果となるかでしたが...

っで、最終パワーステージの結果はこのようになりました。

1位：シトロエン ミーク
2位：ヒュンダイ ヌービル
3位：ヒュンダイ ミケルセン

そして、総合順位はこのように。

1位：M-SPORT オジェ
2位：トヨタ タナック
3位：トヨタ ラトバラ

総合順位では、オジェが順調に優勝となり、トヨタが2位、3位の結果に。
そしてパワーステージとしては、シトロエン ミークに ヒュンダイ ヌービルとミケルセン。
この結果により、ポイントが各マニュファクチャラーに分散となりました。
M-SPORTとトヨタが33ポイントで並んで1位となっております。

昨年年間順位がオジェに届かずで、今年こそはとなっているヌービルが、今年も雪に悩まされておりましたが、何とか総合5位、パワーステージでも2位でポイント獲得となりました。
そして、シトロエンのミーク。
リタイヤかポディウムかの両極端となりやすかった昨年でしたが、今回は、総合4位にパワーステージトップの結果となりました。

トヨタですが、まず今年からトヨタに移籍したタナック。
今年から2年契約だそうなのですが、チーム内でもラトバラとタナックで争う状態となっています。
ラッピも頑張っていたのですがパワーステージでコースアウトによりタイムロス。
ゴールしたときに憮然とした顔となっておりました。
パワーステージで4位から7位にダウンですものね。

毎年、モンテカルロはとにかく雪に苦戦していますが、今年もやっぱり雪でスリップが多い状態となりました。
コースによっては雪が解けていたりするので、かなりコース状態が異なるのをどう対応するのかでも、ずいぶん違うようでした。
ヒュンダイのソルドなんかもデイリタイヤとなっちゃいましたしね。

そうそう、今年はシトロエンにセバスチャン・ローブがスポット参戦する予定。
ローブについては、北海道で実際に走っているのを見たことがあったりしますので、大変楽しみです。
最後に参加してから結構間が空いているので、さてはてどのような結果となりますでしょうか。

次回、ラリー・スウェーデンは2/15～2/18となります。

ではでは～。