本日、待望のクラウンの試乗に行って来ました。
ネットで一番気になっていたグレード 3.5 RS Advance
を試乗車として置いているお店に行きました。
店舗に着くとこの写真の試乗車がドーンと置いてあり
期待値が膨らみます。対応して下さった営業の方は
久々に話が出来るクルマ好きな方で、結構話し込んで
しまいました(爆)私の81に的確な突っ込みを入れて
来るところが、下手な営業と違い、おっ!となりました。
ここ数年ディーラーに新車を見に行ってはなかったので
非常に楽しくかつ興味深く新型クラウンを堪能出来ました。
先日は時間がなくゆっくりと見ることが出来ませんでしたが
今回はじっくりと見れました。
フロントは上から見下ろすより、カタログやネットで
出ているような下から見上げるか角度の方が格好良く
見えるかも知れません。
先代の210系でこのデッカいグリルに見慣らされていたので
前回も書きましたとおり、そのデザインをうまく昇華させた
デザインなので、個人的には全く持って問題なく、結構好きです。
リヤ周りは5ドアハッチバックに見えなくもない
デザインですが、これも個人的にはそんなに気になる
ものではなく、Cピラー部の小窓も良いとは思います。
むしろ広く見えるので良いんじゃないかなと。
新型クラウンのこのアングル、結構好きなんですよね。
営業の方が言っていたのですが、このRS系グレードだけ
フロント・リヤのウインカーがレクサスのように流れるそうです。
LEDシーケンシャルターンランプというそうです。(カタログより)
アルミですが、このスクリューみたいなデザインは個人的には
余り好きではないんですよね。5本スポーツなら、ズドーンと
延びるプレーンスポークの方が好みなのでね。
これはマイチェンでデザインが変ることを期待しておきます。
色はオプションのブラックスパッタリングで良いですね。
タイヤの銘柄ですが、やはりREGNO(レグノ)でした
で、グレードは何かな?と思ったら、市販品のGR-XIかと
思いきや、
専用開発品のGR001だったんですね。
他のメーカーのタイヤの可能性もあるとの事でしたが
それだとダンロップあたりになるのでは?との事。
ただ未確認のため何になるかはクルマが来てみないと分からない
みたいです。
個人的には、POTENZAの方がRS系には良いのになぁと
思うところではあります。先日、コッソリ7年ぶりくらいに
S001からS007Aというモデルにモデルチェンジしてた
様で、こちらのタイヤも気になります。
運転席周り
この車両は内装がホワイトになっていたんですが
個人的にはブラックの方が好きですね。
そして普通の方なら余り気にしないところかも知れませんが
私の場合、高級車ならココが非常に気になるポイントです。
ドアストライカー、200系から付いて、先代の210系とありましたが
ストライカー自体がずっとメッキ加工されてないのがちょっと
残念なところです。そろそろメッキ加工の物を採用して欲しいなと。
500万を超える、トヨタの高級車なのですから、ここはセルシオの時や
レクサスに採用されているメッキタイプを早く採用して欲しいですね。
もちろん、内装の○○調パネルは本○○パネルにして
欲しいですね。ここも今後のトヨタの高級車の課題かと思います。
先代210系のマジェスタも本杢パネルではなく、木目調パネル
だったのが非常に残念なところでしたから。
そして、リヤドアとフロントドアの隙間にある、
ウェザーストリップ、これは嬉しいですね。
30系ウインダムの流用が流行って私の81にも
つけていますが、これがあるのとないのでは
イメージも違うし、これは良い点かと。
メーターですが、これは実際に実物を見ていただきたいです。
写真では立体感のあるメーターリングと光り方が
全然写ってません。本当に実物は立体感があり
非常にキレイな光り方をします。さすがはトヨタと
思わせる自発光メーター(オプティトロンメーター)
です。
またこの車両は、MOPのカラーヘッドアップディスプレイが
装着されており、非常に見やすかったです。
これも驚いたのが、トヨタ純正のデジタルインナーミラーです。
バックカメラの横にもう一つこのデジタルインナーミラー用の
カメラがついており、ルームミラーの通常で言う、防絃側に
レバーを倒すと、カメラ映像に切り替わります。レバーを
戻すと通常ルームミラーになる代物です。
これ部品で取り寄せて、取り付けできないかなと思ったり。
可能ではあるとは思うのですがね。と、また変なことを
考えたり(^^ゞ
3.5Lだけのハイブリットシステム、MULTI STAGE の
エンブレムがついたところがまたニクイですね。
このエンブレムだけ発注してなんちやって仕様
すぐに出来そうな感じ(爆)
と、概観を中心に書いて来ましたが、それでは次は
初の3.5ハイブリットの走りの感想をいきたいと思います。
今回、足回りの固さと加速性能などを選べるモードで
RS仕様は他のグレードにはない、SPORT S+ という
最もスポーティなモードが用意されています。
従来の私の81なんかのATで言う、ECT-S のPWR(パワー)
モードみたいな感じです。
それに足回りはTEMS(テムス)でいうSPROT(スポーツ)
の固めにした感じのセッティングでしょうかね。
まずアクセルを踏み込んだ時の加速が物凄いです。
なんだろう、ターボとは違う、アクセルを踏み込んで
直ぐに一気にドカっと加速するという感じです。
本当に速い!と感じます。あの2t超えるボディを軽々と
一気に加速させます。3.5L V6エンジンのトルク感も
さることながら、0発進時の加速はトルクの太いモーター
のアシストが物凄いんだと思います。そのあとの
3.5L V6のもりもり盛り上がるエンジントルクと言う感じです。
アクセル踏み込んだ際の加速タイムラグなんかは皆無で、
非常にスムーズですね。
次にNORMALモードでも試してみました。
営業の方はSPORT S+と比べると遅く感じますよと
いうものの、いやいや、そうでもない3.5L V6のトルク感が
たっぷりと感じられる加速でした。SPORT S+に比べたら
マイルドなだけで、今までの2.5Lのハイブリットとかでは
感じない非常にトルクフルな加速でした。NORMALでも
不満はないです。
ブレーキも3.5Lだけフロントに対向4ポットアルミモノブロック
キャリパーもお陰もあり、非常によく効きます。
かといって、カックンブレーキになったりはしないので
非常に良い感じですね。81にも欲しいです、このキャリパー(^^ゞ
乗り心地もタイヤ部分として感じるのは、として専用開発の
REGNO(レグノ)のタイヤが効いているのか、ロードノイズも
皆無だし乗り心地も全然気になるところはないです。
TNGAのシャーシも効いているのかと思います。
最初、トヨタはレクサス専用のこのシャーシ、
トヨタ車には使わせないという話があったとか。
でもそうもいって居られ無くなったのか、今回の
新しいクラウンでLS用のものをクラウン用に
作り変えているとの話ですが、それの効果は
顕著に走りに現れているのかも知れません。
ニュルで走り込んでテストしたというのもまんざらでは
無い感じですかね。
試乗を終えてこの3.5Lハイブリットは非常に良い
ですね。買えるなら是非欲しいですねぇ。
ただ、いかせん価格が『いつかはクラウン』なんで
夢のようなクルマかも知れません(^^ゞ
試乗後、ショールームに戻って営業の方と
話していたところ、乗っていて面白いのは
この3.5Lではなく、2.0Lのターボの方であると。
理由を聞くと、3.5L比べて軽い車重や、
ピックアップの良い、ターボエンジンが
非常に気持ちよいとの事です。
先代の210系から10PSほどスペックアップしている
というのもあるのかも知れませんが、クルマとしての
バランス、乗っていての運転していての楽しさが
2.0Lターボの方が上ですと。
3.5Lは速いけど、面白みがない。
そうレクサスのLSとかの感じですと。
絶対、2.0Lターボの方が面白いので
試乗車が入ったらまた連絡しますとの事でした。
そこまで言われると乗ってみたくなるのが
心情、先代210系でも後期でターボが出た際に
試乗には行き、8AR-FTSのエンジンには乗っては
いますが、きっと、この新しいボディとの
組み合わせだとチューニングも変わっているし
おっしゃる通りなのかも知れません。
これでまた楽しみがひとつ増えました。
カタログを眺めていた時から気になっていたのは
どちらもRS Advanceグレードで
3.5L ハイブリットか、2.0L 4気筒ターボのどちらか
だったんでどちらも乗り比べれるというのは
非常に願ってもないチャンスですね。
その日が来るのを楽しみにしたいと思います。
以下、展示車では一番売れ筋の2.5L HYBRID
ベーシックグレードのSが置いてあったので
こちらも写真に撮ってきました。
一部、照明の関係でピンポケになっているものも
ありますがその辺はご了承を
2.5 HYBRID S プレシャスブラックパール<219>
アルミは17インチとちょっとさびしい感じですが
悪い感じではないです。でも出来れば18インチが
欲しいところですね。