セッティング備忘録

昨日会社でちゃっちゃと組み付け＆ＷＲをＡ＝１０ｇ、Ｂ＝８ｇとトータルを純正と同じ数字にしていました。

が、ちょいちょい気になる事があったので今日は家でしっかりと工具を用意しセッティングをすべく気合入れてユニバーサルホルダーとＷＲを７ｇ、１１ｇと用意しました。

カバー類は適当に外し、ユニバーサルホルダーをセットしプーリーを外します。

この時点で昨日はインパクトを使っていました。
おそるおそる外してみると、体感的にではありますがトルク不足でした。
びびって軽く締めたので、オーバートルクよりはクランクシャフトのスプラインなどにダメージは与えないでしょうが緩んじゃったら最悪な事になるのは間違いありません。
とりあえず問題になるまえにしっかり確認できたのは良かったです。

今回はいろいろ試しました。

まずＷＲをＡ１１ｇ、Ｂ７ｇの合計５４ｇ＝純正と同じ
純正のシムも入れる

このセッティングの意味は星野プーリー独特のもので、ＡガイドとＢガイドの重さを離すとワイドレシオ感が出るというもので、それを狙いました。

結果的にですが、昨日の１０ｇ+８ｇとの違いがわかりませんでした。

で、ここからシムを抜いた仕様に。

これは如実に効果が出まして、ゼロスタート時の
「回りすぎてる感」が緩和され、純正よりも純正らしい？滑らかなスタートです。
もちろんアクセルを急開すると普通に７５００回転で変速をし続けますから加速力自体は問題ありません。
かなり良い感じです。

シムを抜くと当然落とし込みが減るのでクラッチ側に入り込んでます。

これはゼロスタートの時に若干ハイギアードになるということなので、狙ったフィーリングに近づいたということなのでしょう。

さらにこの後、ＷＲの重い方を１０ｇにしてみました。
トータル５１ｇですね。
シムは抜いたままですから若干ハイギアースタートを高めの回転数で引っ張る感じ、になるはずです。
これが吉と出るかは乗ってのお楽しみなんですが、ここで時間切れです。
プーリー全体のレシオがロングになったはずなので中間加速～高速域までのフィーリングの変化に期待しています。
幹線道路が６０ｋｍ/ｈ+αで流れていますからそのあたりで巡行するときに回転が抑えられるようなセッティングがベストなのですが、１２５ｃｃという縛りだと難しそうですね。