先週は中国に出張していました。
訪れたのは主に上海です。
以前、広東省には行ったことがありますが、都会は初めて。
上海市は常住人口が2433.4万人(2012年6月末)という大都会です。
スプラッシュに関連するネタということで昌河鈴木の派喜(スプラッシュの現地名)を必死で探しましたが、1台も発見できませんでした。
SX4やアルトは見かけましたが、残念ながら写真を撮ることは出来ませんでした。
仕事のことは書けないので観光のことを書きます。
まず乗物から。
上海には浦東と虹橋という国際空港がありますが、浦東空港から上海市街に向かうのに上海磁浮列車というマグレヴ(←リニアモーターカーは和製英語なので海外では通じません)があります。
このリニアの最高時速は430kmですが、空港からたったの30kmほどの区間しか走っておらず、途中の駅もなし、しかも上海中心部に行くには地下鉄に乗り換えなければならない不便な環境で運営されています。
この区間は地下鉄も通っているので空港~上海中心部は地下鉄だけで結ばれていますが、わざわざ乗り換えてリニアに乗ることなります。
発車後、7~8分で到着してしまうので確かに早いんですが、一般の中国国民は乗らないでしょう。
リニアの話題性優先&収益無視で無理やり運航している感じです。
地下鉄はだいたい3~6元程度(1元は16~17円)ですが、リニアは普通席で基本50元(往復割引や飛行機搭乗割引があります)。
座席は貴賓席と普通席がありますが、貴賓席車両には入れなかったので写真は普通席しかありません。ちなみに貴賓席の運賃は2倍(100元)です。
駅が2箇所でその区間を往復運転しているため、ちょうど真ん中で反対行きの車両とすれ違うのですが、これはすごかったです!
新幹線のすれ違いが
ヒュンヒュンヒューーン・・・という感じとすると
リニアは
ガン!バン!という感覚、一瞬の出来事で余韻もなく、写真撮影なんてまず不可能でしょう。
これが事故ったらどうなってしまうのか・・・と恐ろしくなります。
事故といえば新幹線。
2011年に追突脱線事故があり、この時は原因調査もほとんどなく事故車両が埋められてしまい、話題になりました。
中国新幹線には車両の先頭に書かれている和諧号という愛称があり、これは調和(仲良くしよう)という意味とのこと。
そうなってほしいですね。
なお、この新幹線の座席がなかなか面白いです。
まず下の写真で上段が商用席=ビジネスクラス(この写真は先頭車両なので同じ仕様の観光席)のシートです。1列3席しかない豪華席です。
下段は一等席=ファーストクラスなので飛行機とクラスの表現が反対です。
その他に日本の新幹線同様の3+2列(二等席)もあります。
そのほか仕事の合間に少しだけ観光も出来ました。
まず上海と言えば高層ビル群です。
以前は上部に空間がある上海環球金融中心が上海で一番高いビルだったそうです(高さ492m)。
この建物は栓抜きビルと呼ばれていて日系企業もたくさん入っています。
その隣に建設中なのが上海中心です。
上海環球金融中心は
森ビルですが、上海で一番が日系では納得できない中国の威信をかけた632mのビルが建設されています。
よほど気に障っているのか、わざわざすぐ隣に建てちゃうところが、面白い発想ですね。
なお、右側の写真は長い間上海のシンボルであった東方明珠塔(テレビ塔)です。
これは高さ468mです。
こちらは豫園という庭園で観光スポットなので、平日でも賑わっていました。
ここは観光客用の土産物屋が並んでいるので、ここで家族へのお土産を調達しました。
この雰囲気の建物にスタバやらハーゲンダッツが入ってるってのが中国っぽくて良かったです。
これは泊まったホテルの隣にあった建物ですが、ブーツみたいな形です。
すごいセンスだ・・・
タイトル画像のように夜景はきれいですし、食べ物も美味しい(5日間連続昼夜中華フルコースだったのでさすがに後半はきつかったですけど)のでまた行きたいです♪
Posted at 2013/09/01 18:15:28 | |
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