※ オマエの写真に芸術性なぞ感じないわ ! というツッコミはご容赦願います ww
近頃はデジタルカメラの普及により、大きなカメラを抱えて歩く人も増え、昔のように隅っこで小さくなって写真を撮らなくても済むようになりました。大変ありがたいことです。
ところで、デジタルカメラで写真撮影の道へ入って来た方々は当然天然色の写真を撮られていることと思います。写真を撮るときに出来上がりの画像の色彩について考えながらシャッターを切っていると思いますが、明るさについては考慮されていますか? というのがこのブログの趣旨です。
僕のようにフィルムカメラで、しかもモノクロ写真から入ってきた方達は多分何を言いたいのか見当がつくと思いますが、まずは次の写真をご覧ください。
つつじの写真です。ちょうど今盛りですね。
こちらの写真では白、薄いピンク、濃いピンクの三色の花が写っていますが、好みは好みとして、それとは別に写真を撮るときにどの色を主題とするかであまり選びたくない色があります。
答えになりますが、次の写真をご覧いただきたいと思います。
上の写真をモノクロにしてみました(フォトレタッチソフトを用いて彩度を下げています)。
上下の写真を比べてみると分かると思いますが、濃いピンクの花がモノクロ写真ではまるで引き立たないですよね。濃いピンクの花と緑色の葉の明るさが、ほとんど変わらないのでこうなります。
フィルムカメラでモノクロ写真を撮ると、一度や二度はこのような経験をし、嫌でも色彩と明るさの違いを認識します。
今写しているのはカラーなんだから気にしなくてもいいじゃないか、と思われる方もおられましょうが、主題を引き立たせるために取れる手段は取っておくのは悪いことではないと思います。どうしても、という場合には、それこそフォトレタッチソフトで緑の彩度を下げたり赤の彩度を上げたりという手段も取れますけどね。
おまけ
Posted at 2017/05/03 15:52:59 | |
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写真・カメラ | 日記