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2017年11月17日

堂々と車検突破。更にオマケも・・・。

堂々と車検突破。更にオマケも・・・。 3年なんて長いようで短いもんだ。12月14日(だったかな?)に初回車検の期限が来る。

よく言われるように車検は1ヶ月前から受けられる。この話には裏があって、もうちょっと前から受けられるの、知ってた?

と、いうことで11月10・11日で済ませてしまった。2日掛かった事情は後ほど。

技術が進歩したのか、当たりが良かったのか、定期点検以外はブレーキフルードの交換だけ。これは替えないと、3年経っていると湿気を帯びて、フルードの性能は低下している。一番アブナイのは、
ベーパーロックブレーキフルードに混じっている水分がブレーキの熱で沸騰して、最悪、泡を圧縮するだけになってブレーキが効かなくなる。

以前は、最低でもブレーキのマスターシリンダーをオーバーホールしたものだが、この頃、そんなのは無い・・・。「こんだけ(「これだけ」の関西弁)?」。

浦島太郎になってまった(._.;)。

おまけに法定費用は自賠責と代行料だけ。クリーン・ディーゼル車は環境改善促進車両に認定されているから、初回車検の時の重量税は払わなくていい。これが、結構デカくて2万円余りが浮く。税金が要らないと、どういう訳か無茶苦茶、得した気分になる。この分は、パックdeメンテに回した。これに入っていると、有償のはずの作業が、点検と抱き合わせで作業工賃がタダになることが、間々、ある。時と場合によるけど。

最近の車検は、あの手この手でサービス合戦になっているが、我がディーラーさんは、早期予約、上旬入庫予約(1~10日の入庫)、パックdeメンテ加入者特典、平日お預かり、代車不要などの特典で1万円、サービスしてくれる。この分は、保証延長の足しにした。「保証延長なんて、要るか?」という意見もあるが、そこそこのパーツの交換にでもなったら、一発で浮いてしまう。作業工賃だけでもパーツ代より高くなるのも珍しくない。それにコーティングのメンテもやってくれる。このメンテが大いに助かる。表面の様子も確認してくれるからだ。これでクルマ丸ごと、5年保証(ただし、10万kmまで)。あと2年はゼニの心配不要。

他にも裏技がある。有償なのがタダになる場合もあるんだが、要は話の持って行き様なのだ。

ディーラーさんは歩いて10分くらいの所にあるから、代車なんて要らないし、どうしても出掛ける用事が出来たら駅まで5分。バスもいろんな方面に出ているから、交通の便に不便は無い・・・じゃあ、クルマ要らねえじゃねえかと思うだろうが、イジりと運転大好き人間のオレは、手放す気はサラサラ無い。みんカラに便乗しているぐらいだもんね。自動運転なんて、到底、要らない(もっと、歳とれば話が違ってくるかも)。

1泊2日にしたのは、双方に事情があってのことだ。ディーラーさん側は、何かあるかも知れないから(オレが、どこをイジっているか、わかったもんじゃないから心配で)予備として、もう1日欲しい。こっちの事情は、エンジンが完全に冷え切っている時の音を確認して欲しいから。

「音」と書くと、大袈裟だが、エンジンが完全に冷えている時にRやDに入れると、音と振動が出る。6~7分走ると、段々消える。そう言えば、気温が下がると、消えるまで、もうちょっとかかるみたい。

こんなものなのかも知れないが、暖まると消えるから、朝一の冷えた時に確かめてもらうのが丁度いい。歩いて10分の所とは言っても、走らせて持って行ったんでは暖まってしまって、着いたころには異音が出なくなってまうのだ。

エンジンを掛けて6~7分が勝負。それ以上経つと、解らなくなる。

2日目の11日の朝一に徒歩で出向いて、運転席にオレ、助手席にサービス課長が座って、エンジンを掛けてRとDに入れると、音と振動の認識は一致したし、RとDで違うのも確認できた。

話は変わるが、このサービス課長とは、妙に気が合う。「阿吽(あうん)の呼吸」とまではいかないんだろうが、考え方や価値観が、よく似ている。この課長は、何かを利用して、別の機能をさせるのが好きなタイプ。

例のシーケンシャルウィンカーだが、販売会社の規定で「ハザードランプを点けた時は、シーケンシャルウィンカーは消してくれ」というので、ハザードスイッチを使って配線に細工して、そうしたが、装着されている物が点かないのは、保安基準に抵触する。この方が具合悪いじゃねえかと、販売会社の本社に詰め寄って、無理矢理、規定を変えさせてやった。

ディーラーさんの敷地は、持っていようが借りていようが私有地だ。だが、不特定多数の人やクルマが出入りするから、道路交通法上は公道に準ずるらしい。「スーパーの駐車場で事故っても道交法が適用されるじゃねえか。なら、道路運送車両法の保安基準も順守しないと矛盾するじゃねえか」と屁理屈をこねた。ら、「やっぱり点くようにしてくれ」と、相成った。

話を戻して、冷間時の音振。Rに入れたまま、ボンネットが何かに触れているのかと開けても、変わらず。手で押さえられる物を、あちこち押えても結果は同じ。

助手席に戻ってきた課長は「エンジンマウントが怪しいなあ」と言う。シフトレバー・パーキングブレーキのレバーやハンドルにも微振動が出るし。「車内じゃねえか?」と言うと、「違う」と言う。エンジンマウントは想定外だった。

「エンジンマウントが・・・」と言うぐらいだから、音と振動が許せる範囲には収まっていないという事だ。

RとDで音が違うし、振動の程度も違う。これはエンジンの回転方向は変わらないが、ミッションの出力軸はRとDでは反転するから、マウントへの力の掛かり具合は変わる。動こうとしているのにブレーキで押え込んだんでは、エンジンとミッションの両端はは捩じれる関係にもなる。

オイルの入っているマウントが、1ヶ所あるそうだ。クルマの暖まり具合に影響されるのは、先ず、これだ。冷えている時は、中のオイルは固い。このマウントを交換してみようかということになった。

交換は保証でOK。それでも変わらなければ、残りのマウントも含めて、考えてみよう、と。

すべてを一斉に替えると、どれが原因だったのか解らなくなってしまうのだ。クルマ関係じゃないが産業ラインの機械のメカニックだったオレも同じ意見なのは、言うまでもない。消えればいいじゃねえかってもんだが、原因をはっきりさせないと一時的に治まって再発する場合もあるし、どうなるか興味津々。

ところで、オーストラリアの自動車メーカー、Holden(ホールデン)が生産を止めると発表した。どうせ、どこかが買うんだろうが、ニュースで工場のラインの映像をを見ていて、ふと気が付いた。

整備要領書とパーツリストのイラストを見ると、マウントはエンジンとミッションをぶら下げる構造になっていている。と、いうことは、工場の生産ラインではエンジンとミッションを予め組んでおいて、下から入れているはずだ。実車を見ても、どうやっても上から積むのは無理だし。

どこのメーカーでも、大抵は下から持ち上げて積むんだが、エンジン+ミッションを設計上の寸法のドンピシャの位置に合わせるのは、ワークタイムの限度もあって極めて難しい。持ち上げるモノが重いから油圧リフターも多少は動くし、車体側もラインを流れてくるたびに位置が違う。ここで言う寸法の単位はミリだが、機械の場合、位置決めは100分の1ミリ以下、場合によっては1000分の何ミリって話になる。生産ラインの機械類は、見た目はデカいが精密機械と言っていいぐらいなのだ。

マウント交換は、やってみないと解らないという種類の作業だが、結果が楽しみ。

さて、どこも外したりノーマルに戻すこと無く、車検は終了した。ディーラーは陸事より判定が厳しい。保安基準の不適合を見落とすと、分解整備の看板を下ろさなければならないからだ。「適合か不適合か、解らいなあ」と言う場合は、車検の前に見てもらうか、ノーマルを積んでおけばいい。そうすれば、偶然、運輸局の監査が入っても「ノーマルに戻してるんです」で通る(ようだ)。

これで、ディーラーさんの御墨付きの下、堂々と乗れる。
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Posted at 2017/11/17 10:00:04

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