いぬーだのブログ一覧

タンク、メインスイッチ、ハンドルロックとすべて同じキーなのですが
どうしてもヘルメットホルダーだけ固着してキーが入ってくれません。

というわけでヤフオクで同じ形の安いやつを購入しました。



これを分解して、手持ちのキーに合うように調整しました。



防犯上の理由であまりその辺りの写真をアップしている人はいませんので
僕もそれにならいますが、要はキーを差し込んだ時にシリンダーがフラットになるよう部品並べ替えるだけです。もちろん細かい部品が多いのでピンセットは必須です。
今回は当たりが悪かったのか、ありとあらゆるパターンを試しましたが
既存の部品ではフラットになりませんでした。
仕方なく部品を一枚抜いて完了としました。

その頃TZR50はネイキッド化の為、いろんなパーツを購入するも
何故かめっちゃ間違えて発注してしまい、似たような部品が家に二つ存在するはめに。
①ヘッドライトを180mmの物を買ったら大きすぎ→正解は130mm
②デイトナのやっすいブレーキホースひねり０度でつかず→正解は90度
③バックミラーやっすいのをAmazonで買ったらネジ径間違えた8mm→正解は10mm
※右ミラーはマスターをニッシンに交換したため
　ミラーホルダーは正ネジになっています

そしてもう一つ、メーターステーですがよくヤフオクで出ているキタコが出していたアルミのステーを運よく落札できたのですが、どうやらTZR50(3TU)用らしく
純正メーターだとうまく装着できませんでした。まあアルミだし削ればいいやと思っていたのですが、たまたまメルカリでTZR50R用が出てきてそれを購入しました。
質問でメーカーを聞きましたが不明との事、でも間違いなく4EUに付いてたとの事なので購入。
鉄製でさびていたので、グラインダーで錆を落としシリコンオフで拭いて
カーボンのカッティングシートを貼りました。

エンジンを載せて他の細かい部品も装着し
微調整をしていきます。

リアブレーキの調整、電気系の接続や確認、
シフトペダルの位置決め、各部ネジの増し締めなどです。
夏の盛り、こんな事屋外ではゆっくりできませんが
エアコンの効いたリビングでは微調整し放題です。

駆け足でこのブログを綴ってきましたが
実際には本当に細かい所まで手をいれています。

無駄なお金もいっぱい使いました。
例えばリアのフェンダーステー（ウィンカーの付いてるメッキのパーツね）、
使えるけど曲がっていたのでヤフオクで購入したものの、
それも曲がっており、先日さらにヤフオクで購入しました。
またマフラーも最初ノーマルの良い出物がなかったのでAmazonで
やっすいマフラーを買ったのですがうるさすぎて即外し、
たまたま出品された安くて程度の良いマフラーを購入しました。

また購入したパーツリストが現車と一致しておらず、
古いタイプのマグナのものだったため
エアクリーナーを購入したものの付かなかったりと、
余剰パーツが増えて行くばかりです。


ネットで調べてもあまり書いてないのですが、
マグナもモデルによって細かい仕様が違うようです。
エアクリーナーのサイズもそうですが、
メインスイッチのフレームへの取り付け方法も違ってたし
ヘッドライトも初期の物はポジションランプが付いていたようです。
そそ、ヘッドライトも錆が浮いていたのでヤフオクで購入したのですが
ポジションランプが付いてて配線の本数が違うため、
中身を入れ替えて使いました。
家に部品があったから入れ替えが出来ましたが、新規購入だと凄い困ったと思います。

その頃TZRはネイキッド化されようとしていました。その後ろでマグナのヘッドライトの交換してます。

ちなみに僕は長いバイク人生の中でホンダのバイクを所有したのは
二台目です。一台目はRS１２５で３０年ほど前になります。
ほとんどヤマハとカワサキでした。
なので、正直アース線が緑色とか違和感バリバリで、受け入れるのにめっちゃ時間がかかりました（笑）

ちょっと話は前後しますが、微調整が終わりいよいよマグナを外に運び出します。
最初、段差に板でも渡そうかと思ったのですが
マフラーを付けず土間に降りても全然底を擦らなかったので
一気にアプローチの階段も駆け下り、無事にお日様のもとに運び出せました。

そろそろ、完成に近づいてきたマグナ50です。
ここでちょっと閑話休題します。

そもそもどこまで仕上げるか、というのはいつも悩むところです。
もう一台あるTZR50Rにしてもそうですが
「走るのに問題ない」レベルにするのか、
パッとみてまあまあ綺麗なレベルに持っていくか、
ようはやめ時が難しいなと感じています。

出来るだけオリジナルに近づけると言う方向性で
部品が廃番になっていたらオークションで購入したり
こだわった部分の部品が今でも出るなら新品を購入したりしています。
後は出来るだけノーマルに装着されていた部品もそうです。
ノーマルで乗り続けていたら絶対に装着されていたパーツも
ちょっとカスタムした車両だと取り外されていたりします。
例えばうちのマグナだとホーン、工具箱入れ、フロントブレーキホースのクランプ、フレームガードなどでした。
それらはほとんど揃えたのですが未だに手にはいらないのが、ブレーキホースをステムのアンダーブラケットに固定するクランプです。ほとんどオークションにも出てきません。

今回のマグナはある程度自分で乗って
そう遠くないタイミングで売るつもりなので
オークションで落札されていくマグナの金額を見ながら
どこまで部品代につぎ込むかを見極めようとしたりしてます（笑）

外装の塗装が終わり、いよいよエンジンです。
今回、エンジンはいじる予定はありませんでしたが
前のオーナーから「マフラーから白い煙が出てる」と聞いていたので
結構早い段階でキタコのボアアップキットだけは購入していました。
※オイル上がり前提です。

ボアアップキットと一緒に買った虎の巻を見ながら
シリンダーヘッド、シリンダーと外して行くと、なんだか異様にでかいピストンが。




購入したピストンと比べてみようと箱を開けると、なんとピストンが入っていない（笑）


ちょっとびっくりしましたが、
購入したwebikeさんに伝えたらちゃんとメーカーに連絡してくれて
無事にピストンキットが送られてきました。

で、そのボアアップキットのピストンと比べても
もとから付いていたピストンははるかに大きく、
キャブのセッティングもろもろ、
やらなきゃならないのかとちょっと憂鬱になってきました。

とにかく新しいシリンダーを組んでなんとか車体に乗せました。

エンジンを動かすためにはタンクが必要と気づき
外装の塗装にかかります。
色はシルバーにしました。てか二液の缶スプレーだと色の種類があまりないのと、
発売された時にインパクトを受けたボディカラーがシルバーだったので最初から一択でした。

前後のフェンダーは社外品だったためヤフオクで売り飛ばし、
新たにヤフオクで前後フェンダーのセットを買ったものの、
これまたはずれで程度がめっちゃ悪かったです。
前後とも塗装が割れてかけており、削ってパテを盛って削っての繰り返しでした。

で、最終サフェーサーを吹いた状態



シルバーを吹きました。


缶スプレーは二本買って一本はフェンダーやサイドカバー、もう一本はタンクに使いました。


ウレタンクリアー吹いて表面処理をしています。




磨き終わってコンパウンドで仕上げた所です。けっこう小さな傷が残ってしまいました。


というわけでリアフェンダー装着、悦に浸る瞬間ですね（笑）