9月17日は、TeamPJMグループのKANTO・KANSAI・TOUKAIの3グループでの合同オフの予定だった。
でも、台風の影響を考慮して痛恨の中止のお達しが・・・(@_@)
普段お一人様な私には、チームのオフ会ってとっても楽しみにしているものなのよ。
それでも、KANTOのキャンプ同好会の面々は、予定していた前泊オフを実施するらしいとのこと。
となれば、半ば無理やりにもらったお休みを有効に活用すべく、深夜の高速を一路西へ!
まぁ、すでに眠い中での出発。出だしの圏央道への進入でやらかしたけどね・・・。東名方面と、中央道方面の進入路を間違えて、いきなり反対方向へとイッテしまったりしたのね~( ̄◇ ̄;)
小雨のなか、もやのかかる中央道。
大月ジャンクションで河口湖方面へと舵を切り、富士の麓を抜けて御殿場から一般道を経て東名道へと移動する。
深夜の移動となれば、いつもよりもこまめな休憩をはさんではいるけど、それでも眠気は襲ってくるので、ちょいとドーピング(^_^;)
15分ほどの仮眠を取ってから、再び西を目指す私。
現地の天竜川のポイントに到着したのは、朝の5時半ころだった。
ちょいと疲れたね・・・。
来てみてみんながいなかったらどうしようかとも思っていたけど、おなじみのPJM達が並んでいて一安心。もちろんまだみんな寝ていまし。1枚パチリ、としたら、私もオヤスミナサイまし(-_-)zzz
しばらくして目が覚めたら、みんなも起きだしてきてオハヨウゴザイマス♪
メンバーさんの作ってくれた美味しい炊き込みご飯で軽い朝食。みんな思い思いにマッタリな時間を過ごす。
メンバーさん達の個性あふれるPJMはコチラでどうぞ(^^♪
心配していた台風の影響はほぼ皆無。ときたま風が強くなるけど、雨もなく陽ざしすら出てくるほどのオフ会日和になった。
私も、久しぶりにメンバーさん達とまったりなやりとりを楽しむ。
なにやらお宝めいたポーチを頂いてしまったぞ♪
なかなかにレアモノだと思うけどどうかな?お仕事にも使えそうな感じ。
お昼くらいになったら、キャンプオフの為にちょいと早めにお開きかな?
帰りのお宝探しのツアーへのありがたいお誘いも受けたけど、
我がミニにとってお宝とは即ち癒しの林道!せっかく奥多摩から天竜川までやってきたとあれば、どこか林道を走ってから帰りたいので、お先に失礼します(*^_^*)
帰りがけで寄れそうな距離と場所、癒されそうな道、となればドコだろね(・・?
イッテみたい道が思い浮かんだので、帰路も高速のお世話になって東を目指す。
もしかして富士山が見えるかな~って期待したんだけど、わずかにすそ野の稜線が見えただけだったね。
この辺りで、ついに雨が降ってきてしまった。はたして、目指す道はどうなっているだろうか?
東名道~伊豆縦貫道を通って、R414へと進んでいく。
たんなる通り道のはずなR411。
しかし、雨模様ならではの緑の潤い。そして、この切り通しの姿の渋さはイイぞ!
うむ、雨だからといって道の癒しがくすんでしまうことはなさそうな感じだね。
そして、やってきましたR414【旧道】の青看板!
そう、我がミニの目指した道とは【天城越えと隧道】なのである(^^♪
看板標識に従って旧道に入れば、国道おにぎりの下にもちゃんと【旧道】って表示がある。
フォトだとちょっと分かりにくいね(^_^;)
では
【天城路】へと我がミニを進めていこうか。
おぉ~、イイ感じな道ではございませんか~(^^♪
一見舗装路に見える道だけど、とてもよく整備された未舗装路。
時刻は午後の四時半を少し回ったくらい。
木々に囲まれて薄暗い道に射しこむ雨模様の光と、我がミニのランプに照らされて、道が幻想的な姿を魅せてくれる。
なんとも言いようのない、静かで落ち着いた雰囲気の道。
眼下に見える沢筋を見下ろしてみる。
雨のおかげで、潤いに溢れた姿。
先へ進んでいくと、なにやら立派な苔むした石碑が立っているね。
ココが舞台となった伊豆の踊子の一節と、作者・川端康成の胸像が掘り込まれていた。
いかにもなキラキラな石碑と違って、苔に覆われたその姿が、実によく道に溶け込んでいる。
奥多摩の狭い道と違い、ゆったり2.5車線の道が軽くうねりながら、緑の回廊を走っていく。
こんなにゆったりとした道なのに、その癒しの素晴らしさに、私の心はドキドキしっぱなしである(*^_^*)
木々が途切れると、ちょいと大きめの橋を渡り、その先で道が二手に分かれる。
なんかキノコを連想させそうな笠をかぶった東屋(?)
我がミニのボンネット越しに、これから赴く道を見据えてみる。
道は再び木々の間を縫うように伸びていく。
旧道に入り、徐々にではあるが高度を稼いできたためか、路肩から見下ろす木々も、急な斜面から力強く生えている。
やっぱり奥多摩とはずいぶんと違った姿だな~。
ちょいと道を振り返ってみる。
おだやかな道が、我がミニの後をついてきているような感じがするね。そして、道を進むごとに【天城路の癒し】が増してきているような気もする私。
お?ココは?ちょいと我がミニを停めて、あちこちから道と我がミニを見て回る。
ウン、イイぞ!この癒しはイイ\(◎o◎)/!
穏やかながらも、高い壁と、その壁にそって伸びていく道。奥多摩にもよく見受けられる線形。好きなんだな~、この姿って(^^♪
そして、そこにある木々の緑と、道の茶のコントラストが、小雨模様のしっとりな空気に包まれて、素晴らしい癒しを醸し出しているのよ。
木々の隙間から見上げてみると、霧に包まれた山肌が垣間見える。
もう、ドコを見ても潤いでいっぱいな【天城路】なのである。
ぐる~っと弧を描く道。これも私の好きな姿♪
左手から右手に大きく回り込んで、その先へと道は続く。
霞覆われてきた癒しの道・・・。
雨がなければ見られない姿。しかも夕暮れ刻の光が、道の潤いと癒しを盛り上げてくれる贅沢な姿。
そんな雰囲気で切り通しが出てくれば、私のテンションは一気にMAXゾーンに入っていくのよ(*^^)v
シルエットになった切り通しの間にたたずむ我がミニ。霞のカーテンに包まれた木々が、その緑の葉で色を添えてくれて、印象的な道を演出してくる。
こんなシーンでは、いつもは陰に隠れてしまう黒い美肌が、より効果を高めてくれるね。ウム、我がミニはやっぱりカッコイイぞ(^^♪
同じ切り通しで、ちょいと角度を変えて、もう1枚パチリ♪
癒しの道の中で、道の行く末を見据える我がミニが、なんとなく猛々しく見えてくる。
高ぶったテンションを抱えて、ついにやってきました天城峠!
そこに、静かに、だが威厳を持って我がミニを待つ隧道の姿。
【天城山隧道】
銘版の文字はよく見えなくなっているけど、それがかえって隧道の歴を垣間見せてくれているかのよう。
ふむふむ、開通が【明治38年】とな\(◎o◎)/!
112年もの時を現役でいるという事実がスゴイね。しかも延長距離446mなんて、今でも十分に長い部類に入ると思うぞ。
石を積み上げて作られた隧道の中へと入っていく。
不揃いながらも整った石の並びに、素掘りとはまた違った美しさを感じながら隧道の中を進んでいく我がミニ。
隧道の中から、出口の景色を見るこの感じも好き♪
ココはライトオフで撮ったほうがよかったかな~。
【天城山隧道】を抜けて、1枚パチリ♪
隧道の中に燈されたランプの明かりが、より隧道の威厳を盛り上げてくれているのか。
ちょいと引いて、我がミニも入れてパチリ。
隧道が影の中に消えてしまった・・・(@_@)
でも、天城越えを果たしたこのフォトも気に入ってはいるのよ。
無事に天城越えを終えたら、再び穏やかな姿に戻った道を下っていく。
ダートとは思えないほどにしっかりと整備された道。
でも、ときには洗堀の溝ができた林道らしい感じのトコもある。
なんか、こういう姿があると、かえってホッとするのはナゼなんだろね(・・?
谷間を挟んで、1本の道が互いに行きすぎる姿に萌え~(*^_^*)
山の険しさの中で、その険しさに負けずに道を通した姿だと思うと、いつも感じいる私。
ブロック状の駒止めが出てきたら、道幅も一気に広がって癒しのダートも終わりとなる。
コチラの橋でも、道が分かれてるね。
左手の道はワイヤーロープで通せんぼ。
舗装ながらも、なかなかイイ雰囲気の道が伸びているようで、入れないのがちょいと残念。
【バス専用道】?
【寒天車道】というのが銘らしいけど、バス専用なんてあんまりみたことないね。
橋にたたずむ我がミニを、バス専用道からパチリ。
橋を渡ると、ここにも大きな石碑が。
【天城路】と書かれた石碑。文字は目を凝らしてもよく読めない。私の老眼のせいだろうか?
石碑に埋め込まれたプレートが、石碑に不釣り合いなくらいに、その存在を主張していた。
この道って【日本の道100選】だったんだね。道理でね~、ココまでの癒しの素晴らしさにも納得(^^♪
ちょいと下ったトコで、滝も見えてたりする。
【二階滝】。この滝を1つ目として、この川には7つの滝があるらしい。
すっかり舗装の山道になってしまった【天城路】。
歩道までしつらえられてしまうと、さすがの私もここに癒しや感動を見つけるコトはちょいとムリ~( ̄◇ ̄;)
でも、R414に戻る手前で、切り通しで終わったのはイイね!
ほんの1本の旧道だけど、その癒しは素晴らしいの一言しか出てこないくらいにイイ道だったな~(^^♪
R414から再び来た道を戻って、東名道へ。
途中、余りの眠気に仮眠を繰り返し取りつつお家を目指す。
晩御飯はSAで定番のカツカレー。
ご当地ものもあるやんか、って自分でも思うけど、ナゼかカツカレーを選んでしまう私なのである。
ようやくお家に辿りつけば、走行距離590km。
我がミニとしては、とてつもない大遠征といえるかな。ほとんど高速走って、オフ会にムリヤリ顔出して、癒しの道も1本だけ(^_^;)
でも、ホントに久しぶりにお仲間にお会いできたし、【天城路】は極上の癒しを持つ道だったし、イイ一日になった週末でした(^^♪