某キヌ氏発案のエンジンオイル比較も早3年目を向え、相変わらず新たなるオイル発掘に余念が無い日々を送ってきました。
今年は例年に比べて再登板もあったりと新規発掘はなかなか出来なかった年でもありましたが、それでも4種類を調査出来たのでその比較を行ってみたいと思います。
過去2年間の調査で個人的最優秀オイルに輝いているのが、
MOTUL J-01 street 5W-40 です!
加速性、燃費、冷却性能がバランスが取れていて、経済的という優秀オイル。
今年はこのオイルを超える逸材が現れたのか、調査結果報告です(´・ω・)ゞ
エントリーNo.1
BP vervis SPORT strada 5W-40
エントリーNo.2
Gulf ARROW 5W-40
エントリーNo.3
elf EVOLUTION900 5W-40
エントリーNo.4
Castrol EDGE 10W-50
以上の4種類です。
これ等のオイルの性能を大きく4つに分けて5段階評価します。
☆の数が多い程優れていると感じたオイルになります。
今回は全てのオイルが化学合成100%、API規格がSNになっていますので純粋にオイル性能の比較になりました。
カストロールだけ50番オイルですが(・ω・`)
項目1
加速性能
BP バービス ☆☆☆☆
Gulf アロー ☆☆☆☆☆
elf EVO900 ☆☆☆☆
カストロール ☆☆☆☆
オイル付加性能の花形、加速性。オイル変えれば走りも変わる言う一番大事で一番面白い部分です。
加速付加性能はガルフが抜きん出ています。兎に角アクセルを踏み込むのが楽しい。下道だろうが高速だろうがグイグイ加速していきます。
バービスは自然な走りが売り。ストレス無く走れますし。
エルフは追い風の如くの付与をこのオイルも体現。
意外なのはカストロール。50番という高粘度を全く感じさせない軽い加速っぷりがとても印象に残りました。
項目2
冷却性能
BP バービス ☆☆☆☆☆
Gulf アロー ☆☆☆☆☆
elf EVO900 ☆☆☆☆
カストロール ☆☆☆☆
オイルの油温管理はとても大切。使用状況によっては劣化が急激に進むので、上がりにくいオイルとかが個人的に歓迎されます。
BPとガルフは油温の上がりがとても緩やか。どちらかというとガルフに軍配。
山道をガシガシ上がっていっても不安は感じさせません。
エルフは安定感が売り。急上昇急下降などの変化が起こりにくいです。
カストロールは良い意味で平均。しかし低温時の流動性は抜群という売りもあります。
項目3
燃費性能
BP バービス ☆☆☆☆☆
Gulf アロー ☆☆☆☆
elf EVO900 ☆☆☆☆
カストロール ☆☆☆☆☆
オイルによる変化の一つに燃費が上げられます。
本当に面白いぐらいメーカーによって変化しますし、動力付与と合わせて優れているとまた選びたくなること間違いなしです。
今回のオイルはどれもカタログ燃費の13km/Lを全て叩き出すのですが、BPとカストロールは更に+10%程度の低燃費を実現。
特にBPは過去最高の14.1km/Lを記録。カタログ燃費を大幅に超える性能に驚きました。
走り方によっては高速道路の方が燃費が悪いことも…
API SNになってから低燃費のオイルが増えたな~と思わされます。
項目4
経済性能
BP バービス ☆☆☆
Gulf アロー ☆☆☆☆
elf EVO900 ☆☆☆
カストロール ☆☆☆☆
ネット通販は安いのが当たり前として、量販店などで工賃込み込み的なお値段はどうなんだという話。
バービス、エルフは約7000円強なので普段使用するには少々お高い部類。
ガルフは良心的な6000円台、カストロールは50番なので普段が高いのですが、何故かホームセンター等で半額近い値段で叩き売りされていたりするので評価は高めにしてあります。
やはり周回するなら6000円前後までの値段で手に入るのが有難いというのは正直な話。
これら4項目を総合し、過去のオイルを比べて今回一番だと思うオイルは…
やっぱり
MOTULですヽ(・∀・)ノ
ガルフももう一度使いたいぐらい高評価なのですが、モチュールは最近の再登板で下道13.5km/Lという高燃費を叩き出し更に評価が高まりました。
そしてどちらもグイグイ来る加速は病み付きになりそうです(笑)
部門別に考えるなら、低燃費、経済性、冷却性能が他の追随を許さない、
MAGMAXですね!
下道13.7km/L、山道走行でも目を放した隙に低下する油温、5000円台の良心価格とコチラもまた使ってみたいと感じさせてくれます。
思えばオイルに走り出してから結構なお試しを繰り返してきました。
メーカーの考え方や車に合うオイル、自分の走り方に合ったオイルを探すのはとても楽しいものです。
消耗品なので値段と走行距離を気にしなければですが。。(汗
今からは寒い時期が続くので発掘はお休みなのですが、春先になり次の品を選定することになったなら0W-40に進出してみたいと思います。
認知度の上昇により陳列されることも多くなってきましたが、いかんせんお値段が8000円台。
しかし50番とは違う一段階上の性能を体験してみたくも思いますので、遠征楽しむお供に導入してみたいと思います。
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Posted at
2017/12/01 23:07:24