フロントブレーキキャリパー分解　その1

中古のブレーキキャリパーを購入したので分解＆清掃を行い、オーバーホールしてパウダーコートを行います。

注意！
ブレーキ関係は重要保安部品につき、分解等は本来有資格者が行うものです。施行される方は、十分な知識と技術を身につけた上で、なおかつ自己責任にてお願いします。
些細でも取り付けミス、組み付けミス等は重大な事故を引き起こします。キャリパーオーバーホール経験が乏しい方、自信の無い方は絶対に行わないで下さい。
見様見真似で分解等は出来ても、経験値が低いと組み立て出来なくなる事がありますので予めご了承ください。

なおディーラーサービスなどでは、ブレーキキャリパーの分解＆オーバーホール等は通常行わず、キャリパーごとのアッセンブリー交換となります。

まずはキャリパーピストン側とフローティングマウントを分解です。
コレでキャリパーが2分割に分かれます。

フローティングマウント側のスライダーピンを抜きます。
手で引っ張ればゴムブーツごと抜けます。

抜けたスライダーピンは固着も無く、キレイでグリスもしっかり残っていました！
中古にしてはかなり良い状態です！

抜いたスライダーピンのグリスをキレイ拭き取って気がつきました！
1本はただの金属棒なのに、もう1本は先にゴムブッシュが付いています。
何のためになのかは分かりませんが…

続いてはブレーキパッドがハマる箇所の金属パーツを取り外します。

フローティングマウント側の分解はコレで終了！
ゴムブッシュの付いたスライダーピンがどちらに付いていたのか分かる様、画像を撮っておきます。

続いてはキャリパーピストン側を分解します。

まずはブレーキホースとブリーダープラグを外して、中のブレーキフルードを抜いておきます。
コレをやっておかないとブレーキフルードの顔面シャワーを浴びる事があります(体験有り)

その2へ続く