昼食後、次なる目的地『養老天命反転地』に向かう。
そこは不思議なアート空間らしい。
「養老天命反転地記念館」
内部の空間はこんな感じ。
上下の感覚を狂わせるトリッキーな写真を撮りたかったが上手くいかなかった。
「昆虫山脈」
意味がわからんが、とりあえず登ってみた。
昆虫のモチーフなんて何処にも無いぞ?
「極限で似るものの家」
この建物がメインパビリオン。
他のパビリオンはこの「極限で似るものの家」の要素を分割したものらしい。
パンフレットに載っている“使用法”がやたらシュールで面白いので引用していく。
■使用法■
• 何度か家を出たり入ったりし、その都度違った入口を通ること。
• 中に入ってバランスを失うような気がしたら、自分の名前を叫んでみること。他の人の名前でもよい。
■使用法■
• 自分と家とのはっきりした類似を見つけるようにすること。もしできなければ、この家が自分の双子だと思って歩くこと。
• 今この家に住んでいるつもりで、また隣に住んでいるようなつもりで動き回ること。
■使用法■
• 思わぬことが起こったら、そこで立ち止まり、20秒ほどかけて(もっと考え尽くすために)よりよい姿勢をとること。
• どんな角度から眺める時も、複数の地平線を使ってみるようにすること。
■使用法■
• 一組の家具は、他の家具との比較の対象として使うこと。
• 遠く離れている家同士に、同じ要素を見つけること。最初は明らかな相似を見つけ出し、だんだん異なる相似も見つけ出すようにすること。
「精緻の棟」
■使用法■
距離をつくっている色々な出来事のつながりを確かめるために、「精緻の棟」を利用すること。
「楕円形のフィールド」
めっちゃ広くてビックリ!
すり鉢状になっていて、あちこちに様々なパビリオンが点在している。
さあ、探検していこう!
「白昼の混乱地帯」
■使用法■
「白昼の混乱地帯」の中では常に、ひとであるより肉体であるよう努めること。
「地霊」
■使用法■
「地霊」の中では、地図上の約束を忘れること。
「宿命の家」
■使用法■
「宿命の家」や「降り立つ場の群れ」と呼ばれる廃墟では、まるで異星人であるかのようにさまようこと。
「想像のへそ」
■使用法■
「想像のへそ」の中や外では、後ろ向きに歩くこと。
「陥入膜の径」
■使用法■
「陥入膜の径」を通り抜けたり回ったりする時は、目を閉じること。
「運動路」
■使用法■
「運動路」の中や外では動作を繰り返し、そのうちの1度はゆっくり行うこと。
「もののあわれ変容器」
■使用法■
何かを決めるために、あるいは以前決めたよりもより繊細に、またはより大胆に(あるいはその両方に)なるために、「もののあわれ変容器」を使うこと。
「切り閉じの間」
■使用法■
「切り閉じの間」を通る時は、夢遊病者のように両腕を前へ突き出し、ゆっくりと歩くこと。
◇
以上で終了。
季節はずれの暑さでヘトヘトになっちゃった。
ゲージツが分からない私でも充分に楽しめる体験型の施設であった。
Posted at 2018/04/23 23:14:15 | |
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