2020年05月29日
駐車場のおはなし。
軽自動車用に借りている駐車場は家のあるブロックの隣の隣。
距離にして50mくらいのところにあります。
なので、日々散歩していても普通に通るルート上にあるわけです。
この枠を借りた4年前はほぼ満車で、当時希望していた枠 (*1) は埋まっていました。
それがここ数ヶ月はわりと閑散としてましてね、駐車場入り口付近にとめてあったブルータス(*2)一家のキャンピングカー & トレーラーハウスも奥に追いやられて以来、借りてのないさびれた駐車場状態になってました。
うちの軽も庭に置いてましたし。
それが4月に入った頃には一気に埋まってきました。
まあこんな世の中ですけど新年度だし異動の季節ですからね。
そして。
よく見るとうちで借りている枠が誰かに止められているようです。
駐車場の枠って、いつもの隣のクルマがいればわかりやすいですし、目印になる札とか番号がついていれば明確に判別できるのですけど、区画をロープで区切っているだけなんですよね。
だから、俄には自分の借りている枠なのか隣の枠なのかわかりません。
が、よおく見るとわかります。間違いなくうちの区画にとめられています。
住んでいるこのあたりは、元々は閑散とした農村だったようで、そこかしこに地主さんの存在を感じさせてくれるものがあります。
駐車場とかアパートとかは、そうした地主さんの名前がついていることも多いです。
そうした地主さん (と私が判断しているだけですが) の関わりのある人が、ちょっと訪問してきたときなど、あそこの空いてるところにとめときなよ、などというようなこともあるかもしれないと思い、記念撮影 :-) だけして見逃してやりました。
ところが、翌日も、翌々日も、当然のように止められてました。
記念撮影はしてますよ。
でも、こうなるとちょっと不安になります。
先日、一旦は駐車場の解約を申し出てますからね、解約のキャンセルが通ってなくて、次の借り手に借りられてしまったかもしれません。
ただ、解約を申し出ていた時点で払込済みの2月分だけでなく、その後3月分も4月分も支払ってますからね、やはり何かがおかしい。
ところで借りている駐車場枠の番号は6番です。
入り口側から5台目。
4番が欠番ということでしょうね。
さて、うちの枠に止めているクルマですが、いつも同じクルマというわけではなく、ワンボックスタイプのことが多いようです。
ライトバンタイプのこともありました。
そして、その横には中型車クラスのトラックが止められていることもあります。
トラックには目印がありました。
なんとか工務店とあります。
これでだいたい状況がわかってきました。
おそらく会社でまとめて借りていて職人が利用しているということなのでしょうね。
不動産屋に連絡しました。
なんとか工務店の話を伝えると、理解したようで、すぐに先方に連絡しますとのこと。
そして翌朝。
6時頃でしたか、多分ゴミ捨てに行ったついでに駐車場を見に行くと、工務店の職人と思われる人数人と、うちの枠にクルマ。
「おはようございます」
「この枠なんですけどね、うちで借りてるんですよ」
「もう4年も借りてるんです (スネークマンショーの少し曲がったバットの話風に)」
『えっ』
『自分が直接借りているんじゃないので確認させてもらってもいいですか』
はいはい、確認してください。
というか、昨日のうちに伝えておいてくれなかったのかね。
まあでも直接話をつけられてよかった。
これで舐められることはないでしょうから。
『今すぐのけないとまずいですか』
痛いところをついてきますね、こういう開き直った表現は好きではないけど、交渉時には使えるので勉強しておこう。:-)
「今じゃなくてもいいですけど、もうすぐ(*3)修理に出しているクルマが戻ってくるのでね」
ということで、以後もう止められることはないでしょう。
とはいえ、ずっと4年近くも借りていても自分の枠がわかりにくいくらいですから、あいていたらまた止められてもおかしくありません。
必ずしも今日会話した人だけがクルマとめているわけでもなさそうですし。
ということで、その日の昼過ぎ、クルマがいなくなっている隙に軽を駐車場に移動しておきました。
まあこれで落着なんですけど、その翌日くらいに不動産屋から連絡があり、実況見分をするとのこと。
あれれ、そういえばこれ4月の上旬のことなんですけど、私ではなく wife が立ち会っているんですよね。
何やってたんだろう、どこにも出かけてないはずなんですが。
まあいいや。
状況としては、その工務店で4台枠を借りていて、番号でいうと1, 2, 3, 5番を借りているということですね。
このうち1番の枠は、角地の本当に角っこにあたります。
角っこって角とはいいますが、土地の区画と道路の境の角の部分は斜めにカットされてますよね。
なので、この1番枠は折り紙で折るヨットの帆みたいな形になっています。
基本的にはこの駐車場はアスファルトで舗装されているのですけど、この1番枠のあたりは草ぼうぼう。
というわけで、1番枠のスペースを駐車スペースと思わなかったようなんです。
その1番枠には、やはり工務店の職人だと思われる人たちの自転車や原付がこれ幸いと数台とまっていましたね。
そして2番枠から4台分と判断していたようです。
つまり4台分の料金でゆったり5台分の枠を使ってクルマ4台 + 2輪数台をとめていたわけです。
不動産屋『そんな虫のいい話があるわけないじゃないねぇ』
「.....」
*1: 夜間、街灯の光の届く場所
*2: ブルータス - 韓国ドラマ「ソル薬局の息子たち」に登場する、ハーレーに乗っている人。近所に住んでいるハーレー乗りの人が、そのドラマの登場人物に風貌も似ているので勝手に命名。今はキャンピングカー & トレーラーハウスがブームで、同駐車場にその2台を係留中
*3: いつになるかな?
つづく...
Posted at 2020/05/29 09:05:28 | |
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