決勝のスタート進行は、10時からですが、その前に、ドライバーブリーフィングが9時10分からありました。
レース中の諸注意などがあり、20分ほどで終了。
レースまでは、30分と、ゆっくりする暇がないまま・・・。
タイヤの空気圧、ラジエターの水の量を確認したら、右前の空気が異常に少ない・・・。
こういうチェックが、大事なんですよね・・・。
カートスタンドにカートを載せたまま、ピットロード真ん中辺りにあるプラットフォームの切れ間から、グリッドへ移動します。
28番グリッドは、アウト側。
カートは、SuperGTなどと一緒のローリングスタートです。
通常のスタンディングスタートは奇数がアウト側なのですが、ローリングスタートは、逆になります。
スタート直後の1コーナーの事を考えて、僕はアウト側が好みなのですが、今回は、希望通りのアウト側・・・。
10時にグリッド上に移動して、10時5分にスタート5分前となります。
3分前になると、ピットスタッフもピットに戻らなくてはいけないので、グリッド上でワイワイしている暇はほとんどありません・・・。
1分前になるとエンジン始動となります。
GC125は、セルスイッチ付きなので、エンジン始動も楽々です。
ミッション付きカートは、押し掛けをしますので、僕らはほんと楽チンです・・・。
で、10時10分にファルケンタワーでグリーンフラッグが振られて、ローリングラップスタートです!!
路面温度が低いため、みんな右へ左へとスラロームして、タイヤを温めます。
僕も、気持ち程度に右へ左へ・・・。
前方のカートに遅れないように、注意をして、走行します。
今回で5度目のスタートとなるのですが、未だに緊張もあり、いいタイミングでスタートできません・・・。
今回も、気を付けてはいたものの、最終コーナーの立ち上がりで大きく差が付いてしまいました。
ちょっとアクセルオンが遅れただけなんですが、大失敗・・・。
「スタート、ヘタこいたぁ~」なんて、思いながらメインストレートを通過しました。
後ろもちょっと離れたいたので、比較的楽な気持で1コーナーへ。
が、目の前は、カートでゴチャゴチャ状態!!
1台がコース中央に停止していて、パーツがコース上に散乱していました。
イン側とアウト側にも数台が停止していました。
多重クラッシュ発生です!!
間一髪で、接触は免れたものの、ダートにちょっとはみ出して走行してしまいました。
何とか、コースに復帰したものの、前も後ろも大きく離れてしまったようで、自分がどの位置にいるのかさっぱり分かりません。
モスSを抜けると、前に1台のカートがいました。
同じクラスのカートですが、予選では僕よりも前だったので、1コーナーの多重クラッシュで順位を落としたのかも知れません。
アトウッドカーブで、インに入ることができて、パスに成功!!
気分を良くしたものの、相手は同じクラスでも、パワーのあるエンジンで、バックストレートであっという間に抜かれてしまいました・・・。
バックミラーを見た感じでは、後ろには誰もいないようです。
前は、遠いですが、3台くらいが確認できました。
過去のレースでは、ここからズルズルと離されて行き、あっという間に「さようなら~」って感じなのですが、行けるとこまで行けぇ~!!
2周目の1コーナーは、黄旗は出ていなかったけど、オイル旗が提示されていました。
ということは、まだパーツが散乱しているってことだと思い、ラインをアウト側へ。
カートは排除されていましたが、案の定、パーツは散乱したままでした。
パーツを避けて、2コーナーへ。
何とか、前のカート集団に離されずに付いていけています。
バックストレートで、先ほどパスされた1台が前の集団に追いついたようで、4台でのバトルになっていました。
その中の1台が、チームメイトだと分かりました。
2周終了時点で、ラップタイムを見てみると、1分51秒台が出ていました!!
この時点で、自己ベスト更新!!
しかも、予選から2秒も・・・。
やっと、GC125のタイムらしくなってきました。
前の集団に引っ張られている感じが良かったのかも・・・。
今、思い返しても、とてもいいリズムで走れていて、走っていて気持ち良かったです。
となると、前がバトルし続けてくれれば、追いつけるかも?という欲が・・・。
しかし、ラップタイムに大きな差はないようで、思うように差は詰まりません。
が、周回毎に徐々にではありますが、差が詰まっていました。
5周終了時点で、前の集団はバラけつつありました。
ターゲットは2台に・・・。
しかし、バトルとは言えないものの、バトルしている気分はレースしているって感じで楽しめました。
6周目のバックストレートで、トップ車両に追い抜かれて、周回遅れに。
僕は、ストレート上だったのですが、前の2台はヘアピンコーナーで抜かれたために、ちょっとだけ差が詰まりました。
この感じだと、ファイナルラップの終盤で追いつく事も可能かも。
頑張りましたよ~。
7周目のバックストレートでは、前のカートも僕の事を気にしている感じ。
ヘアピンコーナーでは、カート数台分まで接近。
で、パイパーコーナーで、前の2台のうち、前の1台がオーバーランで、ダートへ飛び出しました。
大チャンス到来!!
と思ったものの、飛び散ってくる砂利に思わず怯んでしまい、ラインを大きく外してしまい、一気に差が付いてしまいました。
で、結局、前とは、1秒ちょっとの差でチェッカーとなりました・・・。
総合22位、クラス7位でした。
ベストラップは、1分51秒264でした。
これで、今年から参戦を始めたカートも、今年のレースが終了しました。
最後にいいレースができて、良かったです。
来シーズンに繋がるいいレースができた事に、満足しています・・・。