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コスワスの愛車 [スバル BRZ]

整備手帳

作業日:2022年6月22日

クーリングパネルを自作しました

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 12時間以上
1
BRZ/86の吸気系はサウンドクリエイターと沢山のレゾネーターがありますが、それらを外すとエラくシンプルになります。

レゾネーターだけで4個?5個?
なぜに?

それはともかく。
シンプルな吸気経路になるのは良いのですが、エアクリボックスの真下はがらんどうになり吸気経路はラジエーターとエキマニとエンジンからの熱で直接熱せられてしまいます。

グラスウール+アルミガラステープで熱対策をしていたのですが、これをもう一歩進めて熱害を低減するためのクーリングパネルを設置することにしました。

しかしBRZ/86のクーリングパネルはほとんど選択肢がない。(私が見つけられないだけ?)
しかも結構良い値段。(;´∀`)

ということで自作することにしました。


需要がありそうな部品なんですが、なぜどこも出さないんでしょうかね?


※注意点!
私のはリザーバタンクを小型のものに交換しているのを忘れていました。
純正のリザーバタンクを使用する際にはそこを避ける形にしなければなりません!
そこのところお願い致します。
2
流石に目測で作るのはキツイということで、珍しく型紙を作成。
ダンボールなら切った貼った出来るので便利です。

サイズはこんな感じ。
すべて「約○○mm」となります。

後で判明するのですが、右側にもう+30mmプラスする事になります。

310mmの部分を320~330mmにすれば
もう一個のリザーバタンクのネジ山に固定できそうでした。
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使用するのは1mm厚アルミ板300×400mm。
これを2枚使用します。
本来なら700mmの一枚板で作るのが良いのですが、それは入手しづらくまた価格も高いため、このサイズを結合して使うことにしました。
4
まずは右側を切り出していきます。

サイズ通りケガキます。
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アルミ板を切断するのはサンダー等でも良いのですが、騒音が出るので余り使いたくないです。
ということで登場したのが「ニブリングカッター」

いわゆる「爪切り方式」でアルミ板を切断していきます。
これなら音も出ず深夜でも作業が出来ます。
要るのは強靭な握力だけ。
1.5mmまでのアルミ板が切断できます。


ちなみに電動ドリルに取り付けて使うニブリングカッターという超便利道具ものもあるそうです。
6
このように切断していきます。
直角に方向転換も出来ます。

難点は切りカスがたくさん出ることとそれが無駄になること。
それと裏側に傷が付きます。
養生して切断すれば良かった。。。orz
7
ということで切断できました。

次にアルミ板を90°直角に曲げようとしたのですが、これが曲がらない・・・(;´∀`)

曲がってもキレイに直角が出る気配がない。

ということでちょっと設計変更。

直角加工はやめて各部で分割して組み立てる方式にしました。
8
このように3分割にしました。
中央部は剛性を出すため100mm重なるようにします。
9
仮組み。
中央部は調整できるよう養生テープですぐはがせるようにしておきます。
310mm×50mmの部分は蝶番で接続しました。
そうすることでラジエーターガイドの角度ににきちんと合わせることが出来ます。

曲げ加工だとそう簡単に角度調整出来ませんからね。
自作ならではです。
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仮置き。
問題点を洗い出します。
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左側のボルト穴は問題なし。
右側は長さが足りないのでステーで延長して固定することにしました。

接触しそうな場所は
○クランクプーリー
○O2センサーコネクタ
○オイルレベルゲージ
ここらへんを改修していきます。
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エアクリボックを付けてみて、各部クリアランスに問題がないかを確認。

問題有りませんでした。
インテークDも取り付けできます。
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改修していきます。

オイルレベルゲージとクランクプーリの逃げは20mm程度あれば大丈夫と判断。

左右の結合はボルトを使用。
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エアクリボックスの下にはいつものごとくグラスウール+アルミガラステープを施工。

右側ラジエーターの上部に隙間があったのでそれを埋めるよう310mm×30mmの板を追加。

固定2箇所だとちょっと不安なので、オイルレベルゲージのボルトを利用してステーを追加。
この部分は車体に取り付けるとナットを取り付けにくくなるので、ナッターでナットを打ち込んでおきました。

それと接触しそうな場所にはアルミガラステープを貼り、万が一接触しても傷つけないようにしておきました。

ちなみにもう半分にグラスウール貼らないのかとお思いの方も居ると思いますが、ただ単にグラスウールを使い切ってしまっただけです。
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取り付け。

各部チェック。

オイルレベルゲージはエンジンについており、エンジンの振動がステーに伝わり破損する可能性があるので振動を吸収させるためゴムワッシャーをかましておきます。

ラジエーター上部カバーの一部がステーに接触するため切除。

蝶番の部分は隙間が大きく開いているので、アルミテープで埋めておきます。
他は問題なさそうです。
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問題なさそうであれば、エンジン始動し異音が発生しないかを確認。

接触による異音は発生しませんでした。(∩´∀`)∩

実はエンジンチェックランプが点灯し焦ったのですが、これはエアフロを外した状態でイグニッションONしてしまったため。

バッテリー(マイナス端子)を外して20~30分放置して接続、エンジン始動で警告灯は消えました。
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各部クリアランスはこんな感じ。

インテークDがキツイかな。
様子を見て加工するしないを決めたいと思います。

それとちょっとたわんでいますね。
害はないと言えども気になるのでここも様子を見て補強ステーなどを入れてみようと思います。

今回の材料
○アルミ板300mm×400mm=2枚
○蝶番(2個1セット)=2セット
以上購入分

○アルミガラスクロステープ=適量
○グラスウール=適量
○M4ボルトナット=16個
○M6ブライドナット=1個
以上手持ち分


※只今サイドミラーを補修中で取り外して要るため公道を走ることができませんので、実走行テストは行っておりません。

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この記事へのコメント

2022年6月22日 15:16
こんにちは😊
力作ですね!
参考にさせて頂きます!
コメントへの返答
2022年6月22日 15:56
hajimetenootsukaiさま、こんにちわです。

材料とアルミの板を切る術があればなんとかなります。(๑•̀ㅂ•́)و✧

本来なら熱伝導率の低く剛性のあるステンレス板での作成が良いかと思うのですが、いかんせんステンレス板を切る力が足りなかったので・・・・(;´∀`)

早く実走行テストしてみて具合を見てみたいものです。

ひとつ書き忘れて先程追加したのですが、もし純正のリザーバタンクがついているのであれば、それを避ける形状にしなくてHなりませんので、その点ご了承ください。

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