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2016年10月17日 イイね!
夏からずっと仕事が忙しいのに、9月一杯で優秀な部下が出向元へ帰ってしまい、その前後からてんてこ舞いの日々を送っていた。悪いことは重なるもので、そんな折りに大急ぎで解決しないといけない問題が欧州で突然発生したので、対応のため、先週、3泊5日の日程で、ドイツ中部のケルンの近くに出張してきた。

間際に決まったので、フランクフルトへの直行便は既に満席、仕方なく、仁川空港経由の大韓航空便で飛ぶことにした。


韓国に足を踏み入れるのは、乗り継ぎも含めても今回が初めてだったので、昼食には本場のプルコギビビンバを試してみた。


味は意外にも、大阪に勤めていた頃に会社近くの韓国料理店で何度か食べたのと、ほぼ同じと思えた。どうやら大阪も韓国料理は本場だったようだ??

刈谷の自宅を出てから19時間後にようやっとフランクフルトに到着


ここからICEに乗ってケルンの近郊に向かった。切符は券売機で割りと簡単に買えたものの、


何号車がホームのどの位置に停まるかはこの掲示物に書いてあるがすごく分かりづらく、発車直前にホームを走り回る羽目になった


写真は自分が乗ったのとは別の列車


フランクフルト~ケルンの区間では330km/h出すと聞いていたが、その写真は撮りそこなった


さすがにICEは速く、1時間足らずで目的地に着いた。でも、ホテルに荷物を置いて、夕食のために外に出てみたものの、8時頃だというのに商店は軒並み閉まっているし、カフェ兼レストランのような店が2軒営業しているだけである。



その1軒で、ピザなら当たり外れはなかろうと思って注文してみた。味は結構良かったが、サイズは35cmくらいあり、日本人にはちょっと大きすぎ。


この翌日はドイツ料理店に行ったが、お客さんと一緒だったので写真は撮っていない。牛肉のマリネの何とかという料理を頼んだが、正直、ちょっと微妙な味だった。招待してくれたドイツ人の手前、「ブンダバー!」を連発しておいたが、次は別なものを注文しようと思った。

出張先へはバスで向かった。バスの席は前向きと後ろ向きが無造作に並んでいて、後ろ向きの席に座ったが何となく落ち着かない。そういえば、ICEの座席も回転しない構造のようで、後ろ向きに座ることが多いが、こっちの人はあまり気にしないのだろうか?



肝心の仕事の方は、出張先のドイツ人スタッフの頑張りのおかげでほぼ目的を達成できた。ドイツ人はあまり融通が利かないことも多いが、私が日本から、お客さんが欧州の別の国から、それだけのために来るということで、限られた時間で最大限の成果を出してくれたようだ。これがフランス人だと、自分の仕事がヘボいのを棚に上げて、「お客を教育するのがお前の役目である」などと居直る輩もいるのとはえらい違いだ。

あと、この街で2日間をすごしている間、欧州にいるのに、あまり身構える必要がないのに気づいた。仕事は日本人と同じかそれ以上のスピードでキッチリやって、街に出ても夜はあまり遅くまで遊ばず、さっさと家に帰る。普段食べるものはどちらかというと質素で、ごちそうも含めてどれも味が濃い。お金はそこそこ持っているはずなのに、男女問わずファッションのセンスは微妙。でも車はおしなべて新しくて立派なのに乗っている。これって、私が今働いている名古屋とほとんど同じじゃないか?と思った次第である。(注:これは個人の感想で感じ方には個人差があります。)

といいつつ、その街からフランクフルトに帰る時は、欧州の別の拠点から来ていた担当者が空港で借りた、最新型のシトロエンC4ピカソ(当然フランス製)のレンタカーに便乗させてもらった。そしたらこれがすごく良くて、とっても気に入ってしまった。




エンジンは2.0Lのディーゼルだが、とってもスムーズ、アイドリングストップも結構マメに作動するが、再始動のショックもごく小さい。ギヤボックスはスムーズそのもので、後で調べたら、アイシン製の6速ATのようだ。

シトロエンの名前から想像するよりシートは固めだったが、座り心地は極上だった。乗り心地はこれまた極上で、細かい振動がない、ゆったりした動きが、昔乗っていたZXを思い出させてくれた。有名なハイドロニューマチック(エアサスの一種)でなく金属スプリングだが、低速でコツコツする感じがない分、私はこっちの方が好みである。また、インパネやドアトリムの仕上げが秀逸で、素材感はプラスチックそのものなのに、シボの模様や色の使い方によるのか、上質な感じがする。このへんのセンスはフランスならではと思った。また、ゼニスウィンドウで前方の視界が開けていて、大げさにいうと、観光バスの最前列に座っているような開放感があるのだ。つい最近旧型になったC3でいいので、このフロントガラスを持ったシトロエンが欲しくなってしまった。

無事に仕事を終えた翌日は、フランクフルトを出るフライトが夜の8時前ということで、半日まるまる時間が空くことになった。(自分でそのような日程を組んだのでは決してありません。)仕方がないので、空いた時間を利用してシュツットガルトまで足を伸ばし、メルセデスベンツ博物館を見学してきた。



その時の模様を書こうと思ったものの、何から書いていいのかというくらい驚きの連続で、撮った写真を数えたら800枚を超えていたくらいだったので、少し頭の中を整理して、週末に書くことにします。
Posted at 2016/10/17 22:08:10 | コメント(5) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年08月22日 イイね!
8月18日から19日にかけて、福山にある実家に次男を連れて帰省してきた。

移動の足は、当初、最近BE5型レガシィB4から代替した長男のBMW325i(E90)で考えていたが、都合で本人が行けなくなってしまったので、ポルシェかヴィヴィオの2択である。ポルシェは最近まともに走らせていないが、クーラーが効かない状態では厳しい暑さだったので、コンディションの確認のためにそのへんを一回りするだけにとどめ、ヴィヴィオで行くことにした。

久しぶりに実家に帰ってみると、80歳になった親父が、つい最近、カローラフィールダーからアクアに買い換えていた。50年近くトヨタ車ひと筋という堅実さであるが、こと車に限っては、それは私にも長男にも(そしておそらく次男も)受け継がれなかったようだ。ただ、親父が最初に買った車は初代パブリカだったので、私以外は短期間ではあるが、親子3代で水平対向エンジン車に乗ったことになる。もしかしたら、あのボクサーエンジン独特の排気音は、小さな子供に対して刷り込み効果があるのだろうか??もし、ポルシェ乗りやスバリストの方で思い当たる節がありましたら、教えていただけるとありがたいです。

あと、30年近く前に乗っていたXJ750Eを不動車の状態で置きっぱなしにしていて、前から邪魔だと言われ続けていたのが、ついに処分されてしまっていた。いつかレストアするつもりだったが、叶わぬ夢となってしまった。残念無念。

翌日、せっかく福山に来たのだからということで、久しぶりに福山自動車時計博物館に寄ってみることにした。



ここは「のれ!みれ!さわれ!写真撮れ!」をモットーにしているので、興味のある車は運転席に乗り込んで観察させていただいた。



特に印象に残った点として、スバル360の運転席に座ってみたら、自然なドラポジが取れ、全然違和感がないのに驚いた。



ステアリングもペダルもごく普通に操作できる位置にあり、頭上の空間も十分にある。おまけに、その状態でも、後席には子供なら十分乗れそうな空間が残っているのだ。直前に乗り込んでみた戦前型ダットサンの運転席がびっくりするほど狭かったのとは対照的だった。考えてみれば、開発リーダーの百瀬氏は身長180cmを超える体格だったそうだから、当たり前の話かもしれないが、それを別にしても、3mx1.3mという外寸で、あのパッケージングを成立させたのは本当にすごいと思う。今年、日本機械学会によって機械遺産に認定されたが、ちょっと遅かったんじゃないの?と思った。

あとは、日野がライセンス生産していたルノー4CV、これも印象的だった。



もともとフランス人向けに設計されているので、前席の空間が十分あるのは当たり前としても、後席も大人が普通に乗れるのだ。今の軽自動車とあまり変わらないボディーサイズを考慮すると、これも驚くべきことと思った。当時、タクシーに使われていたというのも納得できた。そうしてみると、VWのタイプ1(かぶと虫)に似てるんじゃないか?と思っていたスタイリングも、急に個性的に見えてきたから不思議である。また、室内も何となく垢抜けた雰囲気で、これも好ましく思った。

ただ、スバル360もルノー4CVも、4人乗ると荷物を積む場所は無さそうに見えた。どちらもリアエンジンだから仕方が無いといえ、当時の人はどうしていたのか気になるところである。

次男も長男に劣らず車好きで、いろいろな車を外から観察したり室内に乗り込んだりしていたが、昔の車(小型車や軽自動車)の質素さや、ステアリングを真上で握って指を伸ばすとフロントガラスに触れてしまうような設計というか、狭さに驚いていたようだ。と同時に、ヴィヴィオのありがたみを再認識したようで、これは思わぬ副産物だった。考えてみれば、山陽道を100km/hで走ることに何の問題も無いし、エアコンも効く。おまけに、遠出をしても特に疲れることもない。スバル製の軽が無くなったのは本当に惜しいことだと、あらためて思った。まあ、採算を度外視したような設計と造りの産物ではあるので、ある意味やむを得ないともいえるが。

という訳で、久しぶりに訪れた福山自動車時計博物館、十分に楽しませていただいた。ひとつだけ問題は、休憩スペースを除いて冷房が無いので(扇風機が回っているエリアはある)、1時間も見学していると汗びっしょりになってしまったことである。なので、この時期にじっくり見学したい方は、着替えを持っていくことをおすすめしておきます。(私は以前に行って知っていたので準備していました。)

福山で遅めの昼食を済ませた後は、山陽道を東に向かい、岡山ICで降りて、R53を北上した。行き先は、レストア工房のOld Boyである。



普通に営業していたので、工房に隣接したショールームを覗かせていただいた。見たところ、1960年~70年代の欧州車が中心のようだったが、ポルシェは88年の911カレラもあったし、ウェブサイトを見ると、959をレストア中とのことである。日本車だとコスモスポーツが目を引いたし、ジャガーXK120もあった。



いずれにしても、私には大好物といえる車ばかりで、しかも、どれもが完璧な状態に仕上げてあるのだから、目の保養になったというか、ある意味、目の毒だった。



隣接するカフェでおいしいコナコーヒーをいただきながら、ガラスの向こうのガレージに収まるジャガーを眺めていると、こんなガレージが欲しくてたまらなくなってしまった。



今のところ主に資金面で目処が全然立っていないが、せめて仕事を引退するまでには何とかしたいと思った。まずはイメージトレーニングでも始めてみようかな?
Posted at 2016/08/22 00:46:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ全般 | 日記
2016年08月20日 イイね!
桃神祭20168月13日の土曜日、横浜の日産スタジアムで行われたももクロの夏のライブ「桃神祭2016」の1日目に日帰りで参戦してきた。夏のライブはこれで3年連続になったが、今回も心から楽しむことができ、忘れられない一日になったので、今思い出せることを断片的にではあるが書き記しておくことにする。

・今回引き当てた席はアリーナ席で、ステージに向かって前から3分の1くらい、左から5分の1くらいの場所だった。ステージ上のメンバーの表情は見えないがダンスは見えるというレベルで、これは本当に運が良かった。また、この場所は音響にも問題はなかった。思えば一昨年の日産スタジアムでは、ステージを真横に近い角度から見るスタンド席で、音響も最悪だったのと比べると、えらい違いだ。連席相手でない自分自身の席運もついに上向いてきたか?

・今回の席はアリーナの真ん中近くではなかったが、5万数千人という観客の中心にいるような感覚だった。これだけ大勢の人が持つペンライトの光に囲まれた中で同じサウンドにひたるあの感じは、どうやっても言葉では表現できない。この一体感は本当にクセになってしまう。

・昨年、一昨年とたいへんな猛暑に見舞われ、特に静岡県のエコパスタジアムで行われた昨年は、物販の行列で待っているだけでも汗が噴き出してくるレベルだったのが、今年は全然大したことが無く、普通の夏の1日という感じで、助かった。昨年の桃神祭の猛暑も、スキー場でのももクリの寒さも、忘れられない記憶の一部ではあるが、それでも、メンバーの一人が終演後に熱中症で倒れてしまったという昨年のようなことがなくて、本当に良かった。

・昨年まで、メンバーの着る衣装が、お祭りをモチーフにしたと思われる、ゾロっとした大仰なものだったのが、今年は普段のライブのに近かった。思えば、昨年の2日目は、センターステージから10mもない神席だったが、その衣装のせいでせっかくのダンスが十分に見えず、この点だけが残念だった。今年は歌とダンスを届ける方を優先したと思われ、この点は大歓迎と思った。

・今年は「鬼ヶ城」をテーマにしていて、宇和島の牛鬼や秋田のなまはげなど、全国から集まったお祭りの担い手が盛り上げに一役買っていたが、メンバーが龍か何かに乗ってアリーナの通路を回ったり、ふつうの楽曲でバックダンサーが神楽風の踊りを披露するのがあったりで、これこそお祭りという雰囲気だった。桃神祭という形は3回目の今年で一段落とのことだが、その集大成には確かになっていたと思う。

・毎年恒例となっている、「ココ☆ナツ」という曲で、メンバーがウォーターガンを持って観客に向けて放水するという演出が、今回は無かった。アリーナ席の外周にある通路に比較的近い席だったので、今年は水を直接浴びれるか?と期待したのに、放水どころかこの曲自体が無かったので、ちょっと拍子抜けだった。

・セットリストは、今年2月に発売されたアルバム2枚から多くの曲が選ばれていて、それらが、予想した以上に雰囲気にはまっていた。特に、清竜人による2曲がツボで、世の中にはすごい才能の持ち主がいるんだと思った。また、横浜への往復の道中は、この2枚のCDをずっと繰り返して聴いていたが、どれだけ続けて聴いても聴き疲れすることも無く、早送りして飛ばしたくなる曲もひとつも無かった。ドームツアーの時には既にそう思っていたが、聴けば聴くほど気に入ってきた。

・アンコールの最後はバラード曲の「灰とダイヤモンド」だった。ちょうど前の日に、「男祭り2015」のDVDで、太宰府天満宮でこの歌をピアノ伴奏で奉納した映像を見たばかりで、その時の荘厳といっても大げさでない雰囲気と重なり、胸に迫るものがあった。歌が上手い歌手は他にたくさんいるが、気持ちを伝えるという点では、ももクロの5人はやはり特別なものを持っていると思う。まして、音楽プロデューサーの宮本純乃介氏がももクロに託している楽曲は、「芯になっているのは、極端なことを言えば、明日死にたいと思っている人が聴いたときに、もうちょっと生きてみようと思ってもらえるもの」なのだ。(メンバー本人はこのことは聞かされていないだろうと思うが。)リーダーの百田さんが掲げる「笑顔の天下」という目標が揺るがないかぎり、ももクロから離れることは出来そうにない。

この日、開演は午後5時だったが、午前11時頃には会場に到着し、LinkLinkSmile!の仲間と時間を過ごした。昨年もそうだったが、お盆に親戚が集まっているのに近いような不思議な感覚が、やはり今年もあった。集まった人たちの中には、ももクロから「他界」して他のアイドルを推している人もいたが、百田さんの名言「私たちの手が届かないところの人には、私たちの代わりにみんなが笑顔にしてあげてください。そうしたら、笑顔の輪が広がっていくんじゃないかなって思います。」という部分ではつながっているんじゃないかと思った。正直、自分のことでいっぱいいっぱいな私が誰かを笑顔に出来ているとは思っていないが、少なくとも、成果を挙げても評価に結びつかない、ハイリスク・ローリターンな自分の仕事のモチベーションを維持する力にはなっている。実際に、「これだけ素晴らしいものを見せてもらっておいて、自分の仕事でいい加減なことをやったら、顔向けできない」という感覚があるのだ。暑くても寒くても遠くても、ももクロのライブに通うのをやめられないのは、これも理由のひとつであるような気がする。

最後に、横浜への往復は、例によってヴィヴィオに自転車(クロスバイク)を積んで行った。予想どおり、近場の駐車場は朝すぐに満杯になってしまったので、これで正解だった。ひとつ難点は、シートを倒して休むことが出来なくなってしまうことだが、世の中には、軽トラックのキャビンでも仮眠する人もいるので、もうひと工夫する価値はあるかもしれない。また、往復で650kmくらい走った燃費は19.6km/Lと出た。腰が痛くなることもなかったし、本当にヴィヴィオは頼りになった。

ひとつだけ問題は、メンバーの誰かが言っていたような、今年の夏がこの日に始まって、この日に終わってしまったような感じがしたことだ。それと関係あるかどうか、帰宅した日曜の朝から抜け殻になったような感じで、水曜まで4日間、食べ物を買いに行く以外は家から一歩も出ずにぼーっとする生活を送ってしまった。幸い、木曜からはもともと組んでいた予定をこなすことが出来たが。それでも、それさえも惜しくないと思える一日だった。次はいったいいつ行けるだろうか?
Posted at 2016/08/20 12:03:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | MCZ | 日記
2016年07月09日 イイね!
ひとつ前のブログに書いたとおり、6月下旬にイタリアの南チロル地方に出張で行ってきた。

ミュンヘン中心部
空港からミュンヘン中央駅へは電車で45分で、その近くのホテルに投宿した。乗る機会は無かったが、駅で客待ちをしているタクシーは、1つ前か2つ前のベンツEクラスが主流で、ちょっと変わったところでは、ベンツのVito、Bクラス、BMWの5シリーズ、アウディA6、それから、意外なことに、トヨタのプリウスαを何台か見かけた。





食べ物に関しては、ホテルの朝食で出たハム、ソーセージ、チーズ、パンなどがたいへん美味で、さすが本場という味だった。



BMW Welt
BMWの本社のすぐ近くにある施設で、直訳すると「BMWワールド」となるが、要は、最新のBMW車を展示している場所である。



BMWの2輪と4輪、さらにはロールスロイスとミニの最新型がゆったりとした空間に並べられていて、多くの車両では室内に乗り込むこともできる。また、2輪は全車またがれる状態になっていた。







4輪で何か1台選ぶとしたら、2シリーズグランツアラーだと思った。

2輪だと、断然K1600GTが欲しい。これは、メーカーを問わず欲しいバイクのリストの筆頭に来ているが、理由は何といっても、今買える唯一の直列6気筒エンジン車であること。新車は300万円もするが、最近中古の値がこなれて来たので、数年中には何とかしたい。



インターシティ
BMW博物館、BMW Weltを見学した日の午後、インターシティという電車で、目的地であるイタリアの南チロル地方に向かった。




客車は壁とガラス戸で仕切られたコンパートメントになっていて、3つのシートが向かい合う6人席だった。これは、以前に乗ったTGVやICEにも無かった。馬車で引く客車から発展した名残りだと思うが、一人旅にはちょっと向いていないかも、というのが率直な感想である。特に、今回のような、他の一人旅の人と乗り合わせて2人きりの場合はなおさらである。まして、そのもう一人が、クッションを引き出して向かいの席とつなげてそこに寝てしまい、入リ口をふさいでしまった日にはなおさらである。(ちなみに、体重が推定で0.1トン強の、登山装備のオバサンでした。)そんなこともあって、同じルートを帰る時は、1等車にした。1等は2つのシートが向かいあう形の4人席で、一緒になったのは、上品な感じの初老の夫婦らしき人たちだった。まあ、コンパートメントはなじめなかったが、乗り心地はかなり良く、窓に広がるすばらしい景色と相まって、とっても快適な旅だった。



南チロル地方
仕事中はボルツァーノという町に滞在し、ここを起点に何回か移動した。結局、南チロル地方には8日間滞在したが、はっきり言って、「ここは天国?」と思った。何と言っても、風光明媚のひとことで、おまけに気候も良い。あと、8日間で休みは1日も無かったが、日没が夜の9時くらいなので、かなり遅くまで明るく、夕食の頃でも景色を楽しむことができた。





食事はもちろんイタリア料理で、何を食べても、まさに本場の味だった。おまけに、ピザやパスタはだいたい10ユーロ弱、メイン料理でも15~25ユーロといったところで、値段もお手頃である。どちらもイギリスとはえらい違いだ。あと、ビーフシュニッツェルなどのドイツ料理もあり、こちらもなかなかのものだった。また、パンもドイツ風らしく、キャラウェイシード入りのライ麦パンがクセになる味だった。



市の中心部の歴史的な街並みも、絵に描いたようなお洒落さで、それがしかも、地元の人の普段の暮らしに溶け込んでいるように見えた。また、ファッション関係の店がいくつも並んでいたが、さすがイタリアと唸るようなセンスの良さだった。






あと、電車やバスが、ほぼ定刻どおりに来るのだ。(駅の表示板で5分遅れが表示されていることに注目されたし。ふつう、欧州では5分なんて遅れと見なさないと思う。)これはドイツ系の人が人口の過半数を占めているからかも。



大きな道路では自転車レーンが整備されているのもマルだった。意外というか、ロードバイクの比率はごく少なかった。



ひとつ困ったのは、言葉はドイツ語とイタリア語が使われていること。(どっちも苦手なのです。)駅の案内からレストランのメニューに至るまで、すべてそうである。パトカーまで、ご丁寧に2か国語併記になっていた。さいわい、ホテルでは英語が通じたが。



いちおう車についても触れておくと、当たり前かもしれないが、見かける乗用車の大半はドイツ、イタリア、フランス製を中心とする欧州車で、VWとフィアットの比率が高かった。ただ、意外なことに、日本車もかなり見かけた(ほとんどは欧州製であるが)。ちなみに、タクシーは3回乗ったが、2回はトヨタのヴァーソ(欧州専用車で、スパシオの後継)だったし、他にもアイゴ、ヤリス(ヴィッツ)、オーリス、アベンシスを見かけたし、RAV4は結構多かった。あとは日産、ホンダ、マツダ、スズキも、かなりの数を見かけた。



出張期間中は、VWのシャランに乗る機会が何度かあったが、これはかなり良かった。助手席、2列目、3列目のどこに座っても乗り心地がしっかりしていたし、広さも私の体格だと3列目でも問題なかった。また、アウトストラーダに乗った時、100キロくらいかと思ったら、実際は160キロくらい出ていて驚いた。安定性が良いのと、騒音が低く抑えられていたので実際よりも大幅に遅く感じたようだ。



そんなこんなで、仕事はかなり大変だったが、期間中の滞在は本当に快適で楽しめた。帰るのが名残惜しいと思ったくらいで、そんな海外出張は本当に久しぶりだった。住むのは現実的でないとしても、1か月くらい滞在して、ここを中心にバイクであちこち走り回ってみたいと思った。何しろ、ドロミテ、ステルヴィオ峠、グロスグロックナー山岳道路といった名所が周辺にたくさんあるのだ。いつになるか分からないが、いつが実現させたい。

ただ、ひとつだけ足りないものがあるとずっと感じていた。それはバスタブである。今回は結構いいホテルを手配してくれていたし、同じホテルでもバスタブ有りの部屋もあったようだが、私のところは無かった。結局、ミュンヘンも含めて2週間近くシャワーだけで過ごした。帰国して、とあるスーパー銭湯で、寝そべってつかる露天風呂に入ったり、畳のスペースに素っ裸で横になって空を見ていたら、疲れを取ってリラックスするにはこれがいちばん、やっぱり住むなら日本がイイね、と思った次第。

Posted at 2016/07/09 16:59:09 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年07月01日 イイね!
BMW博物館先週から今週にかけて、イタリアの南チロル地方へ出張していた。初めての場所なので行き方をいろいろと検討したものの、公共交通機関を使う限りは、どうやっても名古屋を出発した同じ日に目的地に到着することはできず、どこかで一泊する必要があるのが分かった。それなら、ということでミュンヘンを経由地にして、空いた時間でBMW博物館を見学してきた。

BMWは2輪も4輪も手掛けていて、私は両方興味があるところに加えて、今年は創業100周年の年で、記念の特別展示を行っていた。このため、あまりにも見どころが多く、気が済むまで見ていたら、危うく座席を予約していた電車の時間に遅れるところだった。そんな中で、解説に書いてあったことや自分が気づいたことで、特に印象に残っていた点を書き留めておくことにする。

テレスコピックフォーク
BMWのバイクといえば、私の持っているR850Rも含めて、フロントサスはテレレバー式というイメージがあるが、今や世界的に標準となっているテレスコピックフォークは、BMWが世界で初めて採用したものであるとのこと。これは正直言って知らなんだ。



軽量化
レース用のバイクでの話ではあるが、1930年代には既に、楕円断面のテーパーパイプをイナートガス溶接で接合したフレームを使っていたとのこと。他社では、適当に設計して適当に造ったフレームに軽め穴を開けまくっていたはずの時代で、根本的に考え方が違っていたんだろう。また、ホイールリムは航空機用のアルミ合金(AlCuMg4)で、一般的なスチール製と比べて1.2kgも軽量だそうだ。さらに驚くべきは、ニップルも真鍮製でなくてアルミ合金の鍛造品!1輪で100gも減らないものの、回転体なのでこだわった部分であるとのこと。こういった軽量化への熱意は本当にすごい。



これは4輪も同じで、ルマンやミッレミリアに出ていた328ツーリングクーペは、はしご型フレームのサ
イドメンバーが、中央部では高さが大きく、後部では小さくされており、バイクと同様、必要な部分に必要な強度を持たすという考え方で設計されている。これに加えてアルミボディーを採用しているのだからさらにすごい。実際、6気筒2リッターで136PS、車重は760kgで最高速は220km/hというのは、75年以上も前の車のスペックには到底見えない。




BMW801
航空機用の空冷二重星形14気筒エンジンであるが、その機能美というか作り込みのすごさに圧倒された。特に、空冷の冷却フィンがものすごく細かく、こんな物を一体どうやって鋳造したんだろうと不思議でならなかった。ただ、フィンの間隔が厚さと同じくらいしかなく、却って熱気が抜けにくいのでは、という気もする。どなたか伝熱工学に詳しい方がいらっしゃったら、フィンの間隔と放熱効果の関係についてご教示いただければありがたいです。あと、タペットカバーを固定するボルトにワイヤーロックが掛けてあるが、こういった細部まで芸術的ともいえる仕上がりに目が釘付けだった。



強制労働
第2次世界大戦で需要が増加した航空機エンジンを製造するのに、最初は2輪部門や4輪部門から人を集めていたが、後に、ポーランド人やロシア人の捕虜を徴用して働かせており、1944年には社員の半分を占めるまで増えたのこと。自ら認めているとおり、100年の中でいちばんの黒歴史であるのは間違いないだろう。



アルミ鍋
軍需産業であったBMWの工場は敗戦までに壊滅的な被害を受け、ほとんどの設備がだめになったが、かろうじて無事だった鋳造設備と、エンジン用に手配していたアルミニウム材を使って、台所用の鍋や調理器具、ドアの取っ手や窓の金具を作っていたとのこと。日本でも同じような状況があったが、BMWまでもというのは知らなかった。同じ敗戦国ならではの話だと納得した。



週休3日制
何と、1988年には一部の工場で週4日労働制を導入したとのこと。シフトは3組2交替制で、おまけ
に午前5時から午後2時までの早出と午後2時から午後12時までの遅出なので、12時間ずれている場合と比べて、切り替えも各段に楽だろう。ここまで恵まれているケースは世界的に見てもそんなに無いのでは?



エルゴノミクス
エルゴノミクス(人間工学)的な作業環境の取り組みも熱心に行われているのが分かる。年代は分からないが、車両組立ラインでは、車体の高さが変えられるリフターや、豚の丸焼きを作る器具のような車体を回転させる治具が使われていて、しゃがんだり、上を向いたりの状態で作業をしないで済むようになっている。インパネを組み立てている人に至っては椅子に座って作業している。この分野では、椅子に座ったまま車内に乗り込める治具を使っているなど、トヨタの取り組みが有名であるが、BMWもかなり頑張っていると見た。



3シリーズ
BMWの4輪の主力は今も昔も3シリーズだと思うが、前身のマルニイからE90までずらっと並べていて圧巻だった。どのモデルを見ても本当にスタイリッシュにまとめてあり、素晴らしい。あと、マルニイとE90はもちろん似ても似つかないが、1個前のモデル同士を比べると、やっぱりよく似ている。さらに、セダンとクーペでは、リアクオーターウィンドウのラインを後端で持ち上げる処理がずっと受け継がれており、これより前のノイエクラッセから最新のF30まで続いているから、50年以上も変わっていない。キドニーグリルともども、大したものだと思う。



モデル名
1桁目にシリーズ名、後の2桁でエンジン排気量という今のモデル名の付け方は1970年代の5シリーズ(E12)から始まっていて、それ以来の歴代の各車のオーナメントをらせん状に並べていた。ところで、もし将来、電気自動車が主力になったら、どんな表記にするのだろうか?



Dixi
BMWが最初に造った4輪が、生産工場ともども引き継いだオースティンセブンのライセンス生産だったというのは初めて知った。しかし、そこから10年もたたないうちに、328のような素晴らしい車を開発したのだから、本当に大したものだと思った。



イセッタ
BMWイセッタはイタリアのイソ・イセッタのライセンス生産である、というのは有名な話であるが、イ
ソは2ストロークエンジンだったのを、自社のバイク用の4ストローク単気筒エンジンに積み替えた、
いうのは初めて知った。



BMW600
イセッタは日本でも人気があるし、車のイベントで何回も見たことがあるが、600の実物を見たのは初めてだった。余談ながら、去年の東京モーターショーに、D-FACEという、車の前面のドアから乗り降りする超小型モビリティが出展されていて、イセッタに似ているとあちこちで書かれていたが、イセッタは後輪が奥まった位置にあるので、私はむしろ600の方が近いという印象を持った。




クーペとカブリオレ
時代を問わず、BMWのクーペやカブリオレなどのスポーツタイプの恰好よさは突出していると思う。





ただ、乗っている人には申し訳ないが、8シリーズだけ、どうにも微妙な気がした。



ここまで書いてきて、BMWが、なぜこんなに車好きから熱烈な支持を集めているのかがようやく分かったような気がした。それは、ある意味当たり前かもしれないが、昔から、高度な技術に支えられた高度な機能と恰好の良さの両方を一貫して追求しているからではなかろうか。

恰好だけで見かけ倒しなら100年も続くわけがないし、また、中身が良くても恰好がダサければ、試乗するとか以前に、関心すら持ってもらえないだろう。まあ、私も含めた大多数の人類は、想像力よりも視覚の方が発達しているだろうし、人間だって、イケメンや美女がもてはやされるのだから、当たり前といえば当たり前か。

それでも、美女の基準は時代によって変わるともいうし、車でも、最新のi3なんかは、今までの価値観からすると、それほど恰好いいようには見えない。たとえ、低くて長くて広いからほど遠いプロポーションという制約から逃れられないとしても、もっと別な形も可能だったはずと思う。だとすると、BMWの人たちは、恰好よさの基準までも書き換えようとしているのだろうか?かくなる上は、一体どんな未来が待っているのか、できるだけ先まで見届けてみたい。というのが、BMW博物館を見学しての感想の結論である。
Posted at 2016/07/01 20:31:23 | コメント(6) | トラックバック(0) | クルマ全般 | 日記
プロフィール
「写真が貼れてなかったのでもう一度。」
何シテル?   10/15 01:28
兵庫県明石市住みの暇人=明石暇夫です。名古屋に単身赴任しており今は刈谷市に住んでいます。新参者ですが宜しくお願いします。 Hello, my handle...
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2014/11/30 21:13:05
お友達
どなたでも歓迎いたします。特に、ヴィヴィオ、ポルシェ911、BMWのバイク、ももクロ、DIY全般など、ひとつでも関心をお持ちの方、もしかしたら気が合うかもという方、お気軽にご申請ください。

ところで、私、理屈っぽいヤツだと思われがちですが、実際はそれほどのことはないと思ってます。(*^^*)
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