VOL.4 クラッチのOH
1
車体を持ち上げている構造です。フロントはリジットラックをロアアーム基部に。タイヤの下はスロープアングル(空間あいてますが)、フェールセーフ用。手前のブロックと青パンタグラフジャッキは車体持ち上げ用ではありません(後で大事な活躍をします)。
2
リヤはリーフ中央のドディオン接合部。タイヤ下、ドディオンチューブセンターにはブロック積み上げでフェールセーフ。リーフの錆びが目立つのはシャーシ黒塗り塗装メンテを途中で休止しているため(ワイヤーブラシでこすったまま、施術後はドディオンチューブ並みにする予定)。ショックがツートンなのは青にしたくて、コニーの特注ショックを後ろから見える部分だけ塗ったためです。(本当ははずさずに横着塗りしたため、でも後ろから覗いても青一色にしか見えない)
3
ミッションは今を遡ること3万キロ前にOHしている(シンクロナイザーリング新、スリーブ新、シフトフォーク×3新、セカンドギア新)ので、今回は余計な施工は無し。ただせっかく降ろしたので、ケースを清掃し、プロペラシャフトオイルシール、ミッションマウント、クラッチレリーズフォーク・ブーツを新品と交換としました。
4
清掃しすぎぐらいの感です。ゴシゴシとパーツクリーナーでやった後、
(これだと酸化被膜がなくなってしまう)。あえて油性磨きで被膜をつけました。これに6時間くらいかけたあきれ者です。このまま部屋に入れて飾りたいなと思いました。(こんな事を思いついて、途中でやるから時間がどんどん経過する)
5
プロペラシャフト挿入部のオイルシールです。今装着の物は全く大丈夫そうでしたが、寿命を更新する意味で交換しました。
右側は均等打ち込みに使用するツール。
6
綺麗にしたミッションを横倒しにして車の下にいれます。(こうしないとジャッキアップ高さ足らないため引きずり込めない)。中央のミッションホールで90度起こします。ミッションオイルは車より外す前に抜いて
あります。エンドのオイルシールにゴミをつけないよう目張りしています。
7
仰向けに体を入れていき、ミッション最後部をミッションメンバーの上にひっかけます。赤い油圧ジャッキは持ち上げているのではなく、丸い底のミッションがコロンコロンしないように固定に使っています。ミッションマウント上部はロープで縛り、シフトレバーの穴から車内へ・・・
手前の青い油圧ジャッキはこのあとの連携プレーに待機させています。
8
車内の様子。鉄パイプは油圧ジャッキの延長バー、コスモはもともとミションメンバーにミッション最後部をひっかけ、後部を持ち上げたままにできますが、前にスライドするとドスンとひっかけがはずれるので、ロープ固定は前にずれるのを防止するためにします。このあとの工程では妨げになるので車内でほどけて、はずせるようにしておきます。
→VOL.5 クラッチのOHにつづく
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