ミスターGT-Rのお一人「黒沢工さん」からダイレクトメールを貰ってビックリ!!!
2013年当時の「匠」。この当時は4人でした。左からお二人目がこのチームのリーダーである黒沢さん。
R35 GT-Rのエンジンは、日産の中で僅か5人の「匠」によって手組で組み上げられております。その匠のチームリーダーであったミスターGT-Rの一人、黒沢工さんから昨夜ダイレクトメールが届きました。
RBやVRその他開発秘話等々色々と教えて頂けました。
NISSAN GT-Rのエンジンを組み上げる「匠」たち
https://www.youtube.com/watch?v=4eiD-LDZELw
Nissan introduces GT-R in Hong Kong
https://www.youtube.com/watch?v=51f9eFe8-Uk&t=3s
名機「VR38DETT」試作のこのエンジンが仕上がった時、黒沢さんは日産の中心戦略欧州向けディーゼルエンジン開発の中心メンバーでしたが、VR38がオイルが燃焼してしまうとの暗礁に乗り上げた開発部署へ急きょ引き抜かれました。
現在黒沢さんは、日産を定年退職後、独立されエンジンチューニングやOH等の仕事をされておいでです。
仕事への姿勢の分かるメールやり取り一部抜粋
「R35ニスモも基準車でも今の新車以上の性能を出せ、料金も安く仕上げる事がお客様の満足度を上げると思っております。パワーそのままで耐久性とレスポンスをあげて、GT300と同等のパーツを使ったりする事で、新車以上の性能は得られます。これこそ水野が求めていたエンジンなんです!」
本当のRB.VRを作りたいと言う強い思いがあります。
簡単に言うと、3種類のオーバーホールメニューがあります。
1、パワーは同じで良いから耐久性のあるエンジン
2、パワーアップと耐久性を兼ね備えたエンジン
3、耐久性はいいから、パワーのあるエンジン
大きく分けてこの3種類です。
※後はニュル仕様、GT300仕様などいろいろとあります。
名機「RB26DETT」このエンジンにも黒沢さんは深く強く関わっております。
GT-Rのエンジンには本当に沢山の思い出があります。
思い出と言うか苦労ですね…
特にR35は水野からドヤされながら生まれた車でもあります。その分Rのエンジンは自分の子供と同じくらい可愛いものです。試作から生産まで水野や鈴木利男さん達と立ち上げたRを愛して頂き本当にありがとうございます。
黒沢さんはR32、R33、R34、R35と日産GT-Rエンジンの中心メンバーでした。
日産のエンジンはもちろん、トヨタ、ホンダ、マツダ、フォード、クライスラー、メルセデス、プジョーなどのエンジンも取り扱っています。とくに日産はG7エンジンやA型など古いエンジンも取り扱い出来ます。
NISMOやOファクトリーよりリーズナブルで匠の技。
RB、VRエンジンに限らずご興味のある方は、相談してみてはいかがでしょうか?
中島の記事を見たと言って頂けましたら話が早いかと思います。
現在日産プリンス関東圏の仕事を請け負っておりVRエンジンを弄る事を公にすると日産からクレームが入るらしく現在はHP開設しておりません。
お問い合わせはメールアドレス
nissan300zx.1987y@gmail.com
(スマホナンバーも記載OKと頂けましたが、先ずはメールでお問合せしスマホナンバーをお聞きください)
私主催の信州オフ参加をお願いすると快諾。お泊りで美味しいお酒を呑みながらRB、VR談義楽しみですねぇ(^_-)-☆コロナ収まり次第開催しますね✌
以前のHPより引用
匠の情熱
R35 GT-Rエンジンを製作する職人を「匠」と呼んでいることはご存知かもしれませんが、私の情熱が匠であることをご紹介します。
・例えば、インテークマニホールドやシリンダーヘッドを厳密に微調整することで、吸気効率を大幅に向上させています。
・カムシャフトとバルブヘッドの隙間は、匠の職人が手作業で挿入することで正確に測定します。
ギャップに数ミクロンの厚さのシックネスゲージを挿入し前後に押し引きします。匠の指先はセンサーよりも正確なセンサーを持っているので機械では計測不可能な単位まで計測出来ます。
GT-Rのような超高性能車の場合、0.1mm以下の誤差で性能に差が出ます。
そのため、GT-Rはロボットなどの高度な生産技術だけでなく、長年の経験に基づく職人の技を重視し、絶対的な精度を追求しています。
そんな情熱を持ってエンジンをひとつずつ作り続けているにも関わらず、私、黒澤は「もっともっと上手にできる」と感じている。
常に最高のエンジンを作ることを追求しています...常に彼が持っていたそのような説明のつかない考え。 手作り、、、
私が本当に同意できる最高のエンジンは何なのか?
納得のいくエンジンを作りたい…
その考えを実践した結果、GT-Rエンジンのオーバーホールを自分でやることにしました。
もちろん、現在の組立方法でも、エンジンは安定しており、性能のばらつきはほとんどありません。
しかし、大量生産には限界があることも事実です。
黒澤は、純正部品本来の可能性を存分に味わえる純正エンジンの開発に取り組んで行きます。
仕事の内容。
メインサービス
【エンジン】
・GT-R(VR・RB)&フェアレディZ
(VRの馬力アップ530PS,550PS,570PS,600PSご希望の馬力へ!)
・エンジンメンテナンス
・エンジンオーバーホール
・他社エンジンのオーバーホール
・レースエンジン作成
[チューニング]
・R35ミッションコンピューター書き換えにより最新 型のプログラムへ
・相談
・パフォーマンスの向上
・持久力向上
[職人技のためのスピーキングエンゲージメント]
・オンサイトものづくり(製造)
・ものづくりにおける人材育成
【その他】
・板金修理・全塗装セット
・ボディリフレッシュ・事故車修理
・エアロインスタレーション(塗装)
黒沢さんの愛車。Z31 左ハン300ZX。