本日は、「冬になったらもう1回行っておくか。」と決めていた旧東海道本線仏生山隧道へ再び行ってきました。
前回と同じく米原駅側から接近。
「冬枯れで少しは見通しが良くなってるかな?」と思っていたら、秋に訪れた時と大差なし…。常緑樹と笹薮め…。
トンネル前を覆っていたのは枯れ枝や枯れ草ですが、眺めがすっきりしませんね。
たまたま線路跡の端っこに目をやったら急須が転がってました。
「静岡」の文字があります。昔々に列車で弁当を食べた人が放り投げたんですかねぇ。
坑門前で1枚。
今回はさっさと通り抜けて、彦根駅側の坑門です。
前回は無かった土のうがトンネル前に積まれているのが気になりますが…。
さて、1周してきてから、もう一度煉瓦の積み方などを見ていたら、下り線側の琵琶湖側にある側壁に1列だけ長手積みの中に小口面を出している箇所がありました。
緩くカーブしたトンネルなので、側壁が一番長くなる琵琶湖側にだけ調整用に組み込んだんでしょうか?
次はトンネルの上に登ってみます。
トンネルの上は笹薮に覆われてましたが、何とか掻き分けて彦根駅側の坑口の上まで歩いてみました。
かつて東海道本線が通っていたとは思えないほど、地形が改変されてしまってます。
真下に見えるのは土のう。
トンネルの上は土砂や笹薮に覆われていて、結局、人工物はコンクリート製の排水路しか見つけられませんでした。
米原駅側の坑門の上。間近まで笹薮が覆っています。
トンネル前に降りて、また1枚。倒木が無ければ「両目」が見えるんですけどね。
引いた場所から米原駅側の全景。木の枝の曲がりが廃墟の雰囲気を醸し出してます(笑)。
ちょこっと笠石の上を歩いてみました(危なくない範囲で。)。
最後に倒木の上に乗って1枚。
今回の発見は急須と煉瓦の積み方くらいでした。短いトンネルなので、目新しい掘り出し物もないかなと思われるので、これでひとまず訪問終了ですかね。
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東海道本線 鉄道・廃線跡 | 日記
Posted at
2018/01/21 18:58:53