21日土曜日は、長野県にあるJR篠ノ井線の廃線跡などを巡ってきました。
朝6時に自宅を出発。東海環状道豊田東ICから中央道伊北ICまで移動。最初の目的地へ行きます。
北の沢眼鏡橋
深い谷を登り降りしていた三州街道の改修のため、明治20年代に建設されたようです。中は煉瓦アーチとなっています。
次は松本市を通過して、長野道明科トンネル付近の側道に車を停めます。
この付近の地図を見たら、JR篠ノ井線にガードの表示が多かったので、煉瓦物が残っていないか回ってみました。
2~3km歩いて5、6か所回り、結果は1か所。残っていた煉瓦橋台には、焼過煉瓦による線条模様が綺麗に残っていました。
再び移動して、今度は篠ノ井線の廃線跡へ行きます。明科駅から旧第二白坂トンネルまでが散策路として整備されています。
旧第二白坂トンネル前の駐車場に車を停めて、半分ほどの行程を往復しました。
旧第二白坂トンネル
煉瓦壁面に補強のためコンクリートが上塗りされてます。
散策路の風景
旧漆久保トンネル
内部天井がコンクリート補強されている以外は開通当時のままのようです。
旧小沢川橋梁
壁面は相当特徴的な外観をしてます(長手面の煉瓦は壁面に並行、小口面の煉瓦は水路の角度に並行のためギザギザの壁面となってます。)。
「ねじりまんぽ」では?と目されていますが、内部はコンクリート覆工されてしまっているので確認不能です。
今度は国道19号沿いに残っている中央本線の廃トンネル2か所を回ります。
旧大岨トンネル
塩尻市桜沢集落の山腹にあります。坑口壁面・内部とも相当ボロボロになってます。
旧権現トンネル
塩尻市贄川集落の南側にあり、旧中山道から見えます。廃トンネルとしてはなかなか綺麗な姿で残ってます。
最後に立ち寄ったのは廃橋。
菅橋
木祖村の木曽川に架かっていて、昭和8年架橋。案内板によると木曽谷で最初の永久橋(鉄橋やコンクリート橋のこと。)だそうです。以前はまさに廃橋でしたが、保存のためきれいに補修されていました。
ここで時間は16時半。すっかり日もかげってきたので国道19号で帰途につきました。
Posted at 2015/03/22 10:11:53 | |
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