実家の日産・ティーダ(DBA-C11)のベルト交換

昨日に引き続き、本日は実家のティーダのベルト交換をします。
これが２０１５年最後のＤＩＹ整備となります。

２０１０年登録で５年半を経過、走行距離は３万キロですがそろそろベルトが経年劣化してくる頃。
車検の時に交換を進められましたが、岡山＆日産ディーラーでは高額必至のため、自分で交換しました。

アンダーカバー（クリップ４個と１０ｍｍボルト４本で留まってます）を外し、右前輪を外し、タイヤハウス内のカバーのクリップを外します。

タイヤハウス内のカバーは全部外すと大変なので、画像の２個のクリップ以外にあと２個くらい外せば十分です。

タイヤハウス内のクリップを外したら、画像のボルト３本とクリップ一個を外します。
これで、ホイールハウスのカバーがあらかたフリーになるので、作業がかなりしやすくなります。

カバーが捲れたら、ベルトを取り外しにかかります。

このエンジンのベルトのテンショナーは珍しく手動調整なので、まずはベルトの赤丸の部分を何回も手で押して外す前の張り具合を確認しておきます。
次にサーペタイン式のベルトではお約束なのですが、現状の張ってある順序を覚えておきます（写メしたり図に書いておくとＧＯＯＤです）。

それが終わったら、赤矢印のボルトを緩めます。
（※あらかた緩めるだけで大丈夫です。外すと取り付けるのに大変苦労します）
このボルトは１/２インチサイズ（12.7ｍｍ）らしいのですが、１３ｍｍで大丈夫です。

テンショナーのボルトを外すときに使った工具です。
かなりのトルクで締めこんであるので、画像のようなスピンナーハンドルは必須です。

実は自宅から持参したラチェットでは、柄が短く歯が立ちませんでした。４の工程まで進んで、にっちもさっちもいかなくなり、ホイールハウスのカバーとタイヤを取り付け、急きょアストロプロダクツの岡山店に買いに行きました。
緊急を要したので定価で購入。１５００円でした。

テンショナーのボルトを緩めたら、オルタネーターの下にある、テンショナーのアジャストボルトを緩めていきます。
ここのボルトもベルトが外せる程度に緩めるだけでＯＫです。外れちゃうと取り付けにかなり苦労します。

お約束の新旧比較です。
左が新品、右が旧品です。
旧品は所々ひび割れが始まっていて、そろそろベルト鳴きが始まるくらいに劣化していました。

取り付けたベルトはこちら。
モノタロウで買った三ツ星ベルトです。
品番は７ＰＫ１１４０Ｌで、２８００円位でした。

あとは、取り外した手順と逆の手順で取り付け、エンジンを始動。
５分くらいエアコンをつけた状態でエンジンを回した後、再び張りを調整して完了しました。

これであと５年はベルトは大丈夫です。

走行：３０，６５１ｋｍ