余剰電力はどうなってるの？

新車で納車されたうちのスーパーカブなので、代理店保証とか販売店保証とか諸々保証がしっかりしてるので、とりあえずこの保証を捨てるのはもったいないので、代理店の規定どおり、面倒でもバイク屋さんで定期点検を受けることにした。

そんなわけで、わざわざ50km走って購入した横山輪業さんへ初回点検に行ってきたわけです。

そのついでに配線図をいただけないかと相談したところ、流石にタイホンダの製品だけあって、配線図は販売店さんは持っていなかった。

輸入代理店であるエンデュランスさんに問い合わせればサービスマニュアルとか手に入るかと思われますが大変なので見送り。

そのかわり今回の主目的であったヘッドライトユニットの配線でしたので同じ部品を使っている国内モデル（JA44）配線図を貰ってきた。

ユニット部分自体は同じなのでそこにつながる配線も自ずとほぼ同じような構造担ってるはず。っということで目を皿のように配線図とにらめっこ



レクチファイヤーから直接出てきたLED専用の電源線でHI/Loは作動。
ポジションランプのみメインハーネスの電装系から供給されている。

まぁそんな面倒な制御されてるので匙投げ・・・


で、今回のお話はここから・・・。

とりあえず配線図はJA44なのでタイホンダ製の我が家のJA16系とどこまで同じかはわからないけど基本設計はほぼ同じはずなので色々と配線図を眺めてみた。

カブにはヒューズが3つついている。
メインヒューズ 15A
サブヒューズ　10A
FIヒューズ　10A

である。

FIヒューズはメインキーを介してスターターリレーとFIコントロールユニット用である。

メインヒューズはサブヒューズとレクチファイヤーレギュ−レーターを介してFIヒューズにつながってる

最後にサブヒューズである。
これは負荷リレーを介して、各電装品とOPコネクタにつながっていた。

で、問題のサブヒューズだが、ここは10Aのヒューズがつながってることから、120Wまでの電力が使えると言い換えることができます。

各電装品の消費電力を見てみると

ヘッドライト Hi・Lo 各5W
ウィンカー 各１０W
テールライト　21W/5W
コンビネーションメーターで全部で15.3W

合計　91.3W

全体が120Ｗですから、91.3Wを引くと28.7W

以上のことから28.7Wまではサブヒューズがつながってる配線から電力を貰えるということです。
まぁ実際はウィカーを4個同時に点灯（点滅ではない）させることはないのでもう少し余裕はあると思いますが・・・

OPにあるグリップヒーターは半周タイプが18W、全周タイプが35Wですので、半周タイプじゃないと厳しいですね。

ハザード機能をつけないならば全周タイプでもなんとかっという感じですね。

以上のことは配線図から読み取れる内容。

実際はジェネレーターの発電容量とレクチファイヤーの能力でもう少し使える電力には余裕があると思われます。

と、国内モデルについてはこんな感じ。

さて、タイホンダのうちの場合はどうなんですかねぇ？？？
ヒューズの容量は同じですからまぁ大体同じような感じなんでしょうね。

今後グリップヒーター付ける予定ですが、電力節約のためにウィンカーとテールライトはLEDにしたほうがいいかもですね。

こんな感じで、無駄な時間を過ごす週末のよるでした・・・


さて、明日は用事がいっぱいあるからとっとと寝よう・・・