鈴鹿南走り納め（その２）

午前の走行枠に出走するクルマの中に、珍しくＮＳＸ－Ｒが居た。

ドライバーは・・・・

白髪の厳しそうな顔をした男性である。
６０前のお金持ちのオジサンかな？

ＮＳＸを買ったから、それほど速くないけどサーキットを優雅に走るのが趣味って感じだろうと思っていた。

ところが・・・・


このＮＳＸ、恐ろしく速いのである。（汗）


同じＮＳＸでもヘタレが乗ると私でも追いつけるくらいのペースなのだが、
外から見ていて走るライン取りが美しいのである。
周りのクルマとのペースが見た目で違う。

結構なペースで走っているランエボ（８だか９だか）も、かなり手前から道を譲り、
道を譲ったＳ２０００もどんなに頑張っても差は開く一方。

そんなＮＳＸも、かなり低い回転域でシフトチェンジしている。

おい、エンジンぶん回したらどこまで速く走れるんだ？（汗）

その場で雑談していたＳ君も、それを見て絶句していたくらいだからねぇ。（笑）


エンジン音を聴く限り、純正パーツから何かいじっている様子は見当たらなかった。

ＮＳＸの素の良さと、ドライバーの腕で速く走らせてたんだねぇ。


そんなＮＳＸ－Ｒが走っているのを見た我々は、ピットで
「オヤジ、最高ーっ！」

と、叫んでいたのは言うまでもない。（笑）