先日のこと、うっかりミスでバッテリーを空にしてしまった。充電する際にマイナス側の端子の接続を
外した。いつもはそんなことしないのだが、その方が車に電気が流れないだろうから早く充電できるので
はと。結果的にこれが原因だったのだが。
充電が終了して、開けてあった幌を閉じてから、乗りに行こうとして、いつもの手順で操作したら、
半分、立ち上がった所で停止してしまった。赤い操作スイッチは点滅。何回やりなおしても同じ。
もうね、いろいろ考えちゃいましたよ。幌なんて手動で開閉でいいじゃねえかとか、
、油圧なんて、例のシリンダー交換とかトラブルの元だし、人力が一番。挙句の果てに手放すか?
とか。いやいや、それは無理。手動、手動と念仏のように唱えてあーだこーだと考えてウロウロ。
で、手動でも開閉できることは知ってはいたが、以前、取説にを読んだ時、幌の後部を固定出来ないと
書いてあったので、一時しのぎかと思っていた。
私のSLはスリーバルブの後期型になるのだが、前期のは、後部もロックできるようになっていると
調べた結果、判明。もしかしたら、自分のもロックできるかも?そうならば、いっそのこと、
手動にしてしまえば、いつか襲来するであろうシリンダーのオイル漏れも怖くないし。幌が動作
しなくても何も問題ない。早速、トランクルームを覗いてみると、確かに、前期にはある後部固定に
必要な窓というか穴が内張に開いてない。その程度ではめげずに、内張をはがしてみると、
大丈夫、ありました、専用工具をかける突起が。
試に工具をかけて、上下に動かしてみると簡単に動く。これならロックできることを確信した。
これは要するにメルセデスとしては、なにかトラブルがあると困るので、あるいはあったので、
後期型からは、表向き完全には幌を固定出来なくしたのだろう。
あとは、トノカバーとフロントのロックを確認して、幌を引きずり上げてみると、何も問題なく展開した。
最後に幌の後ろを固定用の穴に押し込んで片手をトランクにいれて工具を押し下げる。
取説には二人ですることと注意書きがあるが、一人でできます。
前の写真とくらべると、工具をかける所がわかるかと。
後の話になるけれど、取説のバッテリーのところを読んでいたら、バッテリーを外した時は、
ドアウインドーの上下の再設定をしないと幌が途中停止することがわかった。
それをしてみたら、完全作動しました。
今回の手動操作は、不測の事態が起きた時のいい練習になったし後期型も手動で完全開閉が
可能とわかったし、得るところがありました。
あと、後期の手抜きも判明。それは、トノカバーのロックが右しかない。前期は左右にある。
実用上は片側だけで十分なのですが。作れば作るほど赤字だったという話があったくらいなので、
納得。後期型は最善か無かのポリシーでは製造されてないかも。エンジンだってDOHCの前期と
スリーバルブのOHCはコストが、全然違う。
幌と言えば、うしろ半分すなわち、ビニール窓のある部分が、それのみ交換できるのだと言う
たしかに見てみると、前後が連結してある構造なのがわかる、さすがメルセデス。
交換してみたいな。いずれ。
Posted at 2018/11/13 12:18:47 | |
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