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先に断っておくと、過去5台の車は全て試乗せずに買いました。（現車確認はしてます）　外観と内装の雰囲気が最重要、あとはカタログスペックで決める派で乗り味や操作感は乗る側が合わせればいいと思ってる。走らない車は最初からそのへん期待してないし、スペックで買う車は自分の想像通りだったらヨシ、期待と違っててもそれなりのパフォーマンスはあるので、それはそれでどうすれば楽しくなるのか模索するのも楽しみと考えてます。

で、ヴァンテージは後者でした。納車までは「ラグジュアリーでありながらスポーティーな走りも出来る」って思ってましたが、実際には「お洒落なボディしてるけど中身リアルスポーツ車だこれｗ」でした。設計者が元ポルシェの911開発リーダーってのも頷けます。

正直、現状は思いっきりパワーを持て余してて、乗った後の疲労感が強いです（楽しいのは楽しい）　スピードに乗ってる時はいいけど、ゆっくり・そっと走ろうとするとギクシャクするので、街乗りでも音や燃費は気にせずちゃんと踏んで動かすのが大事なんだろなってところは分かってきたので、もう少し自然体で乗れるようにならないとですね。

高速道路は引き締まった足と重めのハンドリングで快適。踏めばいくらでも加速できるし、左車線を7速巡航で流すも不満なし。クルコン付いてないのが惜しい（高性能版のヴァンテージSには何故か付いてる）　800kmのうち最初の500kmは納車後の自走でしたが、流れてる分にはロングドライブ余裕。

ただし、400馬力オーバーのFR車が初めてなこともあって限界が全然分からない。ドリフトレッスンとかそういう講習受けたい今日この頃（ドリフトがしたい訳ではなくFRの限界挙動を学びたい）


ヴァンテージの取説。こういう事ちゃんと書いてある辺りが何とも”らしい”なあと。

「業者にやってもらってます」にしても、ボンネットのガバ開きダクトについて説明や対策はどうしてもらってるのかなあと。やっぱりやり慣れてる業者にしか頼まないですかね…？😅
（ヴァンテージV8秘密メモ：ボンネットに開いてるカッコいいダクトは内部にひさしとか付いてる訳ではなく本当に穴が開いてるだけなのだ！　→エンジンルームにダイレクトに水が入ってくる）

V8エンジンのクーペって条件で候補に挙げてた車種は以下。あと値段が値段なので、割高でも保障やサポート考えてディーラー認定中古一択です。

・AMG-GT S
・グランツーリズモS AT
・RC-F
・LC500

内装や装備やデザインであの車はここがなあ…って理由もそれぞれありますが、個々に挙げると結果的にその車をdisることになっちゃうので割愛。で、1年間中古市場を眺めてたものの結論は”高値安定、良い出物がほとんど無くなってしまった（コロナに関係なく欲しいと思った人は着実に買ってる）”って感じです。

こりゃもっと前に思い切って買っちゃえばよかったなあ…　というところで視点を広げて「デザイン的には最高レベルで好きだけどまあ無理よな」と思って見てみたアストンのヴァンテージが意外や意外の同価格帯（ディーラーものの後期4.7Lの話。初期の4.3Lモデルはもっと安い）、色々調べたら程よいサイズ感（4380×1865mm）でこれはアリなのでは？と急展開で購入に至ります。２シーターなのに後ろに物置きスペースあったりシートの可動範囲が広いのも○。

もちろんドライサンプエンジンのオイル交換費用やら、スポーツシフト２（シングルクラッチのロボタイズドMT）のクラッチ交換費用とかスーパーカークラスのメンテ費用はありますが、それはまたの機会に。

アルファGT降りてから次期クーペを模索し続けているうちに新型コロナで先が読めない世の中になってしまいましたが…　実はコロナとか車趣味には影響無いのでは？(真理)ってことで買っちゃいました。

車種選定は紆余曲折ありましたが（そのうち書きます）、次はV8のクーペって決めてて、選ばれたのは綾鷹じゃなくて、アストンマーティン ヴァンテージでした。

みんカラはかなり疎遠になっちゃってますが、引き続き宜しくお願いします。