TOYOTAの新しいクルマ「C-HR」

バイト先に1台の新型車が入ってきた。





TOYOTAのC-HRだ。
世界戦略SUVと謳っている。
水曜日にデビューして次の日にショールームに飾られた。






プリウスなどの1.8ℓハイブリッドと1.2ℓ直4ターボの2モデルがあり、グレードはそれぞれGとSの2モデルがある。
展示車はハイブリッドのG。





カラーは8色あり、展示車は昔からあるブラックマイカ<209>。
現行プリウスはアティチュードブラックマイカ<218>なので少し違う。ブラックマイカの方がメタリック感が強いと感じた。



このLEDヘッドライトはGグレードのみに用意された特別なオプション品だ。




クラウンなどに採用されているBi-Beam LEDヘッドライトだが、トヨタ車初のシーケンシャルターンランプが装備される。俗に言う流れるウインカーだ。
メルセデス・ベンツやアウディ、レクサスなどに採用されてきている。







リアもLEDのコンビネーションランプが備わる。
残念ながら、リアのウインカーは流れない。

このオプション、15万円するわけだがGを選ぶ人は殆ど付けるだろう。今どきハロゲンランプはダサい。新車感がないし何より安っぽく見える。
流れるウインカーは先進感があり、街中でもよく見かけるようになった。好みは別れそうだが（笑）




近年のトヨタのデザインは賛否両論あるが、個人的にはC-HR、かっこいいと思う。
TNGAという新しいプラットフォームを採用し、現行のプリウスは先代に比べかなり良くなった。




空力も考慮しつつデザイン性も高めた。
その分ラゲッジスペースは狭いと感じた。
このあたりはマツダっぽいなと思う。

しかし、リアシートの居住性は悪くない。
左右ドアに備わるカップホルダーの位置が高めにあるので後ろに座る人のこともちゃんと考えられてありいいなと思った。




内装の質感もかなりいい。





本革とファブリックを上手く使って上質感を演出している。プリウスも上質になったがさらに質感が高まっている。

プリウスではピアノブラックだったパネルが、C-HRではパールが入ったブラックになっていた。

エアコンのスイッチやステアリングスイッチもプリウスのように操作性と質感がよかった。





このCHRのデザインコンセプトはダイヤモンド型であり、内外装にダイヤのデザインが随所に見られる。平坦なデザインにされがちな天井まで地味にデザインされており手の入りようが分かる。





気になるのは走行性能と動的質感。
ハイブリッドは基本的にプリウスと同じらしいので想像がつくが、気になるのは1.2ターボ。





1.2ℓ直4シングルターボで、最高出力116馬力、最大トルク185N.m。
1.2ℓなのはフォルクスワーゲンの1.2TSIをベンチマークにしているのだろう。
車格的に1.5ℓくらいでも良かったのではないかと思う。

組み合わされるトランスミッションはCVT。
欧州車は多段ATやDCTを採用する中、トヨタはCVTで勝負してきたわけだ。
ダウンサイジングターボにCVTの組み合わせはレヴォーグに乗って良さを感じた。

カタログには、数値では表せられない人車一体感が味わえるとあった。どこかのメーカーで聞いた事あるワードだが（笑）

トヨタの意欲作C-HR、試乗車が届くのが楽しみだ。