みなさん、こんにちは(゚∀゚)
昨日になりますが夕方から時間がありましたので愛車撮影でもと思ったものの洗車をしてなくてあまりにも汚かったので断念・・・
という訳で地元近辺で被写体探しの末、いつもは何気なく通っているこちらの橋で撮影修行することにしました。
まあふだんは誰も気にもかけないなんてことない橋だと思われますが(笑)
こちらの橋は、岐阜県美濃加茂市と可児市の木曽川に架かる
太田橋(おおたばし)。
昭和58年(1983年)、上流に新太田橋開通したこともあり国道21号→国道248号→現在は市道と旧道落ちしていますが今でも交通量は多く未だ現役バリバリ。
ですが生まれは古く大正15年(1926年)、今年でなんと
90歳(゚д゚)!
以前、
「sakura「以外」を求めて成田山(裏)」で紹介した下流方面にある犬山橋と同級生ですね(笑)
とはいえ、さすがに大正時代の規格では安全面に問題ありの為、平成20年に側道橋がつけられ歩道が開通・・・
(手前が歩道です。)
同時に耐震補強工事も完成。
きちんとメンテされての現役です(゚∀゚)
やっぱり大正時代のこの武骨な感じはいいですね~(´艸`*)
橋脚もきっと耐震前のイメージを崩さず施工したのでしょうね(^ω^)
歴史を感じる右横書き・・・無数のリベットがたまらんです(*´Д`)
「田」が傾いているっぽいのはご愛敬(笑)
ちなみに車道橋に関しては岐阜県初の近代的道路綱橋として土木学会選奨土木遺産に登録されております。
美濃加茂市側より
可児市側より
余談ですがこの橋の少し離れた上流方面には美濃加茂市の美濃太田駅と岐阜県多治見市の多治見駅を結ぶJR太多線が木曽川をまたいでいます。
この太多線では昭和20年7月15日、上空を旋回していたアメリカ軍戦闘機が美濃太田方面より多治見駅到着間際の旅客列車に対し何度も執拗に機銃掃射を繰り返し、多数の死傷者が出た「多治見駅列車空襲事件」が起きました。
太多線にはトンネルが無いため列車は機銃掃射を回避することができず、銃弾に曝されながらも全速力で走行し多治見駅へたどり着いたそうですが多治見駅舎、駅近隣の病院や昭和小学校も銃撃に遭い、乗客を中心に30名以上が死亡したといわれます。
年月が経てども、こういった話は風化させてはいけないですね。
という訳で、今回もマニアックに橋ネタをお送りいたしました(笑)
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Posted at
2016/07/17 15:03:02