今回はNXの一部仕様変更が行われた点と特徴について記してみたいと思います。
まず、初めに断っておきたいのですが、今回の内容につきましては前回の六本木ヒルズの展示の際に
“スタッフさん”に教えていただいたものであり、私自身が体験したお話しではないということをご了承ください。
また、場合によっては事実と異なっていることもあることを考慮した上で、今回のブログを読んでいただければ助かります。
噂のスタッフさん、詳しくは
こちら
それでは、さっそくいってみましょう。
【疑問その1】
なぜバージョンLの革はセミアニリンでなくなってしまったの??
そもそも、スタッフマニュアルにも記載されていた通り、NXにもセミアニリンが装備される予定でした。
ところが、5月の下旬頃には既に「廃止」が決まっており、ディーラーには告知がされていたのは皆さんご存知の通りです。
ではなぜ変更になってしまったのか。
その理由は
セミアニリン自体の耐久性の問題と代替レザーの登場です。
そもそもセミアニリンシートは10年くらい前から実用化されており、その肌触りは他のレザーとは全く異なります。
ただ、その滑らかさに比例してレザー自体は大変デリケートであり、粗雑に扱うとすぐにキズが入ったり、へたりが早まる傾向があります。
さらには、経年変化で、通常のレザーよりも型崩れしやすいみたいです。
メーカー側も対策を練ってはいたみたいですが、やはり完全に克服するのは難しいと判断したみたいです。
そこで登場したのがスムースレザー。
レザーの滑らかさはセミアニリンには及ばないものの、通常のものよりは明らかに滑らかで耐久性もそれなりに期待できる。
特に今回のNXはレクサスとしては初めて、メーカー側からお客様に対してこのように使ってほしいという、提案型のクルマなんだそうです。
具体的にいいますと、NXはレジャーやアウトドアなどでガンガン使ってほしいということです。
例えばエクストレイルみたいな感じでしょうか。
ただ、そうは言ってもそこはレクサス。
やはり高級感や質感を落とすわけにはいかないが、粗い扱いに弱いセミアニリンを
採用するのも問題がある。
だったらスムースレザーを採用すればよいのでは?という流れになったそうです。
セミアニリンではなくなってしまったけど、レクサスのレザーの質感が高いのは変わらないんですね。
【おまけ情報】
上記の理由で、今後開発される車種には今までのように、積極的にセミアニリンを採用しようという流れは減っていく可能性があるそうです。
残念ではありますが、代替えのそれ以上の商品が提供されるのなら、ユーザーとしてはそれもありかもしれませんね。
【疑問その2】
なぜ内張りが起毛やアルカンターラじゃないの??
レクサスのほとんどの車種が内張りなどのライニングに起毛素材などを使っていますが、CTとNXに関してはニット素材となります。
これは何故か!
これも先ほど申し上げた通り、今回の
NXはレジャーやアウトドアでガンガン使ってもらいたいというメーカー側の考えがあるから。
起毛素材やアルカンターラを使用すると、突起物などが当たった場合、キズになりやすい、汚れてしまうと手入れが面倒というデメリットがあります。
そこで、ニット素材を使用することで、上記問題は回避できるとメーカー側は考えたそうです。
確かにニット素材は汚れにくい上に汚れても手入れがしやすい!
これらの話を聞けば仕様変更になった理由も納得と言えば納得かな・・・
ただ、メーカーは決してコストダウンのためとは絶対に言わないだろうけど(;^ω^)
スタッフさんから聞いたお話しはこれだけではありません!!
NXにはデザインの他にも強烈な魅力があるんです!!
今日は疲れたので、続きは次回で・・・
ではではまた~
Posted at 2014/07/18 01:13:48 | |
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