2019年08月19日
タペット音が出るとパワーが無くなる件
★これは あてざん号 に限った事で他のアテンザや スカイアクティブDに該当するというワケではありません。
2015アテンザセダン MT AWD 約12万キロ走行のアテンザにおいて のみ のお話になります。
エンジン始動で、どん。たぺたぺたぺ~♪とケタタマシイ音が聞こえます。
タペット音が出る時と出ない時があります。
何が違うのか?といえば、燃費とパワー。あと、ついでにススの発生量もちょっと違う?
理由はよくわかりません(多分)。ススの塊がエンジン始動で入る(とは考えにくい)のか?エンジン始動=冷間時という事で温度が高い時に入ったススが冷たくなった時に何等かの状態になるのか?
はたまた、リコールでスプリング調整をした時にタペットの調整代がおかしくて、結果的にタペット音が出ているのか?
そういえば、この後に、この問題が勃発してる気がする?さらにススの発生量が減っていって、タペット音が出ると発生量が増える(=DPF焼成までの時間が短くなる)という循環に陥ってるような気がします(うん、気がする)。
さて、タペットのお仕事とは?ですが、あると仮定して(タペット調整がないエンジンもありますから ある とする)、カムとバルブがそのままの状態では問題が出るのです。
模型で操作をすると、この間は常に0なので勘違いしてしまうのですが、慣性の法則で一定以上の速度になるとこの間が出来、その回転速度が早ければ早い程、カムの動きにバルブが追従せずに遅れて閉じます(開く側は遅れない)。
んで何が問題か?といえば、閉じないから圧縮モレが発生するのは想像に難くない所ですが、この状態が発生している可能性が高いと考えるのが普通でしょう。
そして、この調整は普通の整備士レベルで十分なのですが・・・ディーラーによって差があると思われますし、その頻度は常にやっているハズ(少なくとも半年以上同じ作業が舞い込んでいるハズ)として、経験不足はアリエナイ。
となれば、何かしらの問題がバネを変更するコトにより、ラッシュアジャスター側(これもラッシュアジャスターがあるという確証はない)の調整が必要なのに昔の値(弱いバネに合わせたレート)で調整されたため、問題が?・・・とか思ってしまう。
流石にそんなお粗末なお話は無いと思うのですが、このタペット音と燃費やパワーの悪さという部分から見ても、ラッシュアジャスターが原因としか思えない。(以前に同じ経験ありマス)
では?どうするのか?
まずはエンジンオイルの粘度を調整するコト。
ラッシュアジャスターが原因だとして、その内部で働いているプランジャーを押す役目をはたしているのはオイル。このオイルがエンジンを開けてスプリングを交換する際に漏れたとして、その内容量が減っているとしよう。すると、本来液体で充填されてアジャストするべき隙間量を0に保つという働きが出来なくなってしまったという場合がある。
エア噛みはエンジンの設計レベルが甘けれ(古けれ)ばよくあるコトで、実際に13年くらいそういうエンジンと付き合ってきた経験がある。
このエア噛みが発生すると、レーシング動作を数回する必要があって面倒ですが、これをするコトで一時的に解消はする。(これ、症状が似ている。)
しかしその後、エンジンが冷えた状態→エンジンが温まった状態を繰り返すことでいつの間にか再発するのだ。(これも症状が極めて似ている。)
さらに、このタペット音が酷い時、燃費が悪くなる、パワーダウンが起きる、回転数が上がりにくいといった負の症状が発生する。(これも症状が酷似している。)
と、すれば、エンジンオイルを少しだけ固いモノに変更するコトで改善が見込めるのかもしれない。
次のオイル交換はディーラーで行う予定(既に契約済み)なので、さらにその次は自分で交換してみようと思う。もちろん次回、ディーラーで5W-30にしてもらっても良い。今は0W-30のハズ?
ってコトで、次回オイル交換を待て!(な~んて★)
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Posted at
2019/08/26 00:10:41
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