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2023年06月11日 イイね!

東京八王子にスキー場があった?【高尾山スキー場】

以前、東京檜原村にあるスキー場跡地を調べました。
「千間台スキー場」「浅間尾根スキー場」「浅間台スキー場」などと、複数の呼び名があったようです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2576178/blog/38495516/
https://minkara.carview.co.jp/userid/2576178/blog/38629235/
https://minkara.carview.co.jp/userid/2576178/blog/38629708/
https://minkara.carview.co.jp/userid/2576178/blog/38630455/
https://minkara.carview.co.jp/userid/2576178/blog/38638435/
https://minkara.carview.co.jp/userid/2576178/blog/38655809/
https://minkara.carview.co.jp/userid/2576178/blog/38664544/
https://minkara.carview.co.jp/userid/2576178/blog/38770709/
https://minkara.carview.co.jp/userid/2576178/blog/38809220/
https://minkara.carview.co.jp/userid/2576178/blog/42958993/

八王子の高尾山にもスキー場があった事は、本や新聞にも載っているようで、そこそこ認知されているようです。
ネットでも出てきますし。
テレビ番組でも紹介されていました。


ネット検索すると、絵葉書が紹介されています。

https://kotarobs.blog.ss-blog.jp/2010-04-14
この絵葉書をアップされてる方に連絡を取り確認すると、「京王電鉄が駅で配布していたパンフレット」との事。

この写真と、ネットの情報を調べると、スキー場の場所の情報は・・・
・一丁平園地付近にあった
・スキー場から富士山が見える
・絵葉書の写真では、斜度は12~5度くらい

です。
私が探せる昔の航空写真では、昭和19年が一番古い。

赤丸がバーンになりそうな場所です。

現在の地図で言うと、この辺り。



裏高尾からバイクで行ってみます。

一丁平園地の下になります。


ここから登山です。




赤丸の場所を探しましたが、この道は尾根道なので両脇は当時の日本の板と滑り方では絶対に滑れません!

今の道具で私なら普通に滑る事が出来ますが、当時の滑走写真を見ると、誰一人としてターンをしていません。
現在のスキー滑走は、ターンを楽しむ事になっていますが、当時はソリのように直滑降で滑っていました。
ピステンも入れてないので、20度の斜度は滑れないと思います。
赤丸地点は30度くらいあります。


この道は尾根道なので両脇はこのような斜度です。




なので、昭和初期の航空写真では、道以外に滑る場所は無いと考えます。
絵葉書の斜面の道を探します。

一丁平園地に到着。

紅葉台便所から探したんですが、該当箇所は見つかりませんでした。

一丁平園地ですが、この辺りだと、当時のバーンでは斜度が緩すぎて滑れなさそう・・・




休憩舎方向に歩くと、そのまんまの場所が!
絵葉書は、向かって左が谷で、右が山です。


草と木で分かりにくいですが、地形は同じです。



スマホで斜度を調べると、16度前後!

ココだぁ!


休憩舎に上がると、富士山が見える(今日は曇ってて見えませんが・・・)




昭和21年の航空写真だと、この赤丸の道を滑っていました。

ネットで見つけた別写真(昭和8年の新聞の写真)では、右が谷の写真もあるんですが、黄色丸の場所だと思います。

現在の航空写真ではこの場所。



昭和初期には、東京に二つのスキー場がありました!!!


以前テレビの「マル秘映像借りました」という番組で、高尾山スキー場を紹介されていましたが、あの場所は違うと思います。
日本初のリフトは昭和23年のようで、この時代はハイクアップで登ってました。
なので、200m以上のコースは考えにくと思います。
高尾山スキー場から見た隣の山が、現在のスキー場のように見えたのだと思います。




帰りに見つけた「おにぎり」。



「まさかの国道か?」と思ったら、作業道でした(笑)
Posted at 2023/06/11 21:10:05 | コメント(5) | トラックバック(0) | 廃スキー場 | 日記
2019年06月14日 イイね!

東京(檜原)にスキー場があった?!⑩ 最終回 (千間台スキー場・浅間尾根スキー場 全てのマトメ)

今までの流れ
https://minkara.carview.co.jp/userid/2576178/blog/c1097752/




40年くらい前に親父から「東京の檜原村に存在したスキー場」の話を聞いていて、
20年くらい前から探しています。

8年くらい前から本格的に探し始めて、檜原村の役場や郷土資料館に行き、話を聞きました。


当時の写真がある事を知り、入手しました。

この写真は、当時の読売新聞の坂本記者さんが撮影して、坂本記者さん没後に遺族の方が寄贈したようです。

そもそも「浅間尾根スキー場」は、坂本記者さんの提案で 昭和27年2月24日にオープンしました。







偶然にも写真入手直後に、「たからった」さんが捜索しているのを見つけ、私の捜索も加速し、共同捜索のような形になりました(笑)
https://blogs.yahoo.co.jp/takaratta1152/folder/1299067.html








写真の風景より、場所を特定しました。







最後に残った捜索は、「読売新聞社 千間台スキー場」と書かれた「木標」で、今回の捜索となります。



バイクで小岩より・・・


林道小岩線でアクセスします。
ココより徒歩。






















滑走場所を探すと、この時代のスキー場としては異例な範囲を滑っていたのが分かります。


写真で判断すると、滑走エリアはこの位です。
上級者は300m以上滑っていたかも?


昭和41年、神奈川県丹沢にあった「パンテオンスキー場」は200mくらいの滑走距離ですし、昭和初期に東京都八王子にあった「高尾山スキー場」も100mくらいの滑走距離です。







先日テレビで高尾山スキー場のビデオが流れましたが、単なる雪山が写っているだけで、スキー場は一瞬下に小さく写っているだけでした。

この番組では山全体が滑れるように思う人が居るでしょうが、当時のスキー場はそんなに大きくありません!

当時の「高尾山スキー場」コース。













今回の目的である「木標」ですが、この辺りにありました。
登山道のすぐ脇です。

やまいもさんの情報で、「登山地図帳『奥多摩の山と谷』(山と渓谷社、昭和35年版)によれば、浅間嶺の東方で傾斜の緩い一帯を浅間台と称し、登山道から見える位置に浅間台スキー場と名を冠した古い木標が在ったそうです」と教えて頂きました。

スキーなんかやらなかったウチの親父がこのスキー場の存在を知ったのは、山登りか好きだったので、浅間尾根に行った時「木標」を見かけたんだと思う。



2時間くらい探したが、見つからない・・・
「木標」の刺さってた跡や、倒れた残骸を探しましたが、完全に朽ちて土に還ったか?別の物に再利用されましたね
20㎝角の高さ2.5m位なので、見つかると思ったんですが・・・







最後のこの場所、木の間から同じ山の形を確認。

下山途中なので、標高と見ている位置が違いますが、同じ山の形です。
下には「天空の集落」が見えます



木が無ければ、最高に気持ちいい場所です。
木があっても気持ち良いですが・・・



子供にスキーを説明している写真ですが、場所が特定できました。



檜原小学校近くの、払沢の滝 駐車場付近ですね!

天狗滝が見える場所です。

当時、小学校付近の斜面でスキー(または、ソリ遊びを)やっていたという情報もあったので、納得できます。


以上で、8年にわたる調査を終えます。
Posted at 2019/06/14 20:02:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | 廃スキー場 | 日記
2019年05月13日 イイね!

パンテオンスキー場  (丹沢菩提峠スキー場)

富士演習場の帰りにヤビツ峠を通った。


ふと「パンテオンスキー場」の近くな気がした。

パンテオンスキー場とは、昭和41年に1シーズンだけ営業した、神奈川のスキー場です。


場所はココ。
https://www.google.co.jp/maps/place/%E8%8F%A9%E6%8F%90%E5%B3%A0%E9%A7%90%E8%BB%8A%E5%A0%B4/@35.4287758,139.2030538,642m/data=!3m1!1e3!4m8!1m2!2m1!1z44OR44Oz44OG44Kq44Oz44K544Kt44O85aC0!3m4!1s0x60190629b792073d:0x2626f9c6da2492da!8m2!3d35.42859!4d139.2044485?hl=ja



友達を置いて一人で行動。

おー!ここだ!!




ネットの写真ではこんな感じです。


どうやって雪を作ったかわ分かりませんが、水道?ホースがあちこちに見えます。
つーか、滑ってる人が写って無い写真ってどうなの?!
積雪も10cm以下だろう・・・
Posted at 2019/05/13 21:28:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 廃スキー場 | 日記
2016年11月06日 イイね!

東京(檜原)にスキー場があった?!⑨ (千間台スキー場 浅間尾根スキー場) ―木標についての考察―

⑧で書いた木標の位置ですが、⑧から帰宅後に当時の写真の木標位置を思い出しました。

小岩-浅間尾根ルートと、浅間尾根ルートとの合流地点。がこの場所です。
(手書きの赤矢印は今回の話とは関係ありません)







この写真を見ると、合流地点の案内板と木票が30m以上離れている感じがしません!
写真のような地形も100m位しか続かないです。






滑走範囲ですが、狭山スキー場が滑走距離300mです。
その半分位の滑走距離な気がします。

ただ、前傾で滑っている上級者と思われる方

このような一部の上級者は、広範囲に楽しんでいた可能性も高いと考えています。
前に書きましたが、萱を運ぶために下まで木を切って運びやすくしたかも知れません。
そこも滑走していたかも?

しかし、普通の方は上部の150mで遊んでいたとは思い、あくまでスキー場としては
上部150mと考えています。

自分もハイクアップをして遊びますが、150mの距離をハイクアップはキツイです・・・










Posted at 2016/11/06 06:44:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 廃スキー場 | 日記
2016年10月29日 イイね!

東京(檜原)にスキー場があった?!⑧ (千間台スキー場 浅間尾根スキー場) ―松生山の現場調査―

話をするにあたり、このルートを「小岩-浅間尾根ルート」とさせて頂きます。
正式名称知りません・・・誰か教えてください。




本日晴れ(少し曇り)の予定。
調査に行くかぁ~

五日市の駅を過ぎると、天気変だなぁ・・・



林道小岩線に入ると、快晴!?



小岩-浅間尾根ルートの、ズル ルート入口到着。
ほーら、やっぱり雲・・・



スターウォーズの悪者の紐を、しっかり締める。
今回は、トレッキングポールに熊鈴付けての登山。
いつも(今回も)予定詰め込みの1日のスケジュールなので、登山を楽しんではいないんですよね・・・

でも、本日は現在9時半!
こんな正当な登山は久し振り(笑)

山屋さんと挨拶しながら登る。
清々しい山登りだ!

人が多いと、獣の心配は薄らぐ。



小岩-浅間尾根ルートと、浅間尾根ルートとの合流地点。
今回は松生山付近が怪しいと思っているので、歩いた事のないポールで指している方向に登ります。



合流地点の案内標より、歩いて2分の場所。
あれ?ここじゃね?(若者風に発音)

木で見えませんが、正面に松生山(入沢山)が見えるはず!
この付近を歩いていますが、赤丸山が見える場所はココしかない!
そしてここは十分滑れる斜度。
私がタイムスリップすれば、間違いなくピッチ3.5mのラインコブとエアー台を作ります(笑)

当時はここを滑っていた!
かなり自信があります。

ゲレンデは、まんま小岩-浅間尾根ルートだ!
浅間尾根ルートを横切りながら、滑っている事になる。

するとこの左の斜面(松生山・入沢山の西斜面)に、木標がある事になる。
この後の予定(家に帰って綿菓子を作る機械を製作しなければならない)があるので時間が無い!
少しだけ木標を探すが、発見出来ず・・・





松生山・入沢山を目指し少し登る。
奥多摩周遊方面を見ると、かなり似ている風景・・・
昔の写真はココより少し北に感じる。





入沢山(930m)の到着。
なんか地味だぁ~

綿菓子機作らなければならなので、下山。



数時間前は雨だったので滑る。
つーか、大転倒!!!
トレッキングポール放り投げた!

手を付いたら、栗のイガが刺さる。痛い!



ココを滑ってた・・・
殆どの方が歩いている、有名な浅間尾根ルートから見えますよ~



案内標の右を滑り下りていた。
ポールの指している方向に、木標があった!(ハズ)
私はまだ(20%の確率で)立っていると信じています!



1年前に、峠の茶屋の店主に聞いた時に「浅間尾根ルートを歩いて左側にあった」と証言を得ていますが、スキー場を木標の位置として考えるなら、その証言も正しい事になります。

そこにあった手書きの地図も、まさにココ。
微妙に位置関係が曖昧ですが・・・



マトメると、赤丸の場所を滑っていて、⑥で紹介した集合写真の撮影場所が黄色。
木標が青と考えます。



⑥で強引な地形想像を書きました(上記)が、下記に訂正します。


















Posted at 2016/10/29 20:58:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | 廃スキー場 | 日記

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