釣りの為の有給休暇を取り、3日かけて久々の遠距離釣行です。(2日にした)
最近釣れない病に悩まされているので、リハビリで串本方面へ足を延ばしました。
行きは阪神高速湾岸線を利用して佐野南で下り、途中車と自分用の燃料を買い足してひたすら42号線を南下し、田辺から紀勢道(無料区間)を通って周参見で一旦下ました。
適当な釣り場をあちこちウォッチング…
この時既に17時過ぎ210kmオーバー。夕マズメのポイントを物色しつつ適当な地磯に降り立ち大型青物狙いでキャスト開始。
若干波は高く満潮の時間帯で注意しないと波飛沫を被ります。
潮も動いて三角波でヨレが形成されており雰囲気もマズマズ。
期待を込めてキャストを開始!…しますがアタリはない。日暮れ間際まで粘りましたが反応得られずであっけなく終了。
再び南下し途中の漁港でナイトライト。
水銀灯で眩しく水面を照らされた海面には、結構な数のベイトが泳ぎ回っていました。
ライトタックルでジグヘッドで狙うも、コツコツとアタリはあるものの掛かりが浅く釣れません。時折大きな魚がそれを追うシルエットが見えたりもするのですがボイルになることもありません。
明暗を狙ったり波止際を流したりしますが、なかなか掛かることなくせいぜい水中でのバラシに留まります。
唯一20cm無いか位の細長い黒いシルエットが確認できましたが、泳ぎ方から恐らくスルメイカか何かかと思われますが、エギに切り替えても反応が無かったので諦めました。
明日の朝マズメに備え再び南下。
最南端周辺地磯付近で仮眠を取り3時過ぎ起床。
人里離れた間近な駐車ポイントではないため、そこから車を移動すること5~6分。
以前はポイント間近な真っ暗で誰一人入ってこないシーンとした雑木林に囲まれた中をただひとり車中泊することもあったのですが、歳を取ると怖くて何か入れなくなりました。
前の晩から来ていたのだから本当は1番手先行でもおかしくはなかったはずなのですが、若気の至りはどこかに消えていて現状に落ち着いてきたといったところでしょうか…
準備をして磯に降り立つこと30分、既に2名のアングラーが降り立ち自ずとポイントも限られます。
この日は若干のウネリがあり、朝の満潮の地合いとも相まって普段通れる磯渡箇所が水面に浸かって通りにくくなっています。先行ポイントもきっとこのウネリなら自分のやっている場所と変わらないくらいの潮被りになっているのだと思われます。
僕のポイントは少し湾になったところで少し沖合に離れの磯があり、他のところと比べて若干水深が浅いかなと思うような所でもあるんですが、向かいの沖磯が防波堤になり少し波が受けにくいポイントでもあります。
それでも過去にはよく釣れた実績のあるピンポイントなので何処でも良いっちゃ良いんですけどね…
外洋に面している地磯なので大波だけは最大の注意を払いつつキャストを開始。
海原から目を離すとズブ濡れになることは必須です。様子を見ながら休み休みにキャストしますが反応は無いまま時間だけが経過。次第に潮も引いてきて潮位が下がり、潮で被っていた所も徐々に立てるようになったのですが、魚だけの反応は得られないまま。
釣れている様子のない先行者2人が去っていく中、1番ポイントに移動し頑張ってキャストを繰り返すも、お気に入りのジグを2個ロスト。テンションダウンし粘って回遊待ちをしてもよかったのですが、釣れないよりは確実に釣れるお手軽ポイントへ移動することを決心。
9時過ぎにポイントを去り、近場のお気に入りの漁港へ移動しました。
毎度裏切らない漁港でのリベンジ!?
ウルトラライトショアジギングでさて何が釣れるか…
外洋の影響を全く受けないプールのような漁港内ですが、偶に漁船の往来で波が立つ程度でしょうか。
すると早速数頭目にググッと反応が。なかなか良く引くその獲物は20cm程のシオでした。一応青物です。
ウルトラライトなロッドなので一応小型青物でも結構引きます。
その一匹を掛けている間でも何匹かの群れが付いてきていて、そのジグを奪い合うようにジャレあっていました。
再びその付いてきていたシオの群れめがけてキャストすると追加で1匹。次第に何投かするとスレてしまったのか反応しなくなります。それでもアクションを変えると反応を示したりして追加で釣れるのですからやっていて楽しい。何かメッキを釣っているような感覚。
しばらくしてその群れも散り漁港内を次の群れがまたやってきます。同じようにめがけてキャストすると同じようにして釣れます。入れ食いとまではいきませんが、飽きない程度に釣れ続くものでこの場所から離れられません。
20cm前後の群れが入れ代わり立ち代わり波止際を回ってきますし、見えない沖でもキャストしてるジグさえ見つけられさえすれば何らかの反応があってジグ回収手前まで付いてきます。そんなこんなで10匹位釣ったでしょうか。
いろいろやってみましたがミノーには見切られてしまい反応薄。ジグヘッドワームには鋭く機敏なアクションには反応あり。棒引きには興味を示しただけ。こんなにも釣れ続くことがあまりないので色々チャレンジしてみました。
途中この漁港に居付いているのかホウボウも4匹とあとネンブツダイ1匹。
そして僕の釣っている背後にはトンビがおこぼれを狙っています。針を外して一瞬置いているとトンビが隙を狙ってかっさらっていきました。過去にもリュックの中に入っていたコンビニ袋を漁って菓子パンまで持っていかれましたから…
結局夕マズメの時間帯まで粘ってやってしまいましたが(一時別の漁港の様子見と買い出しした)、相変わらず外洋はウネっているようでしたのでここでやっていた方が良かったかも。
それでも夕暮れの時間帯までには反応もなくなっていましたが。
頑張って次の日の朝もやるつもりだったのですが、これで気をよくしたのか体力も大分低下し、明日朝には雨模様になるということなので帰宅準備。
1ヶ所途中の漁港に立ち寄りアジングをするも反応なし。20時ごろから一般道で北上して帰宅しました。
総走行距離550キロ。帰りはブッ続けの5時間走行あ~しんどかった…