おおいしのブログ一覧

エンジン掛かってアイドルもするけど、
安定感がイマイチ。

大概のアイドルバルブ開度（アイドルベースPosn）はイケてるけど
クローズループが良くないんだろう。

実際のエンジンでは、回転数、バルブ開度、気圧が小刻みに上下。
アイドルコントロールのステータスも「目標」と「アクティブ」がチカチカして分かりにくい。

ハルテックとはまた勝手が違うので、LINKがどんな状況でどんな判断をしているのか研究。

ハルテック液晶メーターはCAN接続、ラムダセンサーもCAN接続、せっかくだから同時使用にしてみます。
接続を増やすのにCANハブが必要かと思いましたが、配線の並列で良さそう！？

CANのルールで、液晶メーターを末端にせよ＆終端抵抗が必要　って部分は、液晶メーター用のハーネスが長い事とメーターに終端抵抗の機能があったのでイケるんじゃないか！？
結果としてイケました。

ECU関連のハードウェアの用意はこれで良しとしてセッティングに掛かります。

CAN接続の空燃比センサー（ラムダセンサー）が認識できたので試運転。

LINKは気圧表示がハルテックとは違ってBAPやらMGPってのがあるので、これも実際に表示させてみる。

センサーが正しく働いているか確認の意味でラムダセンサーのステータスを表示させてエンジン始動。

エンジンを掛けても、ラムダ表示が動かない。
設定か配線がどこかまだおかしいか！？　と思った矢先にパッと表示が出た。
表示と同時に、驚いた事にセンサー温度が出てる（780度）。
コレってズバリじゃないにしても排気温度計になるか！？

ラムダ値、センサーは最大8個の同時使用ができるもよう。
実際つないだのは1個だが、この場合　平均値はつながっていない7個分も計算に入れられてしまうのかと心配だったけど、そんな事は無いみたい。

気圧計の方は
気圧表示の内、BAPは101.3Kpa＝つまり我々のいる大気圧。天候や標高で変化する。
MAPはマニホールド内の気圧なんだけど絶対圧。つまりエンジン停止時は大気圧で、真空が0Kpa。
MGPはマニホールド内の気圧をゲージとして表示。ブースト計やバキューム計の値がこれにあたる。ゲージってのは〇〇計って事ね。つまり、大気圧の時が0で、真空が-101.3。ブースト圧が1Kｇ掛かったら+101.3って感じか！？

ハルテック（プラチナ）の場合は、どんな気圧なのか設定で変えられるけど、どんな尺度なのかは特に表示はないので、絶対圧なのか差圧なのかは自分で注意するだけ。

LINK用の空燃比センサーが届いたので接続を試みます。

左＝LINK純正「LINK CAN　Lambda（ラムダ）」
右＝ハルテック純正「デュアルチャンネルワイドバンド」（アナログ出力）
小さくて良いですね。

接続はアナログ0-5Vではなくて、CAN通信方式。
CANコネクタは先日のハルテックIC-7メーター用にも用意したから、
接続は挿して、設定を変えれば　と思ったらそうはいかなかった。

コネクタ形状はDTM4ピンという同じ物なのだが、何とピン配列が違う。
CANという規格で決められてないのか！？

2×２の配列で４つあるピンは　電源、アース、CAN信号H、CAN信号L　で
電源とアースの位置は同じなんだが、CAN信号が逆。
ハルテックの場合は、電源の対角がCAN Hでアースの対角がCAN L。
LINKの場合は電源の対角がCAN Lでアースの対角がCAN H。
今回はIC-7は後にして空燃比センサー優先でECUコネクタピンの挿す位置変更で接続完了。

ハルテックの液晶メーター「IC-7」。
ファームウェア（内部ソフト）がどんどん新しくなります。
少し前のアップデートで　リンクやモーテック等の他社ECUにも対応　となっていたので今回接続テスト。
ついでに、表示色も変える機能もあったので寒色系にしてみたり。