私が普段乗っているのは年が明けると丸30年になる88年式初代パジェロですが,通勤途中にすれ違う車の多くがフロントガラス上部にカメラが付いています。
衝突安全装備がそれだけ普及しているということです。これはこれでいいことなのですが,装置が誤作動したときにはどうなるのか?難しいですね。
かなり前になりますが,エアバス社の旅客機が着陸復航モードに入れていたのを忘れ,着陸しようとして墜落した事故がありました。
エアバス社は旅客機のコンピュータ化を進め,操縦かんではなくサイドスティックによって操縦するという先進的な旅客機をつくっています。
ところが,コンピュータの介入が人の意思に反することによる事故を何度か起こし,システムが回収されました。
それに対して旅客機の老舗のボーイング社はあくまでもパイロットの意思を尊重することから,パイロットの操作がコンピュータよりも優先されるという正反対の制御を取り入れています。
衝突安全装備を搭載したクルマを運転していたドライバーが想定外の操作をした時にどうなるか?難しいところですね。
アクセルとブレーキを同時に踏むとブレーキが優先される。これは多くのクルマに装備されています。衝突安全装備の付いた車に乗ると安心して運転がおろそかになる。本末転倒です。
私的には適度な緊張感が必要と思うのですが…。ファイナルはEVO5よりも安心して飛ばすことができます。(もちろん公道は速度厳守です)
でも,緊張感はEVO5の方が上です。疲れるけど乗っている間は少なくともファイナルのときよりも集中しています。
話は変わりますが,最近のF-1はつまらないです。主催団体が魅力的になるようレギュレーションをかえるくらいですから,つまらないのでしょう。
今のF-1は勝てるチームが限られています。同じレギュレーションでもGT選手権などでクラスが違いようなもの。
そう考えると今から40年ほど前のF-1は楽しかった。フォードDVFエンジンとヒューランドのミッションを用意すればそれなりに先頭力のある「キットカー」でF-1に参戦できました。
カムバックしたHONDAは大苦戦ですが,来シーズン飛躍的に先頭力が上がるかどうかは疑問。もっとドライバーの腕前が試されるシリーズになってほしいものです。
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2017/11/28 23:51:12