アメリカからニューアイテムが届いた!
これが届くまでに、これまたひともんちゃくあった(汗)
まあまずは何を買ったかと言うと!
じゃ~ん♪
これじゃわからんね(笑)
RPS ビレット トリプル カーボンクラッチ、フライホイルKITです!
なぜにクラッチを変えるのかと言うと、今リンゲの強化クラッチが付いていますが、こいつが病気持ってて実にうまくないんだな~
6000以上回すとクラッチが戻らなくなります。
メーター読みで5800なら大丈夫なんだけど、とにかく6000回すと戻らない…
そしてスカスカになったクラッチを何度かカラ踏みすると徐々に治ります!
エアーかんでるのかな~?とか
スプラインが痛んで動きが悪いのか?
それともマスターシリンダー?
レリーズ?
色々な方向から疑いましたがリンゲのクラッチに問題アリと最終判断しました!
根拠はいくつかあります!
マスター、レリーズは新品交換済
入念なエア抜きしてもダメで
色々調べていくと同じ症状を訴える人がこの世の中に何人もいたのです!
当初100キロを超えるトルクが関係しているのかと思ったのですが、アメリカのサイトで6000超えるとダメと言うのを発見し、実験したら本当にそうだった!
これは一部純正品でも起こる欠陥で、リンゲは純正ベースの強化クラッチな為この症状がもれなく付いてきたのでしょう(TT)
そんな訳でクラッチ交換ってわけ!
そしてこのRPSを選んだ理由もいくつかあります。
基本クラッチはどこのメーカーでも特注できそうなのでエクセディー、OSあたりにしようかと思ったけれど、標準でZR1用が販売されていればそれに越した事はないですよね!
標準品となるとZ06と違い選択肢はかなり絞られます!
LGがTiltonのトリプルクラッチ出してたので超欲しかったのですが、総重量がなんと8キロちょっと!
激軽です!
値段もシビレる値段!
とんでもないレスポンスのエンジンになるんだろうな~
フェラーリなどのスーパーカーも圧倒できる強烈なインパクトを得られそうだからそれもありと思いながらも、現実に戻りやめた(笑)
となるともう選択はRPSくらいなもんなんですよ!
ダブルや普通のクラッチなら他にもあるんですが、とにかくカーボントリプルが欲しかった!
そしてこのRPSは1400馬力に対応できるとの事なのでこれで充分だなと判断!
アメリカの動画等見ると、ドラッグや1000PSオーバーの車はほとんどこのRPSの様なので信頼感もある!
カーボントリプルにこだわる理由もいくつかあります。
まずは、なぜカーボンなのか?
以下は僕の勝手な思い込みも含まれるので間違っててもつつかないでね!
カーボンにする理由
1 カーボンの軽さ!
2 耐久性!
3 熱が入らないと滑ると言うカーボンの特性
この3つです。
熱が入らないと滑るそうなんです!
よって、1400PS受け止めるだけの摩擦力があっても、普段乗りの冷えてる状態では適度に滑るので半クラッチが使えて非常に乗りやすいと言う認識です!
フルパワーを受け止めて欲しい時はクラッチをバーンナウトするみたいな感じで焼いてあげると強烈なパワーをしっかり受け止めるクラッチに豹変するとか?
次に、トリプルにする理由
クラッチの強さと言うか摩擦の大きさはクラッチの当たり面の面積で決まってきます。
シングルだとどんなに大きくしてもフライホイルより少し小さい位のディスク程度となります。
そこへきてダブルはその2倍の面積を稼げてトリプルは3倍の面積で摩擦する事になります。
よってトリプルが大パワーを受け止めるのに非常に有利となります。
ただし!
シングルの3倍も面積必要ありません。
って事はその分クラッチの外径を小さくできます。
小さくすると何がいいのか?
これはフライホイール的な話になってきますが、
同じ重さのフライホイルが2つあったとします。
同じ重さでもその重みがフライホイルの外側についた肉の重さなのか、中心側についた肉の重さなのかでフライホイルの仕事である慣性を生む力が全然違います。
当然外側が重い方が慣性力が強く、エンジンで言えば吹け上がり、下がりがダルく遅くなります。
そしてクラッチにも同じ事が言えます。
トリプルにする事で必要な摩擦面積を小さい径で得る事ができ、そして慣性力を下げる事ができるわけ!
よって、よりレスポンスの良いレーシーなエンジンとなります!
ただし!
軽すぎるとアイドリングさせる慣性力が少なくなり、ギヤチェンジ時などの滑らかさも減少し、トルクが無くなったような感じになるので軽すぎも良くないです。
ZR1の純正クラッチ、フライホイルはとんでもなく重く、リンゲは若干軽量化されていますがレスポンスはやはり重いので乗っていて楽しくありません…
でも乗り心地扱いやすさはとてもいいです!
僕は普段乗りしないので、乗り心地、扱いやすさはある程度殺してしまってもいいと考えてまして、それよりもレスポンスの良いレーシーなエンジンを操る楽しさと強烈なインパクトが欲しい!
そんな感じでカーボントリプルとなりました。
このカーボントリプルはリンゲと比べるとかなり軽いが、まあなんとか普通に街乗りも快適にいけるギリギリの重さと認識しているんですが、
僕の性格だとこのまま付けても絶対にもっとレスポンスが欲しくなるのは目に見えてますんで、フライホイルを加工してもう少しだけ軽量化させようと思ってます。
加工後は何度かお世話になってるJUNにバランスとってもらって念願の組み付け!
楽しみだ~♪
こう言う話始めると止まらなくなる癖はまだ抜けていない様で話長くなりました(汗)
最後に、冒頭でひともんちゃくあったと書きましたが、
クラッチ注文の際に他の部品は純正で良いのかちゃんと確認して注文し、
カード決済を断られ僕の大嫌いな銀行振り込み(海外振込は非常に書く事がいっぱいでめんどくさい)じゃないと受けられないとの事で仕方なく7千円もする振込手数料と共に送金し、
2週間まって、いよいよ明日送りますと言う連絡を受け喜びがピークに達しようとした時、
レリーズシリンダーはいらないのか?
と聞かれ
僕は英語がNGなので翻訳屋に文章書いてもらって純正じゃダメなのか?と質問返ししたら、
このクラッチは純正レリーズは使えませんだって…
初めにわざわざ他は純正で大丈夫なのか聞いたのに…
まあアメリカではよくある事なのでガマン ガマン
言葉喋れれば電話してボロクソ言いたいけどそれもできない歯がゆさ…
ガマン ガマン
じゃあレリーズも送ってくれと頼んだら当然また銀行振り込み口座と金額提示してきた。
また手数料7千円払っていっぱい書いて面倒な事しないといけないのかと思ったら、ちょっとガマンできなくなってきて
これ位カード決済させろとメールしたらカードでOKになった!
なんだ!ちゃんとカード決済できるんじゃん!
そしてUPSのトラッキング(運送屋の追跡サービスみたいなの)もちゃんと届き無事クラッチキットとレリーズが発送された!
2個口で!!!(TT)
なんでまとめてくれないんだ…
これだけで送料は相当違う…
そして追加でカード決済した分の明細が届き、確認したら
$3540(約36万円)
?????
は?
$3540…
レリーズ36万円するの?
んな訳ね~だろ…
クラッチ代だよこれ…
面倒して銀行振り込みしたクラッチ代が2重で払わされてる(TT)
すぐにカード会社に電話し、事情を説明して支払を止めてもらい、翻訳屋に抗議文作ってもらい
送信したら
すみません
間違いました
部品は発送したから楽しみにしててね
的なかるぅ~~~いメールが返ってきた(怒)
英語が話せれば言葉の暴力で殺してやりたい勢いだけど、英語しゃべれないので
ガマン ガマン
そしてカード会社に先方との話もついた事を告げ無事解決と思ったら、
システム上の都合で、次の決済で一旦36万円引き落とされてその後返金となる!
なんて言われたもんだからとうとうブチ切れましたよ!
何も悪くないカード会社に!!!
だって日本語なんだもん(笑)
そんなこんなで特別に引き落としは無しで処理してもらいました(汗)
危なく72万円のクラッチになる所だった(汗)
そして本日無事にクラッチ到着♪
聞いていなかった3万2千円の関税と共に…
くっそ~~~~
皆さん
アメリカでのお買い物
気を付けましょう!
僕は何度も痛い目にあってます(爆)
おしまい