世界一美しい散歩道
と言われるミルフォードトラックは
自然保護の為に1日に入山できるのは
自由人が参加したロッジに泊まる
ガイドツアーの50名と
自炊用品と寝具を持って
山小屋を利用する個人ハイクの
40名に規制されています。
朝6時15分
発電機が動く30分前に起きて
ロッジのベッドで使用する為に
アルティメイトハイクスで
出発前日の説明会の時に借りた
スリーピングシーツを片付けて
シーツは500gも有り重いので
山歩き経験が豊富な相部屋の人は
軽いシーツをもって来ていた。
「軽さは正義」は車と同じ(笑)
自由人は軽量化の為に
電気シェーバーをクイーンズタウンのロッジに預けたので
ヒゲは剃れないけど洗顔だけして
ランチで食べるサンドイッチを作り
朝食はピーナツバターを塗ったパンと
シリアルをたっぷり乗せたヨーグルト
後から、スクランブルエッグとハム
大きなクロワッサンが出てきたので
それも食べたらクロワッサンは
できたてでメチャメチャ美味しかった
雨具は軽量化の為にチャップスと
ゲーターと折りたたみ傘とカッパ
普段自転車やトレッキングの時には
通気性抜群のポンチョと
通気性の無いパンツを
使っているけど
森林限界よりも高い峠を越える時は
風が強くてポンチョでは下から雨が吹き込むと思い
以前アルティメイトハイクスで
ブッシュウォークした人のブログで
ゴアテックスのレインウェアを
借りたって書いてたので
自由人も借りたけれど
通気性の無いカッパやった (-_-;)
2日目は谷間のクリントン川沿いの
整備された道を歩くので
カッパは着ずに
チャップスとゲイターを装着して
傘をさして16キロ先にある
ボンポローナロッジを目指して
8時半頃に出発!
モンベルのアウトレットで
18,600円のを半額で購入して
まだ1回履いただけの
無雪期の縦走登山を目的とした
ハイカットのツオロミブーツ
アッパーはゴアテックス
ソールはビブラムソールを超える
防滑性能を目指して開発された「トレールクリッパー」を採用
モンベルのトレッキングソックスと合わせているので蒸れる事なく
雨の日でも快適
滑りやすいつり橋や
木道も全く問題なく歩け
チャップスと傘の組み合わせなので
蒸れる訳がなくて
ゴアテックスのレインウェアなんて
比較にならない位快適
順調に歩いて
個人ハイクの山小屋
クリントハットで小休止
小屋の中はこんな感じ
休憩後歩き出すと
川の流れはかなり激しく
なってきていて
倒木の下をくぐったりして
アドベンチャー感が増してワクワク
開けた場所に出て
周囲の山が見える様になると
周囲の山々のそこら中に
滝が発生
ワクワクを通り越して
ドキドキへと変化
自由人は先頭グループに入って
歩いていたけれど
しばらくするとルートが水没!
ガイドが荷物を置き安全確認に出発
10分程で戻って来て前に進む事に
太もものポケットに入れてた
360度写せるシータを
防水ポーチに入れて
足首から膝辺りまで水に浸かって
ハイク
周りの山々は雪が積もってるので
水はめちゃくちゃ冷たい!
ゴアテックスのブーツもチャップスも
ゲイターも全く役立たず(笑)
ゲイターに至っては
水から上がると
水が中に溜まってるので
いちいち水を出さなくてはいけなくて
途中で脱ぐ始末 f^_^;
リュックを頭に乗せている人も(笑)
何度も水没した箇所を進んで
一番深い場所は腰まで浸かり
寒くて震えがくる程
谷間を歩いてるから
水はどんどん集まって来て当然
ここまで凄いのはガイドも2回目で
みんなラッキーだって言ってた
経験した人じゃないと分からない
と思うけど本当にラッキーって
思えるから面白い
捻挫した足首は冷やされていい感じ
12時15分頃
ヒレレシェルターでランチ
ガイドが暖かい飲み物を
作ってくれるけれど
壁の無い東屋なので
めちゃくちゃ寒い
それでも短パンの人も数人
海外の人の肌感覚ってホント凄い
パン4枚使って
サンドイッチを作ったけれど
食べ切れなかった f^_^;
ランチの後、川の中を進んでたら
水鳥のヒナが泳いでた ^_^
雨は降り続き滝の数は増えて
流れる水の量も凄い
まるで映画の世界
これがミルフォードトラックの
本当の魅力ってやつか‼️
一緒に歩いてた家族4人で
メルボルンから来ている女性が
ポール・ニューマン、
ロバート・レッドフォード、
キャサリン・ロスが共演した
「明日に向かって撃て」の主題歌
「雨にぬれても」を歌ってたので
合わせて口笛を吹きながら歩いて
気分はウキウキ
3時前に
ポンポローナロッジ到着
入口前には昨日と同じく
ドリンクとクッキーがお出迎え
この日は6人部屋を2人でシェア
荷物を置いて
直ぐにシャワー浴びて
着ていたものを手洗いで洗濯
水を切って乾燥室に干して
ロッジのラウンジでのんびり
ケアンズから夫婦で来た
自由人と同じ年齢の男性は
10回程北海道へスキーに来ていて
OZだらけで混んでるニセコより
ルスツがお気に入りで
イーストマウンテンをよく滑るらしい
自由人は上級コースの多い
ウエストマウンテンがイチオシ
とか話をして
左の雨にぬれてもを歌っていた
女性の息子はこの冬
斑尾高原スキー場に来るそうで
ニセコと同じく
斑尾はOZがいっぱいらしい
知らんかった
ディナーは牛肉をチョイス
写真左側の
ロンドンから夫婦で来ていた
男性がサイクリングが好きらしく
話をしていたので
1日に320キロ大阪から
琵琶湖一周して帰って来た事が有る
って言ったら
左の男性からお前はFITだ
って言われてその後他の人にも
自由人はFITだって話をしてくれてた
フィットネスのフィット
健康な体みたいな感じ?
ブリーフィングの時一緒に座った
アメリカン3人
左の男性はフィラデルフィアからで
勝手にロッキーって呼んで
ロッキーも自由人をアダ名で呼んでくれる
気の良い男
女性はシアトルからで
世界一周の途中らしい
テキサスから来た右の男性は
人見知りぽくて
フォートワースに行った事あるって
話をしたけれど
あまり乗って来なかった。
今日は31mmで明日は7mmって
上海から来た若い男性が言ってて
それを隣に座ってる
ハワイからきた夫婦に言ったら
自由人がアルコールダメな事知ってて
ご主人の方が
8mm降ったら明日ビール飲めって
言ってきて
それを聞いた奥さんが
じゃあ6mmならあなたが飲みなさい
って
ハワイの男性もアルコールがダメ(笑)
この男性も自由人と同い年
やっぱりくにが違っても同い年だと親近感が凄くわく気がする。
この日はミルフォードトラックの
本当の魅力を知る事ができたし
半日以上靴の中は水びたしだったので
捻挫した足首が冷やされて痛みも
軽くなってラッキーな1日でした。
Posted at 2019/12/03 06:18:36 | |
トラックバック(0)