ハンドル周りのアップデートに挑戦! Ver.3
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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これで何回目になるのかな? またまたハンドル周りをアップデートしました。
画像は作業完了後のものですが、どこが変わったかパッと見ではちょっとわかりにくいと思います。
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今回は最近ハマっている電装カスタムの延長で、左右のスイッチボックスを新しい物に交換しました。
左側は下の2つを取り付け。
・ディマー/ウインカー/ホーンの3機能のみのスリムなボックス
・ボタンが前2つ/後1つのカスタムスイッチボックス
右側は左側と同じ3つボタンのカスタムスイッチボックスを取り付けました。
既存の大きくてプラスチッキーなボックスから、コンパクトで金属ハウジングのボックスに交換することで、見た目の質感をアップさせることが狙いです^^
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最初はハーレーみたいに左右のボタンでウインカー操作しようと思っていましたが、使い勝手を優先して金属ハウジングでスリムなこのボックスを調達しました。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0179BKRCS/
スリムな分、今まで使っていたボックスに付いていたハザード・パッシングの機能は省かれています。
届いたボックスは目立つ傷もなく、各種スイッチのクリック感もしっかりしていて悪くありません。
これが左のメインスイッチボックスになります。
メインスイッチで省かれたハザードやパッシングは、もうひとつカスタムスイッチボックスを取り付けて機能を割り当てることにしました。
Aliで調達したこちらになります。
https://ja.aliexpress.com/item/4001352486681.html
決して激安価格ではないものの、見た目の質感・ボタンの節度感を合わせると妥当な金額だと思いました。
さらに機能の割り当てにあわせて、ボタンをモメンタリーとオルタネイトの2種から任意に選択することができることもポイントです。
このカスタムスイッチボックスを2つ購入し、もうひとつは右側のメインスイッチとして使用することにします。
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左のメインスイッチですが、中身も千円とは思えない作りで、ハーネスの太さ・芯線の数等も十分でした。
この時点では千円とは思えないコスパの良さを感じました。
(ただし後から愕然としてしまいますがそれは後ほど触れます)
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唯一気に食わないのが赤い塗料を流し込まれた雑なマーキング。
操作時にいちいち見ることなんてないので、スプレー塗装でブラックアウトしておきました。
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先日交換したヘッドライトの制御も新しいスイッチボックスに割り当てるので、結構めんどくさい配線になりました。
後から交換がしやすいよう、経路の途中でカプラーをかましているのですが、これがかなり手間でうんざりしてきます。
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ようやく作成したハーネスを車体に接続しますが、やっぱりどこかかしら不具合が出るのもお約束。
今回はハイビームが点灯しません。
イグニッションONでロービームは点灯するので、バッテリー(+)信号はスイッチボックスに入力されてヘッドライトまで返されてはいます。
カプラー内の端子差し込みの不具合なのか断線なのか、テスターで探ってみましたが特に問題はなさそうでした。
そうなると怪しいのはスイッチボックス本体。内部で断線しているかも? と考えて分解してみることに。
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ヘッドライト用のバッテリー電源はリレーを介して、ここのディマースイッチ部に入力され、ロービーム/ハイビームの切り替えを行うので、ここを分解してみました。
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スライドスイッチを分解するとこんな感じになっています。
スライドするボタンに3つの突起を持つ金属端子が付いていて、スライドさせて接触させる配線端子の位置を変えて制御するしくみのようです。
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しかしスライドボタンを切り替えてみて愕然としました。
ロービーム状態の時はヘッドライト電源(+)とロービーム出力端子が導通(1番・2番・5番)するのですが、ハイビームに切り替える(2番・3番・6番)とロービーム出力とハイビーム出力が同通するのは良いとしても、肝心のヘッドライト電源(+)が同通しません。
これではディマーが機能しない、単純にロービームライトのOn/Offだけの切り替スイッチです。
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しばし考え込みましたが、ハイビーム時にヘッドライト電源が導通するようにバイパスをつくってみることに。
ハンダを伸ばして無理やり経路を作ってみます^^;
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ハンダだけではダメだと気づき、小さくカットしたハーネスでパイパスを作成しましたが、仕上がりが汚い....
なんとか擬似的にディマー切り替えができるようにしましたが、できればハイビーム時にはロービーム導通をカットしたいところです。
このスイッチの仕組みでは無理そうと思って上記の対処をしましたが、この原稿を書きながらもう一度端子の配置と配線の組み合わせを考えてみたところ、配線の位置さえ付け替えれば可能なことに気がつきました💦
ヘッドライト電源(+)配線とロービーム配線の位置を交換するだけでいいじゃん!
つまり、スイッチの仕組み自体がおかしいのではなく、工場でこの配線作業をした人が間違っていただけだと思います。(たった3本なのに間違うもの?という疑問は脇に置いときます)
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しかし時すでに遅し....。ホットボンドで固定&絶縁して車体に組み込んでしまっているので、修正するためにはもう一度バラさなければなりません^^;
手直し作業は少し手間なものの、スイッチボックスの値段が千円なのでさほど精神的なダメージはないのが救いです。
解決方法が見つかったのでもう一個再注文して対処しようと思います。
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今回の作業に合わせて、前回のヘッドライト交換時の配線・既存のウインカー配線もさらにダイエットさせたので、だいぶボリュームが小さくなりました。
ヘッドライトを無理に押しつけなくても固定できます^^
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スイッチの取り付け完了の図です。
ディマースイッチの修正が積み残しとなりましたが、その他の機能はすべて正常に動作して一安心です。
コンパクトかつブラックに統一されたスイッチボックスで、ハンドル回りがかなり落ち着いた印象になったと思います。
ハーネス作成に手間取った分、喜びもひとしおといったところでしょうか。
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左側の拡大写真。
カスタムスイッチの上はライトのON/OFFで、押し込まれた「ON」状態になっています。
下のボタンはパッシングなのでモーメンタリーボタンを指定してています。
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右側の拡大写真。
上のスイッチはスポットライトのON/OFFで、デフォルトの「OFF」状態になっています。
下のボタンはセルスタートを割り当ているのでモーメンタリーボタンを指定してています。
スロットルホルダーと金属の質感が揃っていい感じになりました。
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前から見たスイッチボックスの裏側はこんな感じです。
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実はまたハンドルバーも別なものに交換しています...^^;
現在はZETAのクロスカブ用ハンドルバーを装着し、ライザーも30mmアップのみにしてあります。
ttps://www.amazon.co.jp/gp/product/B08DF7S5HN/
運転時のポジションと見た目のバランスで、今現在の最適解としていますが、また気が変わるかもしれません^^;
あとは左側のブレーキマスターシリンダーも右と同じブレンボのRCSラジアルマスターに変えてあります。
フットブレーキと連結されているので、右側と違ってフィーリングの向上は見込めませんが、シンメトリーな見た目アップくらいの役目は果たしているかと^^;
そのうちに左(リア)ブレーキをやめてクラッチコンバージョンキットを導入したいと考えています。
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盆栽いじりも程々にして走らないとね
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