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大都会パート12のブログ一覧

2012年12月31日 イイね!

年末も平常運行! バイオレット・オースター・スタンザのお話

年末年始の休みは28日から1日まででして、29日の夕方は同級生のみん友たんぼうさんと飲む予定でしたが、まさかの風邪でダウン (> <;)。ようやく昨日の夜あたりから復活いたしました。

貴重な休みを2日位棒に振ってしまいましたが、年末も平常運行でいつも通りのブログを再開です♪

mario0470さんからリクエストの「オースター」とギン210さんからリクエストの「スタンザ・リゾート」をまとめてバイオレット・オースター・スタンザ、A10系のお話をさせていただきたいと思います。

まず昭和52(1977)年5月、バイオレットとオースターが登場。
バイオレットは先代710系のフルモデルチェンジでしたが、

先代はリヤサスがセミトレーリングアーム独立の足廻りを持つスポーツバージョンのSSSが存在してましたが、A10になってからはファミリーグレードのGL系で占められており、サスペンションはオースター、スタンザ含む全車フロントストラット、リヤ4リンクリジットでした。


ボディバリエーションはバイオレット、オースター共に
セダン


オープンバック


バン


の3種類(以上の画像はバイオレット)

オースター

オースターの3ドアはマルチクーペと呼ばれてました。

エンジンは1600ccのシングルキャブ(L16)グロス100psとEGI電子制御燃料噴射装置(L16E)110ps、1400シングルキャブ(A14)80psの3種類。

L16Eエンジン

バイオレットにもハイパワーのL16Eエンジンがあったにも関わらず、ファミリー向けのGL中心でタコメーター無し、ミッションもATと4速MTしか設定がありませんでした。

バイオレット1600GL-Lのインパネ

対してオースターはタコメーターや油圧計も装備、5速MTの設定もあり、こちらはスポーティな設定になっておりました。

オースターCS-ELのインパネ

追記: 当初オースターはバイオレット・オースターの名でデビューし、バイオレットのスポーティバリエーションの一端を担っていたそうです。Gure様ありがとうございます。

少し遅れて昭和52(1977)年8月、我がサニー・エクセレント1600の事実上後継としてスタンザがデビュー。

サニー・エクセレント1600


スタンザ・マキシマGT-E

スタンザは他の2車と違い、豪華さを強調した車種でエンジンは1600(L16、L16E)のみ、ボディもセダンのみ、ヘッドライトは当時の日産の上級車種セドリック&グロリア・HTブロアム(331)を思わせる角目2灯と独自の雰囲気を持ったクルマでした。


スタンザ・マキシマX-Eのインパネ

デビューの翌年5月、1600のエンジンがZ16エンジンに換装


L型ではヘッドがインテークとエキゾーストが左側上下配列のターンフロー方式でしたが、Zエンジンでは右側にインテーク、左側にエキゾーストと一般的なクロスフローになったのは良かったのですが・・・

1気筒あたりプラグを2本も使うプラグのムダ遣いエンジンでした。

その後9月にバイオレットにスポーツグレードの1600GXと11月にスタンザに1800(Z18E)が追加された後に昭和54(1979)年6月マイナーチェンジ

オースターGT-Eの雑誌広告

バイオレット、オースター共に角目ヘッドランプになり、オースターのみ1400が落とされ、1800が追加となり、GTグレードが追加されます。
ステアリングがボールナット式そのままにステアリングギヤの変更があり、16.5対1から18〜20.5対1のバリアブルレシオに変更されました。
月刊自動車79-9号のバイオレット1600SGX-Eのインプレッションによると、操舵力は軽くしたようだが、直進付近からの切り込み時の反応は以前よりやや鈍くなったように感じる。ワインディングロードではステアリング操作が忙しくなってしまったようであると記されてます。
これだったら前期型の方が良かったような気がしますねぇ (汗

8月にはいよいよスタンザにリゾートが追加されます。






ギンさんにリクエストされるまで正直このクルマの存在を忘れておりました (汗

更に翌年、昭和55(1980)年4月、バイオレットとオースターにも5ドアが追加されます。

バイオレット・5ドアハッチバック1600SGX-E サンルーフ付


オースター5ドアハッチバック1600CS-L

この2車の方がスタンザ・リゾートより更にマイナーかもしれませんね (汗

バイオレット5ドア、中学の同級生だったこんつぁん家で乗ってました。
画像と同じ白の5ドアハッチバックSGX-Eのサンルーフ付を注文したにも関わらず、納車されたのはシルバーのGL標準ルーフでした。ちょっとかわいそうでしたね。
その後亡くなった親友から聞いた話ですが、免許取って間もない頃、こんつぁんがバイオレットを運転中側溝に脱輪させてしまい、得意になってパンダジャッキを取り出してジャッキアップさせるとズボッとサイドシルにブッ刺さったそうです (爆
この年代の日産車も錆には弱かったですからねぇ (汗

このA10シリーズで大変残念に思う事があります。
あのサファリラリーで4連覇という偉業を遂げたクルマにも関わらず、それに見合ったスポーツグレードを出したり、この偉業を宣伝にあまり使わず販売に力を入れなかった事が悔やまれてなりません。


S110シルビア&ガゼールがA10をベースにしているのは有名な話ですが、

もう少しフルモデルチェンジを遅らせてFJ20Eエンジンを搭載させたスポーツバージョンを追加させて、ラリーでの活躍をリンクさせた宣伝を大体的にやっていればこのクルマの評価が全く違っていたかもしれません。

そして熟成不足で早く出し過ぎて大失敗とされた時期型T11も

市場をじっくり見据えながら熟成させてデビューさせ、もしかしたら初代FFビスタ&カムリや初代FFコロナを喰う人気車になってたかもしれないかと思うと残念ですね。

おまけ
ダイヤペット 1/40 オースター1600マルチクーペ


これは私が今も実家で温存しているのと同じ物でして、プロポーションも良く大変気に入っております。
因みに私のはグリーンメタリックで画像はミニカーの本からスキャンしたものです。

さて平成24(2012)年も間もなく終わりですね。今年1年お世話様でした。来年もまたよろしくお願いします。
ご挨拶ブログは上げませんので、気が向いたら個別にお邪魔させていただきます。それではまた。
Posted at 2012/12/31 11:27:20 | コメント(12) | トラックバック(0) | 日産車 | 日記
2012年12月24日 イイね!

最悪だったクリスマス・イブの思い出

皆さん楽しいクリスマス3連休を楽しまれたでしょうか?

私はサービス業の辛い所でずっと仕事でやっとこさ明日休みです。

今夜はクリスマス・イブですが、振り返ればいい事よりも嫌な事の方が圧倒的に多かったですねぇ。
イブ直前に振られたりとか、色々ありましたが、一番最悪だったのは働き始めてから2年目の時でしたねぇ・・・。

その日はとても忙しくて残業で帰りが遅くなり、街はクリスマス・ムード満載で道行く人はカップルばかり。
彼女はいないし、仕事で体はクタクタだしで何となくイライラ・・・。
こんな時は早く帰るに限ると当時の愛車である



このクルマにささっと乗り込み、走らせたのでした。

仙台市内で一番長いトンネルを走行中、ストレス発散とばかりにG23Bエンジンの実力試しだと最高速チャレンジをしたところ、おお、調子いい!120km/hメーター振り切ったと喜んだのも束の間。

パァーン!

というケタタマしい音と共に我がミニカ・エコノはみるみる打ちに失速・・・。
仙台一長いそのトンネルの真ん中あたりで止まってしまいました (滝汗

ハザード上げてエンジンルーム開けて点検してみると、ポイントが折れている (汗

すぐ近くにあった非常電話に電話すると (注)携帯電話が普及する以前のお話です
「警察です!」と (爆
当時の私は非常電話の意味をよくわかってなかったんですね (呆

トンネル外にある公衆電話まで1km近く走り、JAFにヘルプしました。
40分くらいトンネル内の愛車の外で待ちましたが、通り行くカップルの乗ったクルマに好奇の目にさらされましたねぇ (汗

来て頂いたJAFのお兄さんが「ポイントねぇ、2〜3年前ならつんでいたんだけどねぇ」と言ってましたがないので自宅まで牽引してもらいました。

JAFと共に帰宅した私を見て母ちゃんと姉ちゃんは驚いてましたねぇ (爆

そんな平成5年のクリスマス・イブの思い出話でした。

それでは皆さん、良いクリスマスをお過ごし下さいね♪

今日の音楽、当時良く聞いていた佐野元春、聖なる夜に口笛吹いて
Posted at 2012/12/24 23:33:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自分 | 日記
2012年12月08日 イイね!

さようならブルーバード・・・

昨日夕方17:18、三陸沖で地震が発生致しました。
強い揺れの割に大きな被害はなかったようですが、皆様はいかがだったでしょうか?
こうした不測の事態に備えて予め非常用の水や食料を蓄えておく、連絡する所を決めておく(近場は電話、メール全く繋がらず、大震災直後は関東在住のふな@さんのメールのみ繋がって後は全くダメでした)事が大切だと改めて感じました。因みに嫁とはお互いの安否確認は関東在住の嫁の従妹に真っ先にメールする事にしております。




さて本題です。
みんカラ内でも多くの方が12月5日に日産の伝統ある名車「ブルーバード」の消滅についてブログをあげてますね。
平成13年に10代目のブルーバードであるU14型が消滅した時点でブルは無くなったと認識しておりましたが、こうして実際ブルーバード名が無くなってしまうと一抹の寂しさが募りますねぇ・・・。

ブルーバード、私が初めて好きになったクルマでした。→参照

歴代ブルーバードで名車とされるのが3代目「510」、6代目「910」、8代目「U12」ですが、これらのブルーバードも日産らしさが具体化された傑作だと私も思います。
だけどブルーバードと聞いて私が真っ先に思い浮かぶ型は未だ5代目「810」型なんです (汗

私が幼稚園児だった1977年、従兄はカラーNO.♯110 レッドの1800SSS-ESハードトップにブルーバードU1800SSS-Eから乗り換えました。

同時期の80クラウン2ドアハードトップにもありましたが、Cピラー部のオペラウィンドウが新鮮でしたね。

ずらり並んだ6連メーター、皮巻きの3本スポークステアリングホイール

とてもスポーティでかっこよかったなぁ。

室内は黒一色で統一


スチールホイールのデザインもカッコ良くて、あえてアルミにしなくてもいいと個人的には思います (笑


SSS系のメーカーOPで選べたアルミはケンメリ後期やジャパンなどと共通でした


オプションといえばディーラーOPのフォグランプ、シャレてましたね。


SSS-ESにはリヤワイパーが標準装備でした。


それとこれもSSS-ESのみ装備でしたが、拡散式のウォッシャーノズルを早くも採用していました。


510、610で全車種(510の2ドアセダン、バン、ワゴンなど1部車種を除く)4輪独立懸架だったサスペンションは
残念ながら810ではSSS系のみになってしまいます。

SSS-ESはリヤブレーキもディスクでした。

エンジンは610からL18Eを継承されましたが、51年排気ガス適合させるため、排ガス装置「NAPS」を採用され、ドライバリティは大幅に悪化


世間的には「迷車」と認識されてますが、自分的には「名車」です。

歴代ブルーバードの中ではグラマラスボディのブルーバードU 610と


最後のブルーバード U14


と共に好きなブルーバードです。

少なくとも10代目U14ブルーバードまでは販売台数に大きな浮き沈みがあったとしても、どのモデルも真剣に手を抜かないで造られたと強く感じます!

ブルーバード、53年もの間お疲れ様でした・・・。
Posted at 2012/12/08 14:44:07 | コメント(7) | トラックバック(0) | ブルーバード 610・810 | 日記

プロフィール

「@コタローさん

昨日はお世話でした🙇
楽しいことはあっという間ですね。
仲間は全部ラーメン屋までの道中での発見でしたよ😀

またよろしくお願いします🙇」
何シテル?   04/22 20:16
嫁殿のお下がりのMC22ワゴンRくん、まだまだ珍しくも何ともないクルマですが、コツコツ直し長年乗り続けているうちに愛着が湧いてかけがえのない家族の一員になりつつ...
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