クランク周り組付

上側がHR15ノーマルクランク。
下側がHR16ノーマルクランク。

ストロークの違いはよ～く見ないと判らんよね。
カウンターウェイトの大きさがチョイと違うよね。

組付け前にクランク角センサー用のシグナルプレートと、フロントプーリーのキーを組み込んでおく。

メインとコンロッドメタルは新品に♪
メタル合わせはコンロッド・クランク・シリンダに印字された刻印で組合表に照らしてチョイス。
数値は1000分台(@_@)

メタルに塗布してるのはワコーズの組付けグリス。

クランクキャップボルトは規定トルク(3.3キロ)で絞め込んでから角度締め(60度)。
※角度締め用のアングルゲージはこのエンジン組みの為に買ったのよ！角度締めって初めて！！
ボルトは伸びや痩せをチェックして再使用、ケチった。
一度パークリで脱脂してから、座面とネジ部にエンジンオイルを軽く塗って規定トルクで締め付け。
組み込んでからグルグルクランク回して渋みをチェック。
パーペキにOK!

これはコンロッドメタル。
新品だしネ、コンロッドとの間には何もしない。
クランクとの接合面にはワコーズの組付けグリスをタップリ塗って組み込むよ。

一度仮組みして、各部当りやシブみのチェック。
メタルのクラッシュハイトも確認。

バラシた状態から本組みに入る前に、パークリで最後のお掃除、エアでホコリとか飛ばしてから作業開始！
組付けグリスとかは指先で塗布。

ピストンの組付けは油でベトベトになってたから画像は無いのね～^^;
ピストンリングの装着は、リング溝にマイクロロンスプレーしてからネ♪

組付けグリスをピストンリングコンプレッサに軽く塗ってドッキング^^
シリンダのツヤツヤ感がサイコーでしょ♪
クランク同様、組みつけてからグルグル回して渋みをチェック、この時にもう一度マイクロロンをシリンダとクランク側にシュワワ～とスプレーしとく。

ブロック下部(オイルパン上部)を装着。
オーリングとかパッキン類も新品に♪

オイルパンも新品！
※これはタマタマ、前に部品で取っておいたヤツ。

オイルパンを装着する前にオイルポンプの油圧リリースバネにプリロードをかけておく、今回は取敢えず1.5mmのワッシャをカマした。
ポンプ駆動用のチェーンやスプロケをサクサク取り付けて、リアシールを装着。

この後はヘッド組付けと同時進行でイクよ～～ん！