クーラーガス添加剤注入

最近いろんなトコで目にするクーラーガス添加剤。

身近な人も｢効果有り！｣と太鼓判を押していたので、半信半疑ながら入れてみる事にした。

オイラはワコーズのPACR(ナンでもカンでもR付けるってのはどーよ？)をチョイス。パワーエアコンレボリューションですと。
画像のサービスバルブを装着する時は、ムシ押しを閉じた状態(ハンドルを上げた状態)にしておく。

仕事では使わないんだけど、R134A用のマニホールドも持ってるのよ～ン♪

青いホースは低圧側のサービスポートに接続、ワンタッチ装着をカチンと確実にハメる、この時点ではムシ押しバルブは閉じた状態にしておく。
赤いホースは高圧側なんだけど、挿さなくてOK(ホース内に流入する無駄な冷媒を放出するから繋げない方が良い)。
黄色いホースはチャージ用、ガス缶に装着したサービスバルブに繋ぐ。

マニはなんとスナッポンよ～ん♪
サイトグラス(バルブ中央の覗き窓))付きだから注入ガスの状態が良くわかるのサ＾＾

ホースを確実に繋いだら、マニ側の黄色ホースを少し緩めてチャージ缶のサービスバルブを開ける(締め込む)。
ガスが緩めたホースから漏れ出てくるので、ホースを締め込む。コレはホース内の空気を抜く行為(エアパージ)。

黄色いホースのパージが済んだら、今度はマニ側の青いホースを少し緩めて、車両側の低圧ポートのムシ押しバルブを開く(締め込む)。黄色ホースの時と同様に青ホースからもガスが漏れてくるので確り締め込む。

コレでホース内のエアパージは完了。

エンジンをかけてエアコンのスイッチを入れる。
エアコンのクラッチが入って低圧の圧力がググッと下がってきたらマニのバルブを｢ゆっくり｣開いて添加剤を吸わせる(急激に吸わせるとACコンプを壊す恐れ有り）。
サイトグラスでガス缶からの添加剤が全部流入したのを確認してから少しアクセルを踏んで回転数をアゲる。
低圧圧力がグインと下がるから、下がりきったトコでマニのバルブを閉める(ホース内の残ガスを少しでも減らす為)。

ちなみにこの作業をやった時の外気温。

ふむ～今年は冷夏と言いながら、30度超えてるとやっぱあっちぃネ。

施工前の吹き出し口の温度測定。
室内循環で18度設定、左右ドアと後部座席窓は全開に開いている状態。
オート設定だけど風量は最大になってる、エンジン回転数は680rpm弱。

で、吹き出し口は18.4度。
吸い込み温がキチンと判らないからアレだけど、熱交換率で言えば施工前でも悪くない･･･というか結構良い状態。

施工後、近所をグルリと一周してきて(エアコン系統内のオイルを混ぜる目的)から施工前と同じ場所で、同じ条件で温度測定。
※室内循環・18度設定で風量最大、ドア＆窓全開でアイドル700rpm弱(走ったから少し回転数がアガった？)。

吹き出し温度が16.3度！！！
コレは走行後10分位エンジンを止めて、エンジン再始動後3～5分位してからの計測。
2度も違う！ナンデ？少しアイドルが高め(油も柔らかくなってるからね)だけど2度の差は大きいね。

走行フィーリングもエアコンON/OFFで殆ど変わらない、ま、これは元々ノートのエアコンはエンジンに与える負荷が小さいのだけど、このワコーズPACRを入れて更に軽減されてるように感じる。

う～ん、不思議。
なんでエアコンの能力が(数値的に)アガってるのに、軽く感じるんだろう？どこかでフラシー坊的なカンジがしてたんだけど、ハッキリ性能アップしたと認めざる得ないね。
素晴らしい！けど不思議～！