マイちゃんVer.3　改め…

ぶった切ったCRリフターはバルブクリアランス調整にだいたい1㎜削るよ。

0.8㎜位削ってからは0.05～0.1㎜削ってはカムをセットしてクリアランス確認を繰り返し。
0.1㎜削るのもかなり時間掛かるから(削り過ぎたらアウトだから超慎重にヤルからね)気が遠くなるくらい時間が掛かるよ(-‗-;

ドリルスタンドにリューターセットしてゴム砥石でショリショリショリ。
0.1㎜の紙と0.2㎜の紙を敷いて厚さ調整。
※とは言ってもゴム砥石もエラい早さで摩耗していくのでマイクロメーターで厚みを確認。

ホントね、バルブリフター硬いよ。
耐摩耗に優れた合金なんじゃろね、なかなか削れんよ。

今組んでるのがマイちゃんVer.3ってコトになるんだけど…もはやマインズコンプリートエンジンの名残は無いから名前変えよう^^;

Ver.3は先代より高回転(も)欲しがっちゃう欲張り仕様にするのだ。
高回転対策の目玉としてはバルブスプリング。CGA3DE用の鬼マッチド♪
コレね、もう10年以上前に今は無きマルホランドさんで100本以上あるスプリングから1本1本バネレート測って揃えたヤツよ♪
大きく重たいIN側バルブでは17㎜荷重時に約30㎏、軽いEX側には28kg。ちなみにノートニスモやジューク用のは20㎏位だよ。

自由長は短いんだけどセット長としては充分、線径太くて男前スプリングよ～ん。

そうそう、バルブクリアランスヤル前にしっかりシートカット＆摺合せもやったよ。
ポート形状は1～1.5世代HRのとは別物。
第2世代(ツインインジェクター)のポートはだいぶ寝てて、良く言えばバキバキのスロート形状なんだろうけど…
コレで入るん？ってカンジ。初期のタンブルポートなんて呼ばれたポートの面影は無いなぁ。
ま、インジェクター位置も変わっとるからグッと絞って強力なスワールを狙ってんのかな～？

よく分からないからスロート部はガッツリ削ってストンと落ちるようなイメージでポート研磨しますた。
今回は時間の節約で鏡面仕上げとか美しいフィニッシュはやらん。

バルブの当たりも先代みたいな攻めたモンじゃない。でも出来るだけ外当たりにね。

IN側1㎜、EX側1.2㎜ってカンジ。

マツダピストン、よく見たらFoMoCo刻印があた～♪

あれ？マツダってフォード傘下から抜けたんじゃなかったっけ？？
よく知らないけどメリケンかぁ～♪

コンロッドは後期仕様(右側)。

ね？ごっついでしょ^^
前期コンロッドは17㎜幅、後期コンロッドは20㎜幅なんよ。

でね、こんなゴツイのに後期の方が軽いのよ！ひゃー最高最高^^

タペットカバーもブラッキーに塗ったった♪

かっくいぃ～♪

完成までもーちょい！
名前考えよーっと^^