NFL2017Week2の感想

Week2は、NHK-BSとG+で1試合がカブったため、3試合を観戦。

バイキングス＠スティーラーズ　9-26

期待していた好カードだったのだけど、自分のイチ推しQBブラッドフォードがケガで欠場。
控えのQBキーナムの出番となった。聞いたことのある名前だな・・・と思っていたら、

2013年シーズンがデビューイヤー、テキサンズの控えを務めていた選手だった。
そこそこ活躍していたQBだったが、その後ラムズとテキサンズを行ったり来たりしたのち、
今季からバイキングスの控えとして移籍してきたそうだ。この人も苦労人だね。

控えとは言え、NFLのQBとしてチームに必要とされるのだから良い選手のはず。。。

一方のスティーラーズで注目すべきは、あのJJワットの弟TJワットが同じ守備の選手として
スティーラーズでデビュー。Week1では２サックを決めて大活躍というから、次世代のスティール
カーテンの要となるかと期待が高まる。

試合は残念ながら、控えQBの実力の差が出てしまい一方的なものとなった。

キーナムの成績は、20/37で６割以下、レーティングで66点と残念なもの。これまでの
キャリアトータルで80点以上を残しているが、それには及ばなかった。

対するスティーラーズのTJワットも、サック・タックルともに記録なし。何度か映像には
出ていたが印象に残るプレイは無かった。

スティーラーズ攻撃陣は、これまで通りプレイオフ常連の強豪らしさがある。
バイキングス守備陣は一級品だが、攻撃陣さえ整えばプレイオフ入りも十分可能だ。



パッカーズ＠ファルコンズ　23-34

こちらも期待の好カード。トータルの攻撃力ではファルコンズが上だが、SBを制した
QBロジャーズの技量と経験値、勝負強さではパッカーズが上、互角の勝負と見ていた。

お互い最初のドライブでTDを取り合い、その後パントを蹴り合うなど前半中盤までは
互角だったが、その後2Qでファルコンズが大爆発、17得点して大きくリードして後半を迎える。

3Qも追加点を上げ、悠々逃げ切るかと思われたファルコンズだったが、4Qで急に
リズムが悪くなり、ロジャーズの反撃もあり、昨季のSBの再演かと思われたが・・・

これまでに何度もヘイルメリーTDパスを決めたロジャーズだが、この日はインターセプトも
1回あり、逆転劇を演じることはできなかった。

両QBの成績を見ると、リードされたロジャーズはパスが多くなり33/50で343y、2TD、
1INTでレーティング91点。ライアンは少な目の19/28で252y、1TDながらインターセプ
ト無しでレーティング108点。この差が勝敗を分けたと言えるだろう。

どちらも十分プレイオフ入りが期待できるチーム。今後の戦いぶりに注目したい。



ライオンズ＠ジャイアンツ　24-10

2週連続でジャイアンツの試合を観られて嬉しいが・・・

例年通りシーズン序盤は振るわないQBマニング弟。昨季は結局シーズン通してそのままで、
プレイオフ入りを逃したが、今季も激戦区NFC東で抜け出るのは難しそうだ。

一方ライオンズは、QBスタフォードが15/21で122y、ヤード数は大したことないが2TDで
レーティング118点。十分合格圏だし、リードした後はランで時間を稼ぐというプレイが
できるようになったということだ。

エースRBアブダラーは17回で86y、ボール保持時間は32:47と十分な数字。パス一辺倒
だったライオンズが、ランも計算できるようになると手強くなるだろう。