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イイね!
2013年02月17日

バランススロットル

他人様のブログで、オートスポーツ2/15号の記事----「日本」と「世界」はどう違う?スポーツドライビング----というのが紹介されていました。
興味があったので購入!
たいへん面白い記事でした。

この中に、
日本人はブレーキを残して進入するコーナリングしかできない。
イギリスを始めとした世界のスタンダードでは「バランススロットル」が基本であり、ブレーキを残したコーナリングは一部のコーナーだけに使用する。
といった感じのことが。

ドラテクマニアの方で「ミハエル・クルムのレーシング『超』運転術」を読まれた方は結構多いのではないかと思うのですが、この本の中で言う「伝統的なライン」というのが、オートスポーツ誌の記事で言う「世界」の走り方の基本、に当たるようです。
「『超』運転術」の中では「究極のライン」として、ブレーキを残した(コーナー内も減速に使う)コーナリングのひとつを紹介しています。
この本、注意深く読まないと、ブレーキを残したコーナリングのほうがバランススロットルを使ったコーナリングよりも優れている、というように思い込む方も出てくるかもしれません。
実際は「コーナーによる」といったところですか。

ちなみに僕ですが、タカスサーキットでバランススロットルのような操作をすることはほぼありません。
最終コーナーのごく短い区間にて緩いアクセルで調整することはあります。
それくらい。
それが正しい/正しくないも分かっていないというか、最終コーナーは難しいので、毎ラップ発生してしまう誤差(ミス)をリカバリーする手段のひとつとして使っている、というほうが正しいかも。
(ちなみに場所で言うと、いったんインから離れるあのあたりです)

僕は基本的に走行中はラインを重視していません。
あくまで「走行中は」であって、コース外にいるときは大事なことだと思っていますが。

他の人のことはまったく分からないので、あくまで僕の場合なのですが、走行中にラインを意識しながら走ると、「タイヤの摩擦円の淵で走るためにしなければいけないこと」が疎かになります。
疎かになる理由は下手だからです。
下手な人は基本的な運転操作を「無意識で行う」ということが出来ません。
だからタイヤに頭を集中させながら走る必要があります。
それに必要な集中力を、例えば頭の容量の80%くらいだったとして、ラインに集中しようと思うと残りの20%では足りません。
なので走行中は基本的にラインに関することはあまり考えません。

「後回し」というやつです。
今はまだ無理なので後でやります…。
ダイエットは明日から!(笑)

ラインを重視して走る場合、理想的なラインというのは遅い速度でもトレースすることが出来ます。
遅い速度であればもしもタイヤの使い方にミスがあっても、ライン重視のリカバリー操作をすると、走行ラインとしてはさほど問題のないように走ってしまうことが出来ます。
しかしそれがラインありきのリカバリーであった場合、「ミス⇒リカバリー操作⇒OK」に慣れてしまうと、同じコーナーで同じミスを何度か繰り返したとき、そこで「変なクセ」がつきます。
僕の場合です。他の人のことはまったく分かりません。
いったん変なクセつくと、なかなか取れないのでこれは本当に最悪です。
頭の中で修正イメージを作るのも大変なのに、走行中は誤ったイメージが「先に」出てしまいますから、それを修正イメージで上書きするのにタイムラグが出ます。
その時間は(たとえ僅かな時間であっても)他のことに頭を使うことが出来なくなります。
練習するにも困るしアタックするにも困ります。
もう本当に最悪です。
あくまで僕の場合です。

ちなみにタイヤのことに集中しながら走ると、コーナー進入でスピードが遅かったとき、「あっこれダメだ」ということでそのコーナーを捨てようという気持ちが出ます。
僕の場合です。
それでいいと思います。
なので変なクセがつきにくい、という感じです。

例えコーナー進入で正しい速度になっていても、走行中の操作ミスでタイヤを使いきれていない状態になることがあります。
ハンドルを切る量が少し多かったり、ブレーキの緩め方が少し遅かったり、そういうミスです。
そのときは結果としてラインも少しズレます。
ラインのことは気にしませんが、タイヤを使いきれる状態にリカバリーしなきゃいけません。
で、最終コーナーなどはリカバリーできる区間が長いので、バランススロットル使うこともあります。
という話でした。
ごく短い区間の調整(ごまかし)はバランススロットルとは言わないかもしれませんが…。

長々と書いた割には低レベルなお話でしたね…ははは(笑)
ごく個人的な感覚の話なので、誰の参考にもならない気がしますが(汗)
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2013/02/17 20:55:52

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こんばんは、
138タワー観光さん

この記事へのコメント

2013年2月18日 22:38
オートスポーツのこの記事興味深いですよね。
僕も買って読みました。
空力影響の大きいクルマは車輌の姿勢をフラットに保った方が空力が安定するので、バランススロットルが有効らしいですね。
ただ、F1のロガー(ハミルトン公開)を見ても、パっと見でバランススロットルがわかるようなところはない気がしました。
コメントへの返答
2013年2月19日 21:02
充実した内容でした!
F1くらいになると空気抵抗も大きそうですから、どのくらいのアクセル開度で"フラット"になるのか、あまり想像つかないですね。
コースにもよるでしょうから難しいですね。
ロガーはハッキリとは出ないですか…。

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福井のロードスター乗りです。 ロードスターは現在休眠中。 タカスサーキットをホームコースとしてサーキットアタックしていました。 GPSロガーの結果を元...
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