スバル360のフロントサスペンション調整。

特に二人以上で乗車して、良くない路面を走行する際、フルバンプ時に右前輪がフェンダーに干渉していました。その影響からか、フェンダーの塗装に割れが発生。どうも、フロントの車高が低いようです。車高を上げるべく、作業しました。

フロントのナンバープレート下から覗いてみると、このような構造があります。赤いナット（緩み止め）を緩めた上で、青いボルトを締めこんでいくことで、トーションバーのテンションを上げる（＝車高が上がる）と言う仕組みのようです。

緩み止めナットは、何ともレアな23mmサイズ。コーケン製ディープソケットを用意しました。ソケットはディープでないと使えません。ただし、ナットそばの形状により、初めからディープソケットをセットすることが出来ませんでした。23mmのスパナで少し緩めてから、ディープを使いました。スパナだけだと緩める作業が大変ですので、やはりディープソケットはあった方がいいと思いました。

ナットが緩んだ状態です。黒の錆止め塗装が剥げてしまいました。

センターのボルトを12mmで締めていきます。これは何というか、締めてはゆすったり走ったりして車高やフルバンプ具合を確認しての繰り返しでした。

調整が済んだら、最後は錆止めを施します。愛用のホルツアンダーシールドを使用しました。

556を使用していたので、あらかじめ脱脂してアンダーシールドを塗布。

外観上の車高は、若干上がったかな？と言うレベルですが、乗ってみると悪路走行時のタイヤとフェンダーの干渉は劇的に減りました。しばらくはこのセッティングで様子見しようと思います。