【小ネタ】BP5 サクションパイプ横 エアバイパスパイプ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
BGM 旧支配者のキャロル
https://www.youtube.com/watch?v=QNcs25THDBk
知ってる人は知っている、サクションパイプ横からブローオブバルブをつなぐエアバイパスパイプです。
昨今アーシングの位置調整なんかやってる時、ふとパイピングを見直していたところ、ホースバンドが緩んでるのを発見。
ここを締めこんだらかなり夢見心地のターボトルクを味わえるようになったのでご満悦だったのですが、2日ぐらいすると妙に滞留を感じるようになりました。
まさかと思いつつもエンジンルームを覗いてみると、ホースバンド下のゴム地がなんか浮いてる…
慌てて外してみるとこんな状態でした。
しばらくは伝家の宝刀ダクトテープ多重撒きでごまかしてましたが、微妙に漏れているのか以前ほどのトルクが感じられず、今回交換となります。
2
よもやの新品です。
オークションで時々中古が流れてくるのですが、15年単位で使ったゴムを含むパイプですので新品の方が安心できるでしょう。
型番:14465AA070 エアバイパスパイプ
モノタロウさんで\4,741(税込)です。
もしかしたら前期後期で型が違うかもしれないので、同じもの買う方は下調べ推奨です。
アプライドBのスペックBではこちらの品番で大当たりでした。
3
作業は簡単です。
①インタークーラー外す
②前面のエア計センサーをブラケットごと外す。(※デューティソレノイドバルブのホース抜いたりぐらいはありますが)
③ホースバンドを外して捩じってエアバイパスパイプを交換
インタークーラーなんかもう15分で外せますよ…へへ…
4
前面のエア系センサー類をブラケットごと外してます。
この辺は先輩方のサクションパイプ交換記事を見ればわかりやすいでしょう。
とりあえずセンサー類のカプラー外して圧力センサーのホースとデューティソレノイドバルブのホースを復元しやすいように互い違いに外してあげれば後は知恵の輪です。
パイプ外すだけならこのセンサーまで外さなくていいかもしれませんが、作業のしやすさが段違いなので外してしまいます。
5
狭すぎてIphoneのカメラが絶妙に作業場所を映しにくいですが、目標のホースバンド部です。
ここは純正ではホースクランプになっていて、ホースが固着して外しにくい難所になっています。
サクションパイプが一体型のため、エアフィルタ掃除するたびにここを外す必要があるのでホースバンドに交換しましたが、精度の悪いホースバンドだとすぐ緩んでしまいます。
緩んで、締めてを繰り返し、ホースクランプにはないネジ溝をパイプに擦り続けた結果今回の破断となりましたので皆さんご注意を。
純正でここのホースクランプを攻略するときは結構大き目のウォーターポンププライヤと鉤状のピックツールの使用を推奨します。
クランプを開きっぱなしにするのにも力が要りますし、固着したホースを引き離すのにも力が要ります。
あと絶対冬場作業は避けてください。
ホース類が固くなって抜けにくくハマりにくい状態なので、絶対に長時間作業化します。
最悪の場合、固くなったホースやセンサーのノーズを折ってしまう可能性もあります。
(※私はデューティソレノイドのノーズを折りました)
6
摘出した応急処置品と新品比較です。
型番を画像検索して確信のないまま注文したので、前期後期の差で長さが違ったりするかもと思ってましたが、杞憂に終わりました。
7
後は交換して締め付けするわけですが、同じ轍を踏まないように、ホースバンドに汎用ガスケットを巻き込んでクッションにします。
これだけでもネジ溝のギザギザの攻撃性が下がってくれるはず。
8
後は捩じりながらホースを差し込み、ホースバンドをガスケットごと締め付けして、もろもろ外したものをもとに戻して完了です。
効果はもう最高。
ターボ車ってこの手のエア漏れがあると不調になるんだなってよくわかりました。
というかサクションパイプ交換からずっとここの部分の締め付けが弱く、本来の性能を出せてなかったんだと思います。
マニュアルモードでギアを落とした時のつんのめりが消えたり、初速の加速の段差が消えたり、アクセルで曲がる時の重心の動き方がはっきりしたり、特に上り坂のトルクっぷりが尋常じゃないです。
みんなこんないい車乗ってたのかよっていうぐらい進み方が若返りました。
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