【小ネタ】BP5 マッキンミッドスピーカー　ステー加工

【ご注意】
今回はマッキン搭載車しか参考にならないと思います。

【作業概要】
マッキンフロントドアバススピーカーをカロッツェリアに置き換え済です。
その際、社外バッフルを取り付けたためミッドスピーカーのステーのネジ取り付け部がなくなり、ミッドのステーが宙に浮いてるので何とかします。

ドア内張剥がしは各種先輩がわかりやすく説明していただけているので大体私がいつも気を付けてるところを中心に。

ドアハンドル裏のネジ部ですが、いかにもここからドライバ入れてくださいという切り欠きが上部にありますがこれ罠です。

正解は覗き込んだ位置により大きな隙間があるので、ここからピックツールや内装剥がしを入れて捩じってあげるとあっさり外れます。

上の切り欠きからだと縦に線傷を作ってしまうのでこの方法をお勧めします。

後は当たり前といえば当たり前。
ネジリベット外しはバススピーカーとは逆の方からアプローチした方がいいでしょう。
コーンに傷入れちゃうこと考えたら当然ですね。

あとはまぁ、ドアパネルにいきなり内装剥がしをガシガシこすりつけると革が痛んじゃいますので、適度にパネルを浮かして内装剥がしを差し込むぐらいでしょうか。

ドアワイヤーの玉掛けはカバーを開けて切り欠きからワイヤーを抜けばあっさり外れると思います。

構造がよくわかってない内は一人でドアを支えながら玉掛けを外すのが難しいと思いますので、誰かにパネルを保定してもらいながら外した方がいいと思います。

なれれば一人でもひょいひょいできてしまいますが、足元に段ボールを置くなど、底面を削ってしまわないようにしましょう。

さて今回のメイン作業箇所です。
コードがかぶってわかりにくいですが、本来ネジ穴ステーがあるべきところが、社外バッフルを入れてるため宙ぶらりんです。

いい音は土台で決まるので、当然ミッドの音がかなり中抜けな感じに。

おまけに微妙にステーがバススピーカーに接触してるのでたまにビビりも…。

なのでミッドスピーカーの足をヤスリで削ります。
加工とは言え本当に元に戻せなくなるのも嫌なので、3ミリ程度削ってバススピーカー外周に接触しない程度に加工します。

で、削っただけだと結局ミッドの足が宙に浮きっぱなしになってしまうので、ホームセンターで買ってきた緩衝ゴムをカッターで3センチぐらい切り出しし、平面を整えて両面テープで足に貼ってしまいます。

ケーブル類のせいでものすごく見えにくいですが足とドアの間に先ほどのゴムを張り付けてます。

コツはややゴムを太めに切り出すことでしょうか。
ビスでゴムにねじ込むことも考えたのですが、ゴムでネジがちゃんと保定できるかも怪しいので反発力で足の動きを抑制します。

効果は…浮きっぱなしよりは全然いいですね。若干引っ込み気味になってた声が一歩前に出てくれた感じになります。

小ネタとしてはこの辺ですが、大体2日かけてフロントドアのデッドニングをやり直しました。

デッドニングのコツはやっぱりあれですね、時間に余裕をもってやること。

デッドニング+スピーカー入れ替えとか欲張ってしまうと、制振材の切り出しに現車合わせ、ケーブルの引き回しにネットワークボックスの収納場所決め等想定外の作業がどんどん発生してあっという間に日が落ちてしまいます。

当然慌てたらあちこち穴をあけてしまったり、最悪配線不良のままパネルを閉じて「あれ？ツィーターが1個鳴ってない…」なんてことも。

私もご多分に漏れずそんな状態だったので、せっかくの機会ということであちこち追い半田したり配線に緩衝材撒いたり忙しい2日間でした。

【おまけ宣伝】
今って…ビエネッタのカップバージョンなんてあるんですね…
昔あこがれたあの味が150円ぐらいで小分けにされてスーパーに並んでました。

急に気温が上がったので休憩時にいただきましたが今食べてもゴージャスな味です。