山奥の寺や道の駅によく行きます。必ず通るのがヘアピン続出のクネクネ坂道。
下り坂、ストップランプ頻繁の車、直線になると、それこそストップランプ点けっぱなし、前へ進むのは、アクセルじゃなかったっけ!
オーバードライブのカットボタンは、もうついていない?2レンジ、Lレンジもついていない?シフトレバーに触れるのは、スタートとバックの時だけ?
こんな時、ブレーキが利かなくなって、坂道で横転したバスのことを、いつも思い出します。
話はちょっとかわって、ATのバイクの場合、クネクネ急坂を下るときは、どうしたらいいでしょう?
ブレーキをかけると、クラッチが切れてニュートラルになってしまうので、逆にスピードが増してしまうことになり、それこそ、ブレーキを頻繁にかける羽目になってしまいます。
ブレーキをかけず、アクスルワークで、クラッチが切れる寸前のところ、3000回転ぐらいを保つと、エンジンブレーキが絶妙に効いてくれるます。
それでも、加速してしまうような超急坂では、アクスルグリップを戻さず、そのままにして要所でブレーキングします。(こんな時、2本指で操作できるショートレバーがものを言います)車で言うと、まさに、ヒールトゥーのような操作になります。
では、クネクネ急坂の上りは、どうしたらいいでしょう?それは、何のことない、車でもバイクでも簡単そのもの、ブレーキをかけず、アクセルワークで十分です。なぜなら、アクセルを緩めたとき、地球の重力が勝手にブレーキをかけてくれるからです。シフトダウンしているので、アクセルを踏み込めば、また力強くのぼってくれます。
まとめると、車もバイクも、MT車の運転が身についていれば、実は、何でもないことなのでは、ないでしょうか。それともう一つ、無用なブレーキングが、渋滞を引き起こす最大の原因だと思います。
Posted at 2023/05/14 10:11:19 | |
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運転技術 | クルマ