10年立ちました。
就職してからも遊んでいた同級生が突然、亡くなった。犠牲になったんです。
3.11は私は川崎市に住んでいました。停電でTVが見れなかったんですが、当時地デジチューナをつけていたプレサージュで暖をとりTV見ていたんです。
実家はもうないと思いました。幸い床下浸水で済んだんですが。
彼には2週間近く毎日電話したんですがつながらず、気持ちでは半分予想できていたものの、反面携帯が壊れた、充電できていないと諦めない気持ちを持っていました。
3週間目に携帯が鳴ったので、避難してたんだなとおもったら出たら宮城県警でした。犠牲者の財布に名刺が3枚あり、お電話しましたと。
そうです、彼には部署が変わる度に名刺を渡していたんです。
免許証は車に置く人だったので、身分証明書がなく私が故人として掲載されるところでした。お聞きしたところ身元がわからないということでお伝えしました。
彼は造園会社社長で、近所の家の庭の剪定をしていたようで、その作業中に地震が。
フェンスが倒れたらしく、心優しい人だったので、その家の方のフェンスを片付けていたという目撃情報はあったんですが、その後は津波がきてその場所はもう跡形もありません。
どうも、一度避難した形跡はあるんです。会社のライトバンで山の方に爆走していたようだが家の方向に戻ったようです。携帯のGPSでわかったのは1年後のことでした。
川崎は別の問題に直面しており計画停電。これは福島で電気がつくれなくなったことが最大の要因。一時的なものと思っていたら、放射線が漏れ出たと。
それから農産物は植えることもできなくなり風評被害。
津波で体一つどころか命も無くし、さらに関東圏のために電力を作ってたのに放射線風評。自分の街ではなく関東の電力。
もうその感謝も関東人は忘れて当たり前に生活しているんではないだろうか。
現地では道路や家は整備されたが、あのときと何も変わってないんです。
未だに福島は家に帰れていないんです。なんで福島だったんだろうと思います。
どれもこれも何も考えていない国のせいだろう。
原発は安全ですと根拠のないことを言い、多額の税金を現地に支払い、住民に裕福な生活をさせていた。今度は事故って避難させ惨めな生活をさせている。今も現在進行形。
変わったのは外見だけで中身はまったくあの日のままなんです。
コロナで会食しているなど出ているが、大震災以降、国会議員の報酬自主返納などまったくない。あなた方の不始末なのに人ごと。今回も税金を多額につかっても報酬返納はしていない。未だに密で国会している。何も変わっていない。
集まるために車を使う、それも高級で二酸化炭素出して。それで今度はEV化だそうで。
正直言えば議員半分にすればできていない復興、コロナ対策、地球環境はよくなるんじゃないのかな。
写真は2011.3.12早朝の宮城県亘理町の衛星写真。色が変わっている部分が浸水した場所です。結構な範囲です。
未曾有の震災の教訓忘れてる。一番忘れてはいけない方々が。
亡くなった方はそいつらを退治してほしいな。
横山くん、一発彼らに罰与えてくれよ天国から。
Posted at 2021/03/11 23:50:42 | |
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